#author("2023-05-01T05:32:21+09:00","","")
#author("2023-05-10T11:56:46+09:00","","")
*&ruby(きほん){基本};セット&ruby(はいけい){背景};ストーリー [#s2bb8b0a]

#contents

**該当弾 [#p87a7ca4]
-[[DM-01 第1弾>DM-01]]
-[[DM-02 第2弾「進化獣降臨」>DM-02]]
-[[DM-03 第3弾「超戦士襲撃」>DM-03]]
-[[DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲」>DM-04]]
-[[DM-05 第5弾「漂流大陸の末裔」>DM-05]]

***概要 [#xdb51678]
このシリーズの[[背景ストーリー]]は天災に端を発して生存競争を行うという、後年のシリーズでテンプレとなった「侵略する敵方とそれに対抗する主人公サイド」という構造とは一線を画する。この辺りは本家[[Magic:The Gathering]]の影響をかなり受けていると言える。

*[[DM-01 第1弾>DM-01]]〜[[DM-03]] [#c2ed1b4e]
5つの[[文明]]が共存していた太古の昔、そこは、この世のどんな場所よりも活気に溢れ、平和だったと言われている。
5つの[[文明]]は互いを尊重し、決して交わることが無かった。
誰もが心のままに暮らし、どの[[文明]]も独自の文化を育んでいた。
あの運命の夜までは―――。

運命の夜、[[フィオナの森]]を不思議な[[オーロラ>《逆転のオーロラ》]]が覆った。その美しさに誰もが息を飲み、ただただ見つめていたという。

突如、世界の中心で謎の大爆発が発生。世界各地が崩壊と災害に飲み込まれ、5大[[文明]]の均衡は崩れる。平和の時代が終わり、生存をかけて[[文明]]間戦争が始まる。

大爆発によって最初の被害を受けたのは[[闇]][[文明]]の地下都市。ここは崩れ落ちる岩盤と炎で壊滅する。
それによって苦しみにもがく[[闇]]の住民達は、地上進出のために[[自然]][[文明]]の[[フィオナの森]]を襲う。
[[パラサイトワーム]]達の暴挙によって美しかった[[フィオナの森]]は[[破壊]]された。
なすすべもない[[自然]][[文明]]はひたすら逃げ惑い、助けを求めた。
しかし荒れ果てた森に舞い降りたのは救世主ではなく[[デーモン・コマンド]]であった。

勢いづくばかりの[[闇]]に対し、[[自然]]界一の力をほこる[[銀髭団]]が、ついに立ち上がった。
そして、大地をおおいつくした断末魔の叫びが地中深くに届いたとき、奇跡は起きた。百年もの間眠り続けていた[[クリーチャー]]、[[ジャイアント]]が目を覚ましたのだ。

一方[[水]][[文明]]もまた水中都市を失い、戦闘集団[[火]][[文明]]への侵攻を計画した。
それは[[電脳>リキッド・ピープル]][[文明]]がはじき出した完璧な計画であるはずだった。
しかし[[水]]軍団は[[ロック・ビースト]]たちの逆奇襲をうけ、完全包囲されてしまう。
[[水]][[文明]]の侵略を受けた[[火]][[文明]]の怒りは爆発し、一致団結。
[[水]]が上陸した海岸へ急行、一気に勝負を決める。
そして後のない[[《ウォルタ》]]ら一部の[[サイバーロード]]は、禁止されていた12個のプログラムの内2つを開放。主戦力[[リキッド・ピープル]]を2種の形態へと[[進化]]させ、状況の挽回を図る。([[《クリスタル・ランサー》]]と[[《クリスタル・パラディン》]])

