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*探索 [#uddc6cbc]
[[デュエル・マスターズ プレイス]]で登場。指定されたゾーンからカードを3種類まで探し出す[[キーワード処理]]。
TCG版[[デュエル・マスターズ]]における[[サーチ]]、[[マナ回収]]、[[墓地回収]]などの[[能力]]は、多くの場合この処理によって行うよう変更されていた。要は選べるカードを3種類に狭めるというもので、プレイヤーからの評判は良くない。
|バルキリー・ドラゴン VR 火文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000|
|W・ブレイカー|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札からアーマード・ドラゴンを探索し、1枚を公開してから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。|
元々の開発コンセプトに「1試合7分程度で終えられる」というものがあり、考慮時間や操作時間を抑えるための調整であると思われる。
探索を行わない場合でも、[[《ロスト・チャージャー》]]や[[《シェル・ファクトリーγ》]]などのように、プレイヤーに選ばせないよう処理に調整されていた。
[[DMPP-11]]や[[DMPP-12]]で登場した[[墓地進化]]や[[マナ進化]]は進化元をゾーン全体から選べる仕様で登場した。
[[DMPP-16]]以降に登場するカードでは、[[マナゾーン]]と[[墓地]]からの探索が廃止され、TCG版と同様にサーチを行う。[[山札]]からの探索は未変更。
-[[DMPP-15]]以前のカードは、再録の際に[[探索]]を撤廃されている。
//※デュエプレでは、探索を行わない場合でも、[[《ロスト・チャージャー》]]や[[《ダンディ・ナスオ》]]型「最もコストが大きい1枚を。複数あるなら、その中からランダム」、[[《シェル・ファクトリーγ》]]や[[《剛撃竜騎ヴィレム海舟》]]型「合致するもので完全ランダム」など、原則プレイヤーがゾーン全体から選ぶことができない処理になっている。(部分的な探索廃止の発表前の話。)
// なお、[[墓地進化]]や[[マナ進化]]系列の進化元にはそのゾーンから該当する好きなカードを用いることができ、[[シールドゾーン]]にも[[シールド回収]]やコストの[[シールド焼却]]でカードを選ぶことができる効果が存在している。
**仕様 [#sa664336]
探索の仕様は以下の通り。
-3枚ではなく3種類である。その為、指定のゾーンに同名のカードが2枚以上入っていたとしても探索した3種類に同じカードが2枚以上入ってくることはない。
--[[プレミアム]]による区別可能な状態と、[[プライズ]]版や[[シークレット>シークレットカード]]版、[[再録]]版のイラスト違いがデッキに入っている場合ももちろん同名カードが並ぶことはない。どのデザインのカードが選ばれるかはランダムとなっている。
-対象となるカードが4種類以上あった場合、その中から3種類がランダムで探索される。
-探索されたカードの並ぶ順番はその都度変わる。
--例えば[[《次元の霊峰》]]で確定[[《電磁無頼アカシック・サード》]]がヒットするデッキで左・中央・右のどこに《アカシック・サード》があるかはランダム。操作ミスに注意。
-[[《ギガルゴン》]]や[[《二角の超人》]]など2枚のカードを対象にする探索の場合、探索した3種類から2種類を同時に選択する。その為、同名カードを2枚選択することはできない。
-指定されたゾーンに探索対象のカードが3種類以上存在しない場合、2種類以下のカードを探索する形になる。
-探索するゾーンの中に対象となるカードがないと、探索に失敗するが、それは相手も分かる。場合によっては相手に[[情報アドバンテージ]]を与えてしまう。
--探索に失敗すると「ボフッ」という効果音が鳴るため、俗にボフると呼ばれることもある。
-結果として何もできない場合でも、カードがあるなら探索は成功する。
-「探索し、n枚を〇〇してもよい」というテキストは、[[強制]]で探索し、探索結果からカードを選んだ場合は〇〇する。探索結果が気に入らない場合は、カードを選ばずにOKを選択することで〇〇しないことができる。
--通常のテンプレートだと、「Xし、Yしてもよい」は「Xし、Yする」のパッケージの全部を実行するかしないかであるが、探索はランダム性があるため、探索結果を見た後任意効果を破棄することができる仕様だと考えられる。
-ユーザーの調査にて、対象のなるカードの枚数は探索の確率に影響を与えない可能性が高いとされている。
