#author("2023-10-26T22:37:21+09:00","","")
#author("2023-10-27T07:51:35+09:00","","")
*&ruby(きょうせい){強制}; [#z78e9905]

「〜する」と書かれており、かならずその処理を行わなくてはならない[[能力]]、または[[効果]]の俗称。

[[攻撃]]や[[ブロック]]などの行動を強制させることを指したりもするが、それらはそれぞれ[[攻撃強制]]、[[可能であればブロックする]]されたを閲覧されたし。
[[攻撃]]や[[ブロック]]などの行動を強制させることについては[[可能であれば攻撃する]]、[[可能であればブロックする]]を参照のこと。

|狼虎サンダー・ブレード SR 闇文明 (7)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 7000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体破壊''する''。|
|W・ブレイカー|

|デーモン・ハンド R 闇文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手のクリーチャーを1体破壊''する''。|

例えば、[[《狼虎サンダー・ブレード》]]の[[能力]]は「[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]''する''」という[[テキスト]]になっている。

この場合は必ず所定の行動を実行しなければならない。普段は特に気にならないが、相手の[[クリーチャー]]が[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]しかいないような場合に影響する。この場合、うっかり[[《狼虎サンダー・ブレード》]]を出してしまうと、[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]の[[能力]]で[[マナゾーン]]のカードをまとめて吹き飛ばされてしまう。

このような状況に出くわすことは少ないが、いつ遭遇するとも知れないので、念のためにカードの[[テキスト]]はよく確認しておくべきだろう。

-[[ターン]]のはじめの[[アンタップ]]など、[[ルール]]上強制的に行う処理もある。うっかり忘れていた場合、その時点まで巻き戻して実行される。[[カジュアル]]戦でもそのような場合は巻き戻して実行するのが好ましい。

-同一のイベントを置き換える[[置換効果]]が2つ以上適用されており、すべて自分の[[カード]]が発生源である場合、好きな方を適用できる。[[任意]]か[[強制]]かは関係ない。
--場に自分の[[《ルピア・ラピア》]](任意)に[[《スパイラル・オーラ》]](強制)をクロスした状態で、《ルピア・ラピア》が破壊される場合、《ルピア・ラピア》の置換効果で《ルピア・ラピア》をマナゾーンに置くか、《スパイラル・オーラ》の置換効果で手札の戻すかを選べる。

-同一のイベントに適用できる複数の置換効果があり、それらの発生源の持ち主が異なる場合、適用は[[ターン・プレイヤー]]から行う。
--例えば、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]で[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]が[[要塞化]]された[[シールド]]を[[ブレイク]]しようとすると《ボルメテウス》の[[置換効果]]が優先され、《シルヴァー・グローリー》の[[置換効果]]は適用できなくなる。よって、他の[[シールド]]を身代わりに出来ず、[[墓地]]に送られてしまう。

-「ある行動を禁止する[[効果]]」と「ある行動を強制する[[効果]]」が同時に適用されている場合、''禁止が優先される。''
--[[《予言者マリエル》]]が[[バトルゾーン]]にある状態で[[《強制突撃》]]を唱えても、[[パワー]]3000以上の[[クリーチャー]]は[[攻撃]]できない。
--同じように、相手の[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]が[[バトルゾーン]]にいる場合、自分の[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]の[[能力]]で[[呪文]]を[[唱える]]ことはできない。

-対義語は「[[任意]]」。「〜してもよい」と書かれている場合、自分が不利になるならばその処理を行わなくてもよい。

**参考 [#h6182499]
-[[用語集]]
-[[任意]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[《狼虎サンダー・ブレード》]]
-[[《デーモン・ハンド》]]

&tag(用語集,効果,強制);