#author("2024-08-04T22:21:39+09:00","","")
#author("2024-08-11T20:24:44+09:00","","")
*上位種 [#la00d597]

[[類似カード]]と比較して[[コスト]]、[[パワー]]、[[能力]]などが全体的に高い[[カード]]のこと。
[[能力]]においては、単純なサイズアップカードを指すだけでなく質が上位のカードのことを指してもいる。

***呪文における例 [#n752a28b]
例1:[[《ガード・グリップ》]]に対しての[[《クアトロ・ブレイン》]]
([[コスト]]、[[能力]]が高い)

例2:[[《ガード・グリップ》]]に対しての[[《クリスタル・メモリー》]]
([[コスト]]が高く、[[能力]]の質が上位)

***クリーチャーにおける例 [#sa2872cb]
例1:[[《暴発秘宝ベンゾ》]]に対しての[[《妖舞皇女ユリア》]]
([[コスト]]、[[パワー]]が高い)

例2:[[《妖舞皇女ユリア》]]に対しての[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]
([[パワー]]、[[能力]]が高い)

例3:[[《暴発秘宝ベンゾ》]]に対しての[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]
([[コスト]]、[[パワー]]、[[能力]]が大きい)

これらの関係性を簡単に図で表すと
[[《暴発秘宝ベンゾ》]]→[[《妖舞皇女ユリア》]]→[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]となる。
この図が示す通り、2枚の関係性だけに収まらず複数連なっていくことももちろんありえる。

-これと対をなす概念として「[[下位種]]」がある。

-狭義の意味では「ある[[カード]]と比較して、同じ[[効果]]を持ちながら[[コスト]]、[[パワー]]などが大きい[[カード]]のこと」のみを指す。こちらはその性質上[[クリーチャー]]に対してだけ用いられる。([[クリーチャー]]以外の[[カードタイプ]]には[[パワー]]の概念がなく、同じ[[効果]]で[[コスト]]が大きい[[カード]]は基本的に[[下位互換]]に分類されるため。)

-[[エキスパンション]]において、[[レアリティ]]ごとなどに分けられて何枚か作られ、[[サイクル]]の様な形になることがある。上記のクリーチャー3種は同弾収録であり、その好例。

-[[上位互換]]とは違う。そちらは同じコストでありながら完全に性能が上回っているもの、または軽いコストでありながら同じ性能であるもの、あるいはその両方を指すが、こちらは[[マナコスト]]に比例して性能差が生まれており、どちらが強いどちらが上とは一概に言えない。

-一般に[[フィニッシャー]]性能や[[除去]]されにくさが重要な場合は上位種が優先的に使われる。一方、それらよりも軽さや早さが重視される場合には[[下位種]]が使われる。

-[[カードプール]]の増加によるさまざまな[[メタ]][[能力]]を持つ[[クリーチャー]]の登場や[[高速化]]などにより、同じ[[能力]]なら早く使える方が重視されてきており、単純な上位種の登場は年々減っている。
[[コスト]]の高い[[カード]]は能力の数を盛られることが増えている。ある[[下位種]]に対して能力の数で上位種となっているカードは、その基準となる能力以外の能力で活躍していることもザラ。このような場合、上位種・[[下位種]]という比較で並べられてもピンとこない場合がある。
[[コスト]]の高い[[カード]]は能力の数を盛られることが増えている。ある[[下位種]]に対して能力の数や追加効果で上位種となっているカードは、比較の軸となる能力以外の能力で活躍していることもザラ。このような場合、上位種・[[下位種]]という比較で並べられてもピンとこない場合がある。

**参考 [#j8fdbe17]
-[[用語集]]
-[[類似カード]]
-[[下位種]]

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