--例えば[[《幻想妖精カチュア》]]の[[タップスキル]]で、その時点で山札に[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が4枚、それ以外のドラゴンが各1枚3種あった場合、枚数の多い《サファイア》が抽選で選ばれやすくはならない。
***使えないカードが探索された場合 [#h8df730b]
クリーチャーを[[出したり>出す]]、呪文を[[唱える]]ために探索する時、探索で出てきたカードが使えない場合は、そのカードは灰色に塗りつぶされ、選べない。
探索で出てきたカードのすべてが使えない場合、「''バトルゾーンに出せるクリーチャーが存在しません''」「''唱えられる呪文が存在しません''」というメッセージが表示され、何もせずに「その後」の処理(山札をシャッフルするなど)に移行して効果を終了する。
-例えば、自分の山札に、光のコスト2以下のクリーチャーが[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]しかない状態で[[《連珠の精霊アガピトス》]]を出したら、《メジキューラ》は探索される。進化元が存在しない場合は「''バトルゾーンに出せるクリーチャーが存在しません''」というメッセージが表示され、何も出さずに山札をシャッフルして処理が終了する。
**ゲームにおいて [#t47f4c62]
-[[《スナイプ・モスキート》]]や[[《ストーム・クロウラー》]]など、カード全般が対象となっている場合は探索範囲が広く、狙ったカードが探索されにくくなる。逆に[[《大地の咆哮》]]、[[《バルキリー・ドラゴン》]]など、特定のカードしか[[サーチ]]・[[回収]]できないカードの場合は探索範囲も狭くなる。その為、デッキの構築によっては狙ったカードを安定して探索することも可能である。
--そのため、[[《ディメンジョン・ゲート》]]、[[《鳴動するギガ・ホーン》]]といった何が選ばれるか運次第のカードより、[[《進化の化身》]]、[[《パッピ・ラッピー》]]といったデッキのキーカードを確実に持ってこれるカードの方がよく使われている。この傾向は特に山札から探索するカードで顕著に現れている。
-TCG版と違い、[[山札]]から探索するカードの場合、デッキのカードから逆算して[[シールド]]に何が埋まっているか判明させるテクニックが使えなくなる。
--山札から探索する場合、デッキに入れる探索対象を3種類以下にしておくことで、[[シールドゾーン]]にそのカードがあるかないかが判断できる場合がある。
---例えば、[[《調和と繁栄の罠》]]を[[1枚積み]]していて、まだ公開領域に[[《調和と繁栄の罠》]]が見えていないのに[[《G・A・E》]]の山札から自然の呪文探索で[[《調和と繁栄の罠》]]が候補になかった場合、[[シールド]]のどこかに[[《調和と繁栄の罠》]]があることが確定する。
-TCGで[[プレミアム殿堂]]の[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]や、TCGよりコストが下がった[[《幻想妖精カチュア》]]のように、探索にすることでカードパワーを調整していると思われるカードも存在する。
-上記のようにサーチカードの採用率や、[[銀の弾丸]]的戦術が難しくなっている、[[【カチュアシュート】 (デュエプレ)]]ではドラゴンをできるだけ3種類に絞ることが多いなど、[[デッキビルディング]]全体に大きな影響を与えているシステムでもある。
-TCG版と異なり[[銀の弾丸]]を有効活用した戦術は非常に困難(([[モード]]の[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]が[[1枚積み]]のクロスギアを踏み倒す戦術は存在している。))であるため、優秀な[[サーチ]]・[[リクルート]]カード等を軸にデッキを組む場合はあえて対象の種類を絞り、残りのデッキスペースを汎用[[S・トリガー]]あるいは全く別のギミックで埋めることで再現性を高める工夫が生まれた。こうして作られたのが[[【ドリームメイト】 (デュエプレ)]]や[[【ガントラビート】 (デュエプレ)]]であり、いずれも[[《連珠の精霊アガピトス》]]採用型や[[《烈流神》]]採用型等、様々なデッキタイプが考案されることとなった。
--[[DMPP-13]]期における[[【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]では、[[《ダンディ・ナスオ》]]で[[墓地進化]]の種を落とす確率を上げるため、複数種類の闇クリーチャーを1枚ずつ採用する型が誕生した。[[《ダンディ・ナスオ》]]の探索対象の広さ、墓地に行くカードが闇クリーチャーでさえあればいいという条件の緩さ故に生まれた新しい探索対策の形と言えるが、1枚積みでも4枚積みと同じ確率で探索対象になるというのは上述の通りユーザー調査による情報であり、公式に発表されたものではない。
