#author("2023-11-28T19:38:39+09:00","","")
#author("2023-11-28T19:39:52+09:00","","")
*&ruby(ぶんめい){文明}; [#z1ffdec2]

[[デュエル・マスターズ]]には5つの勢力があり、これらを文明と呼ぶ。
文明には[[光]]、[[水]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]の5つがあり、異なった思想・特徴を持っている。多くのカードはこれら5大文明の一つ以上に属している。
また、このほか、どの文明にも属さない[[無色]](ゼロ文明)も存在する。

**ゲームとしての文明 [#a9baaf3e]
カードの[[特性]]の一つ。
それぞれの文明には大枠でそれぞれの特徴が決められており、それは[[カード]]のデザインにも影響を及ぼしている。この特徴の割り当ては、開発用語でカラーパイと呼ばれる(([[参考>https://mobile.twitter.com/syaba3/status/1476025178954125317]]))。
カードの文明は、[[光]]、[[水]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]の5つがある。「光文明」「水文明」…と呼ばれることはあるが、これらはどちらかと言えば[[背景ストーリー]]における文明の呼び方であり、カードの能力テキストではあまりに使われない。ただし、[[超天篇]]の[[マナドライブ]]のテキストで使われるようになる。
カードの文明は、[[光]]、[[水]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]の5つがある。

「光文明」「水文明」…と呼ばれることはあるが、これらはどちらかと言えば[[背景ストーリー]]における文明の呼び方であり、カードの能力テキストではあまりに使われない。ただし、[[超天篇]]の[[マナドライブ]]のテキストで使われるようになる。

文明を持たないカードは「[[無色]]」と呼ばれ、背景ストーリーの[[ゼロ文明]]に当たる。ゲーム上では[[ゼロ文明]]という文明は存在しない。逆に背景ストーリーで、[[ゼロ文明]]が[[無色]]と呼ばれることはない。詳しくは「[[無色]]」の頁で。

例えば、
+[[水]]は頭脳的で狡猾であることからゲーム中の選択肢を増やす[[ドロー]]手段に優れる
+[[光]]は堅固な空中要塞の防衛能力・組織的な戦力運営を特徴とすることから[[ブロッカー]]の性能が優秀で全体強化に長ける

などである。

-しかしながら、これはあくまで''カードプール全体としてのデザインの指針''である。個々のカードを比べた場合、例えば、全ての水の[[ドロー]]カードは光のいかなる[[ドロー]]カードよりも強力である、とは限らない。代表的なものとして、[[《ペコタン》]]と[[《磁力の使徒マグリス》]]などが挙げられる。

-[[無色]]はデザイン方針は全く決められていない。むしろ、方針を持たないことが方針といったところか。

**背景ストーリーの文明 [#jf22eb0a]
[[光文明]]、[[水文明]]、[[闇文明]]、[[火文明]]、[[自然文明]]の五大文明に、[[ゼロ文明]]が存在する。

[[背景ストーリー]]で活躍する勢力は、大抵が1〜3程度の文明に属している。
ストーリーの黎明期には五大文明の全面戦争が描かれ、その後も[[闘魂編]]〜[[聖拳編]]における[[バーニング・ビースト]]([[火]]と[[自然]]の徒党)、[[戦国編]]序盤における[[ナイト]]([[光/水/闇>白青黒]]の貴族)など、文明の設定がストーリーにも生かされている。

後にゼロ文明というどこにも五大文明のどこにも属さない文明が登場する。

しかし、黎明期を除けばそれぞれの文明は必ずしも一枚岩というわけではなく、いつも国のような存在だというわけではない。

-それぞれの文明には相性の良い文明と悪い文明が設定されている。このことから、前者を[[友好色]]、後者を[[対抗色]]([[敵対色]])と呼ばれている。しかし、これは背景ストーリーでの話であって、ゲームでは別の話。

