#author("2024-10-21T10:56:37+09:00","","")
#author("2024-11-09T19:05:16+09:00","","")
*&ruby(でんせつじゅもん){伝説呪文};サイクル [#fd9a3fee]

|切札の伝説 UC 火/自然文明 (4)|
|呪文:ジョーカーズ/チーム切札|
|このカードを自分のマナゾーンに置いた時、自分の手札にある多色カードを1枚、相手に見せてもよい。そうしたら、このカードをアンタップする。|
|次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|▶︎相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。|
|▶︎バトルゾーンにある相手の、コスト2以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。|

[[DMEX-14]]で登場した、[[多色]]呪文による[[サイクル]]である。

以下の共通する特徴を持つ。
+[[十王篇]]のチーム[[種族]]を持つ。
+そのチームまたは王国の色の[[多色]]で、[[コスト]]4アンコモン呪文である。
+手札にある他の[[多色]]カードを見せることで、マナゾーンに疑似[[アンタップイン]]できる。

一番の注目点は3。多色でありながら、アンタップマナとしてマナゾーンにおけるため、[[色事故]]要因になりづらい。

厳密には、[[アンタップ]]で置かれるのではなく、[[タップ]]状態で置かれた後にアンタップする。したがって、ルールによる[[タップイン]]以外に[[《フェアリー・ソング》]]や[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]などのカードの[[効果]]によって[[タップイン]]した場合でも、条件を満たせばきちんとアンタップマナになってくれる。

[[多色]]を多用する[[デッキ]]においては[[マナ基盤]]にもってこいの能力。[[文明]]こそ違うが、''最大40枚''もデッキに投入出来るので、デッキのテンポロスを補うのには十分。

しかし、その分[[呪文]]としての性能はかなり控えめであり、疑似アンタップイン能力を除いた時の性能は2コスト分は損している。

[[王来篇]]ではマナゾーンに疑似アンタップインできる[[キング・セル]]が登場した。
そちらは手札に別の多色を用意しておく必要はないが、手札から置かれた時限定のアンタップインできるため、このサイクルの立場が危うくなった。キング・セルは[[合体]]まで到達しなければ[[手打ち]]で発揮する効果は持たないが、このサイクルも積極的に手打ちで使いたいカードではないのが厳しい。

-[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がいる場合も「マナゾーンに置かれた時」の能力は[[誘発]]する。しかし、[[効果]]は[[無視]]されるので[[解決]]することができない。つまり、多色カードを見せたり、置いた呪文をアンタップさせることはできない。
--同時に[[誘発]]した[[スペース・チャージ]]等により[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を[[除去]]できた場合、[[解決]]できるようになる。


**一覧 [#u34c8e14]
|~[[サブタイプ]]|~[[カード名]]|~[[文明]]|h
|[[チーム銀河]]|[[《銀河の伝説》]]|[[光]]/[[水]]|
|[[月光王国]]|[[《月光の伝説》]]|[[光]]/[[闇]]|
|[[チームボンバー]]|[[《ボンバーの伝説》]]|[[光]]/[[火]]|
|[[暴拳王国]]|[[《暴拳の伝説》]]|[[光]]/[[自然]]|
|[[チーム零]]|[[《零の伝説》]]|[[水]]/[[闇]]|
|[[美孔麗王国]]|[[《美孔麗の伝説》]]|[[水]]/[[火]]|
|[[チームウェイブ]]|[[《ウェイブの伝説》]]|[[水]]/[[自然]]|
|[[鬼札王国]]|[[《鬼札の伝説》]]|[[闇]]/[[火]]|
|[[不死樹王国]]|[[《不死樹の伝説》]]|[[闇]]/[[自然]]|
|[[チーム切札]]|[[《切札の伝説》]]|[[火]]/[[自然]]|

**その他 [#x90befda]
「伝説」という単語はこのサイクル以外でも使われている。
言うまでもないが、先に登場していた[[《希望と勝利の伝説》]]や[[《無双と竜機の伝説》]]といったカードは、この伝説呪文サイクルの特徴とは一致していない。

MTGの多色土地は条件を満たせばアンタップインで置けるものも多く、このサイクルもそれらから来たものだろう。
特にパック『イニストラードを覆う影』収録の、通称「シャドウランド」と呼ばれる土地カードサイクルに近い。こちらも特定のカードを手札から見せることでアンタップインされる。
ちなみに、そちらは条件を満たしても、別のカードにタップインを強要されたらタップして出すほうが勝つ。

[[フレーバーテキスト]]には各チーム・王国のその後の様子が書かれている。


-[[《暴力類 アバレマックス》]]とは特に相性がよく、一気に増えたマナをフル活用出来る。

**参考 [#q07349a9]
-[[用語集]]
-[[呪文]]
-[[十王篇]]
-[[MAX呪文]]
----
公式Q&A

&tag(サイクル,呪文);
&tag(用語集,サイクル,呪文,マナゾーンに置いた時,多色サポート,見せる,自己マナ回復);