#author("2024-04-12T15:16:31+09:00","","")
#author("2024-09-24T13:42:09+09:00","","")
*攻撃中止 [#ye7e668f]

文字通り攻撃を中止することだが、正確に言えば[[攻撃ステップ]]中に攻撃を中断することで、[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]や[[バトルステップ]]/[[ダイレクトアタックステップ]]をとばすことを指す。

意図的に攻撃が中止される状況を作り出しながら攻撃し、その攻撃を中止することを、俗に''アタックキャンセル''(略称:アタキャン)という。

「[[攻撃できない]]」、「[[攻撃されない]]」効果によって、そもそも攻撃させないことは「攻撃中止」とは言わない。そちらは、どちらかと言えば「[[攻撃制限]]」の部類に入る。

攻撃を中止する手段は以下の方法がある。
+[[《バツトラの父》]]などが持つ「攻撃を中止する」能力を使う。
+[[攻撃クリーチャー]]をバトルゾーンから離す([[革命チェンジ]]や[[Jチェンジ]]で[[入れ替わった>入れ替える]]場合を除く)、または[[封印]]する。
+クリーチャーへの攻撃中、その攻撃先のクリーチャーをバトルゾーンから離す([[ニンジャ・チェンジ]]で入れ替わった場合を除く)、または[[封印]]する。

**ルール [#i62cd795]

-攻撃が中止された時、それが[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]中であれば[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]や[[バトルステップ]]/[[ダイレクトアタックステップ]]をとばし、それが[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]中であれば[[バトルステップ]]/[[ダイレクトアタックステップ]]をとばす。
ただし、[[攻撃終了ステップ]](攻撃の終わり)まではとばすことはできず、[[攻撃の後]]のタイミングも訪れるため注意。

-''現行のステップまではとばされない''。例えば、[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]中に攻撃中止されても、攻撃クリーチャー指定ステップがとばされることはない。攻撃クリーチャー指定ステップに何かしらの[[効果]]の[[解決]]が[[待機]]していれば、それをすべて[[解決]]してから攻撃終了ステップに移行する。[[ターンの残りをとばす]]のように[[待機]]している[[効果]]が失効することはない。

-非[[ターン・プレイヤー]]が[[ニンジャ・ストライク]]や[[革命0トリガー]]などの[[使用宣言]]をする前に攻撃中止した場合、それらの使用宣言はできない。ただし、使用宣言が必要ない能力に関してはその限りではない。

-[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]で攻撃先を変更された場合、攻撃先のクリーチャーが変更されているため、最初に攻撃先に選んだクリーチャーがいなくなっても攻撃は中止されない。逆に変更先のクリーチャーがいなくなれば、攻撃中止される。

-[[攻撃]]を中止されたからといって、[[攻撃クリーチャー]]を[[アンタップ]]することはできない。あくまで[[攻撃]]そのものを終了させただけであり、''攻撃宣言を無効にしたわけではない''からである。前述のとおり攻撃したことにはなるので、攻撃を誘発条件とする能力はすべて誘発する(もっとも、この能力が発動するのは基本的に相手が[[ターン・プレイヤー]]のときのみであり、[[アタックトリガー]]は既に解決済みであるだろうが)。

**「攻撃を中止する」能力 [#af720924]
|バツトラの父 P 無色[ジョーカーズ] (3)|
|GRクリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 1000|
|クリーチャーが自分を攻撃する時、このクリーチャーをタップしてその攻撃を中止してもよい。|

|お目覚めメイ様 VR 自然文明 (1)|
|クリーチャー:ドリームメイト/ハンター 1000|
|このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、バトルゾーンに自分のドリームメイトが7体以上あれば、自分はゲームに勝つ。そうでなければ、その攻撃を中止する。|


この効果は、「[[攻撃できない]]」の擬似[[付与]]や[[ブロッカー]]と違い、[[ダイヤモンド状態]]や[[ブロックされない]][[クリーチャー]]も足止めすることができる。また、[[シールド・セイバー]]と違って[[シールド]]の枚数に依存することもなく、守りに使えれば心強い味方となる。
ただし、持っている[[クリーチャー]]は非常に少ない。

***攻撃を中止するカードの例 [#a73e887d]
-[[《ミラクル・ルンバ》]]
-[[《特攻の菊》]]
-[[《超電星クリスタル・ファランクス》]]
-[[《勇者(仮)じーさん》]]
-[[《バッテン親父》]]
-[[《シャダンQ》]]
-[[《バツトラの父》]]
-[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]([[デュエル・マスターズ プレイス]]版)

-[[《超次元ごっつぁん・ホール》]]
-[[《賢者の紋章》]]

-[[《お目覚めメイ様》]](ただし自分側)
-[[《パイパーパイプー》]](ただし自分側)

**テクニック [#h257d222]
攻撃中止は、[[攻撃クリーチャー]]側のプレイヤーが、相手のシールドをブレイクせずに[[アタックトリガー]]を使いたい場合などに意図的に行われることがある。
たいていは、[[攻撃クリーチャー]]をバトルゾーンから離す手法が使われる。

[[アタックトリガー]]で相手のクリーチャーを破壊する能力を持つ場合、攻撃対象を破壊することで、パワーが上回っている対象でも擬似的に[[タップキル]]することができる。

前述したように、相手の[[ニンジャ・ストライク]]などの[[使用宣言]]も防げるため、[[アタックトリガー]]を用いた[[ループ]]を行う時は、途中で相手にループを妨害されにくい。

**その他 [#z0b74c13]
-相手のクリーチャーの攻撃を止めるという観点では[[ブロッカー]]や[[攻撃曲げ]]に似ているが、そちらは正確に言えば攻撃そのものを止めているのではなく、特定の対象への攻撃を変更しているだけであり「[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]」と[[バトルステップ]]はとばないため、攻撃中止と根本的な性質は全く違う。それらと違い、攻撃中止は「ブロックされない」、「攻撃先は[[変更できない]]」効果の影響も受けない。
--なお、以前の[[ブロッカー]]の[[注釈文]]では、『〜攻撃を''阻止''してもよい。その後〜』という表現が使われていた。

**参考 [#bc94cdfa]
-[[用語集]]
-[[攻撃ステップ]]
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公式Q&A
>Q.自分の[[《モモダチ ケントナーク》]]で攻撃し、「攻撃する時」の能力で相手のシールドを1枚ブレイクしました。その後、相手の[[《バツトラの父》]]の能力により攻撃を''中止''されてしまったのですが、この場合「キリフダッシュ」は使えますか?
A.はい、使えます。攻撃が''中止''された場合でも、攻撃終了ステップは行います。ですので、攻撃クリーチャーが能力でシールドをブレイクしていた場合、「キリフダッシュ」を使えます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33428]]

>Q.相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、[[《バツトラの父》]]の「クリーチャーが自分を攻撃する時」の能力でタップして、その攻撃を中止しました。この時、[[《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]の効果でその攻撃したクリーチャーとバトルすることはできますか?
A.はい、攻撃は中止されましたが[[《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]の「各ターン、はじめて自分が攻撃された時」の能力はトリガーしてますので、バトルすることができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34004]]

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