**「色」として [#bc61d5ee]
[[MTG>Magic:The Gathering]]の影響もあってか、5つの文明は「[[色]]」として捉えられることも多い。
すなわち、[[光]]=[[白]]、[[水]]=[[青]]、[[闇]]=[[黒]]、[[火]]=[[赤]]、[[自然]]=[[緑]]、[[ゼロ文明]]=[[無色]]となる。

これをなぞってか、友好文明などとは言わず、大抵は[[友好色]]、[[敵対色]]([[対抗色>敵対色]])などと言われる。また、2つ以上の文明に属するカードも多文明カードではなく、[[多色]]カードと呼ばれる。
デッキシヴィライゼーション(deck civilization)などとは言わず、[[デッキカラー]](deck color)と言われるのも同じようなこと。

なお、[[総合ゲームルール>デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]では、[[光]]は黄色、[[闇]]は黒または紫、[[無色]]は白として定義されている。

-[[カード番号]]は[[光]]が最も若く[[自然]]が最も遅いので、文明の順番は[[光]]、[[水]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]の順序で扱うことが多い。その後、出た[[多色]]は[[自然]]の次に位置し、構成される[[色]]によって順序が決められ、[[無色]]は[[光]]より前に位置づけられた。このWikiでも、各[[カード]]の[[文明]]はこの順で表記している。
--複数の文明の組み合わせの順番もDMでは「[[光/水/自然>白青緑]]」や「[[水/闇/自然>青黒緑]]」のように一直線上に並んでいて、この点は「[[緑白青>白青緑]]」や「[[黒緑青>青黒緑]]」のように時計回りに表現する[[MTG>Magic:The Gathering]]と異なる。

-5つの文明をまとめて表すときは[[五元>五元神]]・[[五武>《五武吸魂》]]・[[五連>《五連の精霊オファニス》]]などの表現が[[カード名]]などで使われる。また、[[《炎獄スマッシュ》]]の[[フレーバーテキスト]]では「生命の起源」とも表現されている。

-このシステムはもちろん同社の[[Magic:The Gathering]]の色のシステムを由来とするのだが、そちらとは根本的に違う部分も多々ある。例えば、[[MTG>Magic:The Gathering]]で[[DM]]の[[光]]に相当する"白"には最も多く人間型の[[クリーチャー]]が存在するが、DMの光には人間型の種族は少ない。&br;他にも相違点は多々あり、あくまで元にしているというだけで、当然ながら別ゲームとして考えるべきである。ちなみにこの「数種の勢力を設定してゲームをデザインする」というMTGを元ネタとする方向性は、別にDMだけではなく、現在市場で活躍するほとんどのTCGに当てはまる。

-[[エピソード1]]以前では文明を持たない、いわゆる[[無色]]のカードは存在しなかった。デュエル・マスターズ誕生から10年を経た[[エピソード2]]にて初の無色[[カード]]「[[ゼロ文明]]」が登場した。公式HPでも触れられているが、新たな文明ではなく、あくまで文明を持たない[[カード]]の総称である(仮に第6の新たな文明だった場合、「[[無色]]の[[カード]]を[[プレイ]]する際に[[無色]]の[[マナ]]が必要になる」という解釈になるため)。
**文明一覧 [#z71dca09]
各文明の詳しい特徴については、それぞれの項を参照。

⇒[[光文明]]
⇒[[水文明]]
⇒[[闇文明]]
⇒[[火文明]]
⇒[[自然文明]]

⇒[[無色]]([[ゼロ文明]])
⇒[[多色]]([[レインボー>多色]])
**参考 [#uee038bb]
-[[友好色]]
-[[敵対色]]([[対抗色>敵対色]])
-[[多色]]
-[[無色]]
-[[5色レインボー]]
-[[文明追加]]
-特定の文明を参照する能力
--[[ステルス]]
--[[文明ブレイカー]]
--[[スペース・チャージ]]