上位種

類似カードと比較してコストパワー能力などが全体的に高いカードのこと。
能力においては、単純なサイズアップカードを指すだけでなく質が上位のカードのことを指してもいる。

呪文における例

例1:《ガード・グリップ》に対しての《クアトロ・ブレイン》
コスト能力が高い)

例2:《ガード・グリップ》に対しての《クリスタル・メモリー》
コストが高く、能力の質が上位)

クリーチャーにおける例

例1:《暴発秘宝ベンゾ》に対しての《妖舞皇女ユリア》
コストパワーが高い)

例2:《妖舞皇女ユリア》に対しての《黒神龍ブライゼナーガ》
パワー能力が高い)

例3:《暴発秘宝ベンゾ》に対しての《黒神龍ブライゼナーガ》
コストパワー能力が大きい)

これらの関係性を簡単に図で表すと
《暴発秘宝ベンゾ》《妖舞皇女ユリア》《黒神龍ブライゼナーガ》となる。
この図が示す通り、2枚の関係性だけに収まらず複数連なっていくことももちろんありえる。

  • これと対をなす概念として「下位種」がある。
  • 上位互換とは違う。そちらは同じコストでありながら完全に性能が上回っているもの、または軽いコストでありながら同じ性能であるもの、あるいはその両方を指すが、こちらはマナコストに比例して性能差が生まれており、どちらが強いどちらが上とは一概に言えない。
  • 一般にフィニッシャー性能や除去されにくさが重要な場合は上位種が優先的に使われる。一方、それらよりも軽さや早さが重視される場合には下位種が使われる。
  • カードプールの増加によるさまざまなメタ能力を持つクリーチャーの登場や高速化などにより、同じ能力なら早く使える方が重視されてきており、単純な上位種の登場は年々減っている。
    コストの高いカードは能力の数を盛られることが増えている。ある下位種に対して能力の数や追加効果で上位種となっているカードは、比較の軸となる能力以外の能力で活躍していることもザラ。このような場合、上位種・下位種という比較で並べられてもピンとこない場合がある。

参考

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