**その他 [#w906aaa1]
-余談だが、TCG版ではゾーン全体から選んでいたもので、デュエプレに実装されるにあたり探索ではなくランダムで選ぶ効果に変更された初のカードは[[DMPP-02]]で登場した[[《超竜バジュラ》]]の2枚[[ランデス]]である。
--[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]や[[《暗黒導師ブラックルシファー》]]の[[墓地回収]]など、複数回発動する可能性のあるものだと、時間短縮のためか探索ではなくランダムになる調整のようだ。
-「探索」は[[サーチ]](Search)の日本語訳だが、上記の通り[[サーチ]]以外でこの処理に変更されているものもある。
-公式Twitterで[[《バルキリー・ドラゴン》]]の紹介と共に初お披露目となった。([[参考>https://twitter.com/dmps_info/status/1185088119973928960]])
--公式ツイートでは「[[能力]]」と称されているが、正確には[[キーワード処理]]である。
-進化・非進化を複数体コスト踏み倒しできるカードが登場した場合、上述の「使えないカードが探索された場合」に書かれた仕様では、進化元がない盤面から進化元と進化先を同時に出すことができなかった。そのような効果が登場する前に、探索の廃止やテキストの工夫のおかげで、そのような問題は発生せず杞憂に終わった。
--[[DMPP-15]]時点では存在しなかったが、探索でない形式で登場した[[《若頭 鬼流院 刃》]]が対策済みの能力である。最初に非進化を好きなだけ出した後、進化を出すという2段階の手順を踏ませることで課題をクリアした。
--次のカードプール更新で登場した[[《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》]]の効果ではついに、[[《若頭 鬼流院 刃》]]のように2段階経由せずとも選ぶことができるようになった。とはいえ、《メンチ斬ルゾウ》自体が進化ハンターの進化元として機能するため、「覚醒リンクした時」の[[解決]]時に進化元が1体もないという状況が起こり得ない。
---さらにさらに、[[DMPP-18]]では完全に進化・非進化を複数体コスト踏み倒しできる[[《「命」の頂 グレイテスト・グレート》]]が登場した。プレイヤーが正しく順番を選ぶことで、即座に進化ができる。
-[[DMPP-10EX]]から、効果音が変更され、演出の時間が短くなった。
//-[[DMPP-10EX]]から、効果音が[[《華憐妖精ミンメイ》]]と同じタイプに変更される模様([[公式生放送のゲームプレイより推測>https://www.youtube.com/watch?v=2BK97BeCDwg]])
-[[DMPP-16]]以降に実装されるものの効果では、[[墓地]]や[[マナゾーン]]からの踏み倒し戦術で探索事故が起こらなくなり、デッキ構築の自由度が高まった。それまでは[[《インフェルノ・ゲート》]]のような大型呪文を唱えても、墓地にあるはずの[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が選べず終わるといった最悪な結果を招くこともあった。
-[[DMPP-18]]で登場した[[《グレイト・カクタス》]]と[[《爆走鬼娘モエル・ゴー》]]は、進化と非進化のどちらかを選んで探索する[[モード]]となった。
通常の構築では進化クリーチャーが4種以上入ることはほとんどないという性質を利用して、プレイヤーに疑似的に確定[[サーチ]]ができるような配慮となっている。
--ちなみに[[DMPP-18]]時点で進化[[ワイルド・ベジーズ]]は[[《味頭領ドン・グリル》]]のみであるため、[[《グレイト・カクタス》]]が[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]のように実質6種類から選ぶというところまでは実現できない。
**参考 [#e717d18c]
-[[用語集]]
-[[超探索]]
-[[サーチ]]
-[[マナ回収]]
-[[サルベージ]]
-[[墓地回収]]
-[[《バルキリー・ドラゴン》]]
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]
&tag(用語集,キーワード処理,探索 (デュエプレ));