*[[DM-04]] [#o136ffc1]
大爆発の被害を一切うけなかったのは[[光]][[文明]]であった。
彼らは圧倒的な力を持つ存在であり下界の者などないも同然と見なしていたが、安息の日々を侵す恐れのある、[[闇]][[文明]]の他[[文明]]への侵略行動を危険視し、ついに「[[闇]]退治」を開始する。
一方、大爆発後多大な被害を受け、自らの存在すら否定され続けてきた[[闇]][[文明]]の怒りも爆発する。

[[光]]と[[闇]]の開戦に他[[文明]]も反応する。
平和を好む[[自然]]は[[光]]と、闘いに飢えた[[火]]は[[闇]]と。
しかし[[水]]は、[[光]]とも組めば[[闇]]とも組む。単なるお調子者なのか恐るべき策略家なのか…。その狙いに気付く者はまだいなかった。

そして最初の戦いは終わる。
5大[[文明]]がついに互いの本性をまざまざと見せ付け合ってしまった。

更に大爆発は閉鎖されていた未知の空間にも風穴をあけてしまう。

[[DM-05 第5弾「漂流大陸の末裔」以降のストーリーに続く。>闘魂編背景ストーリー]]
([[デュエル・マスターズ]]全方位カードファイルVol.2、及び[[コロコロコミック]]、[[カード]][[テキスト]]などより)

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''各文明の活躍''(カッコ内は参考[[フレーバーテキスト]]、[[カードイラスト]])

*[[光]] [#z2c54ff2]
最初の戦役には傍観を決め込む。[[ライトブリンガー]]達は「預言」をもってして、[[ガーディアン]]や[[イニシエート]]、[[バーサーカー]]といった主力部隊の下界への派遣([[《閃光の伝道師ラグナ》]]etc)、軍備の拡張を進める([[《暁の守護者ファル・イーガ》]]etc)。
[[DM-04]]では[[闇]]との2大勢力として[[《飛翔の精霊アリエス》]]を中心とした部隊を編成し、[[自然]][[文明]]の力も借りて地上で激戦を繰り広げた。

*[[水]] [#r5c79005]
大爆発によって水中都市に大きく被害を受けた[[サイバーロード]]は([[《コーライル》]]etc)、[[リキッド・ピープル]]、[[サイバー・ウイルス]]、[[ゲル・フィッシュ]]などを中心とした部隊で[[火]]の火山諸島へと侵攻。([[《ステンドグラス》]]、[[《シザー・アイ》]]etc)当初は知能・[[文明]]レベルの低い[[火]][[文明]]を見くびって勝利を確信していたものの、予想外の抵抗を受け敗戦。
その後[[DM-04]]では[[光]]と[[闇]]の仲を取り持ちつつ戦わせて他[[文明]]を疲弊、自身は軍事力・経済力を蓄える。([[《アクアン》]]etc)

*[[闇]] [#x9fffa25]
大爆発によって地下都市に被害を受けた[[闇]]は、支配[[種族]][[ダークロード]]が大部隊を駆り、[[自然]][[文明]]の[[フィオナの森]]へと侵攻([[《魔将ダーク・フリード》]]etc)。[[パラサイトワーム]]、[[キマイラ]]などが[[自然]]の森を蹂躙し、後詰めとして[[デーモン・コマンド]]も到着([[《暗黒巨兵マギン》]]etc)。一時勝利は確定的かと思われたが、[[ジャイアント]]達の復活により退却を余儀なくされる。
[[DM-04]]ではその侵略的な方針から[[光]][[文明]]の「粛清」の対象となるも([[《飛翔の精霊アリエス》]]etc)、[[《邪妃グレゴリア》]]直属の部隊「[[闇]]騎士団」や[[火]][[文明]]の助力によって逆襲・応戦。[[《悪魔神バロム》]]が[[《聖霊王アルカディアス》]]との戦いで封印されるも、[[《荒廃の巨王ジェノサイド》]]の復活も加わった激戦で、[[光]]の部隊を退却させる。
[[DM-04]]ではその侵略的な方針から[[光]][[文明]]の「粛清」の対象となるも([[《飛翔の精霊アリエス》]]etc)、[[《邪妃グレゴリア》]]直属の部隊「[[闇]]騎士団」や[[火]][[文明]]の助力によって逆襲・応戦。

