強制
「〜する」と書かれており、かならずその処理を行わなくてはならない能力、または効果の俗称。
攻撃やブロックなどの行動を強制させることについては可能であれば攻撃する、可能であればブロックするを参照のこと。
狼虎サンダー・ブレード SR 闇文明 (7) |
クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 7000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
W・ブレイカー |
デーモン・ハンド R 闇文明 (6) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
例えば、《狼虎サンダー・ブレード》の能力は「クリーチャーを1体破壊する」というテキストになっている。
この場合は必ず所定の行動を実行しなければならない。普段は特に気にならないが、相手のクリーチャーが《レッド・ABYTHEN・カイザー》しかいないような場合に影響する。この場合、うっかり《狼虎サンダー・ブレード》を出してしまうと、《レッド・ABYTHEN・カイザー》の能力でマナゾーンのカードをまとめて吹き飛ばされてしまう。
このような状況に出くわすことは少ないが、いつ遭遇するとも知れないので、念のためにカードのテキストはよく確認しておくべきだろう。
- ターンのはじめのアンタップなど、ルール上強制的に行う処理もある。うっかり忘れていた場合、その時点まで巻き戻して実行される。カジュアル戦でもそのような場合は巻き戻して実行するのが好ましい。
- 同一のイベントを置き換える置換効果が2つ以上適用されており、すべて自分のカードが発生源である場合、好きな方を適用できる。任意か強制かは関係ない。
- 場に自分の《ルピア・ラピア》(任意)に《スパイラル・オーラ》(強制)をクロスした状態で、《ルピア・ラピア》が破壊される場合、《ルピア・ラピア》の置換効果で《ルピア・ラピア》をマナゾーンに置くか、《スパイラル・オーラ》の置換効果で手札の戻すかを選べる。
- 同一のイベントに適用できる複数の置換効果があり、それらの発生源の持ち主が異なる場合、適用はターン・プレイヤーから行う。
- 「ある行動を禁止する効果」と「ある行動を強制する効果」が同時に適用されている場合、禁止が優先される。
- 対義語は「任意」。「〜してもよい」と書かれている場合、自分が不利になるならばその処理を行わなくてもよい。
参考