*[[火]] [#tc56430f]
大爆発でもそれほど被害を受けなかった火山諸島の[[火]][[文明]]だが、[[水]][[文明]]の侵攻の対象にされる。直前まで覇権争いを繰り広げていた[[ヒューマノイド]]と[[ドラゴノイド]]は一致団結、その他[[ロック・ビースト]]や[[マシン・イーター]]などの[[火]]の民・野生生物と共に[[水]]部隊を迎撃、壊滅させる。([[《クリムゾン・ハンマー》]]、[[《ガルザウルス》]]、[[《ボマーザウルス》]]etc)
[[DM-04]]では混沌を望んだ[[火]][[文明]]は、侵略を続けようとする[[闇]][[文明]]をサポート。[[光]]部隊に応戦する。

*[[自然]] [#ac3a22e5]
[[自然]]の[[フィオナの森]]が[[闇]]の第一の侵攻目標にされる。しかし[[闇]]部隊はまず[[ジャイアント・インセクト]]や[[ツリーフォーク]]など、森で自由に生きる生物たちからの手痛い歓迎を受ける([[《念仏エルフィン》]]etc)。しかし[[闇]]の増援によって戦況が危うくなり、[[ビーストフォーク]]の[[銀髭団]]たちは一致団結([[《銀の戦斧》]]etc)。その後「大地の王」[[ジャイアント]]の復活によって[[闇]]軍勢を追い返すことに成功。([[《天空の超人》]]etc)
[[DM-04]]では[[闇]]を駆逐せんとする光に同調。[[フィオナの森]]の守護神[[《護りの角フィオナ》]]の力もあり、[[闇]]を一時本拠へ撤退させる。

*[[DM-05]] [#uf4f3dd5]
「[[闇]]+[[火]]」VS「[[光]]+[[自然]]」の決戦ののち、それぞれ疲弊した各[[文明]]は英気を養い、大爆発の復興に力を注いでいた。

ある日、大爆発の影響により、未知の空間(惑星の地下)へと繋がる風穴が出現。そこから姿を現したのが[[サバイバー]]たちである。

彼らは元々惑星のマグマに近い深部で生活していた種族で、その苛酷な環境で生き抜くためか、共に力を分け合い、助け合う能力が発達していた。彼らはここぞとばかりに世界の覇権を握るため、各[[文明]]へと攻撃を開始する。

真っ先にこの混乱に乗じたのは[[闇]][[文明]]であった。
彼らは本拠となる地下が猛毒の瘴気で包まれており、[[文明]]の民以外にはあまりにも苛烈な環境であり、サバイバーの侵攻を免れていた。
東方血武衆の中心人物[[《冥将ダムド》]]は[[《殺戮の羅刹デス・クルーザー》]]を開放し、またしても[[自然]][[文明]]への侵略を開始する。
奇襲を受けた[[自然]]軍は敗戦を続けるが、[[《哀哭の超人》]]が[[《殺戮の羅刹デス・クルーザー》]]と相討ち、さらに[[《神拳の超人》]]が[[《冥将ダムド》]]の部隊を壊滅させ、退けることに成功する。

同じく攻め込まれにくい水中を本拠とする[[水]][[文明]]は、[[《スチールアーム・クラスター》]]などの隠密のステルス部隊による[[火]]・[[自然]]への攻撃を狙っていた。
[[光]]と[[闇]]の大戦の時といい、またしても[[サイバーロード]]たちは何か目的意識をもって暗躍しているようである。

***''Next'' [#fc61b7e3]
-[[闘魂編背景ストーリー]]

**参考 [#eebf2e66]
-[[背景ストーリー]]
-[[基本セット]]

&tag(背景ストーリー,基本セット);