#author("2024-08-11T22:19:23+09:00","","")
#author("2024-08-24T03:51:31+09:00","","")
*禁断コア [#ae182611]

禁断コアとは、[[カードタイプ]]の一つ。

[[DMR-23]]現在、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の[[構成カード]]としてのみ存在する。

[[特性]]は[[カードタイプ]]と''[[文明]]''のみを持つ。[[コスト]]を参照する時は[[コスト]]0の[[カード]]として扱い、単独で[[バトルゾーン]]に出すことはできない。

扱いとしては[[セル]]に類似しているが、一部異なる点もある。

//2016.12.22更新の公式Q&Aより引用
//2017.4.06更新の総合ルールの裁定を追加
**ルール [#i37b78cd]

**ルール [#i37b78cd]
-禁断コアは名称を持たない。

-禁断コアは[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]と同じ[[闇]]/[[火]][[文明]]を持っている。

-禁断コアは[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の[[構成カード]]として扱う。[[《死神アトミック・デストロイヤー》]]で選ぶと相手はクリーチャーを5体破壊する。

-[[コスト]]を参照する場合、禁断コアは[[コスト]]0の[[カード]]として扱う。よって、[[《龍脈術 落城の計》]]などの[[コスト]]指定の[[カード指定除去]]の対象となる。ただし、このゾーン移動に対し[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の''「このクリーチャーが離れる時」の[[置換効果]]が適用できる。''(2022/11/11裁定変更)[[《テック団の波壊Go!》]]のように複数枚が同時に[[除去]]される場合、そのうちの1枚に対し[[置換効果]]を適用すると、他のカードを移動させようとしていた効果はそれ以上何もしない。

-[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]についている禁断コアを「[[クリーチャーではないカード]]」として選べるかは不明。

-[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が[[クリーチャー]]として[[除去]]される時、[[置換効果]]を適用しなければ、ついていた禁断コアも同じゾーンに移動する。

-[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が[[カード指定除去]]の対象になり、[[置換効果]]を適用しない場合、ついていた禁断コアは[[バトルゾーン]]に残る。ただし、禁断コアは単独ではバトルゾーンに存在できないため、[[状況起因処理]]で即座に[[墓地]]に置かれる。この処理は[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]本体の[[常在型能力]]による[[特殊敗北]]より優先して処理されると思われる。(根拠:総合ルール703.1.)

-ついていた禁断コアが[[カード指定除去]]の対象になり、[[置換効果]]を適用しない場合、対象のカードすべてのみが移動し、移動先のゾーンにそのままとどまる。この時、[[カード]]として移動した扱いになり、[[クリーチャー]]が離れたものとして扱わない。実際のゲームにおける処理手段については下記を参照。

-[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の[[置換効果]]によって下に移動した禁断コアは、[[特性]]が[[無視]]されている。つまり、禁断コアとして扱わない。[[クリーチャーの下]]にある[[カード]]と同様の扱いとなる。

-[[カード]]を出す効果によって禁断コアを[[バトルゾーン]]に出すことは恐らく可能((総合ルール403.1.で言及されておらず、同様に言及されていない[[ルール・プラス]]は出せるとする[[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42360]]が存在するため))だが、[[状況起因処理]]によって即座に[[墓地]]に置かれる。また、[[コスト]]が定義されていないので、禁断コアを[[使う]]こともできない。能力や効果によって[[コスト]]を支払わずに[[カード]]を[[使う]]場合も同様である。

-禁断コアがついた[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を[[進化元]]にする場合、ついている禁断コアと[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]本体を好きな順番で重ねる。ただし、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]本体の下にカードがある場合、それらのカードの間に、ついていた禁断コアなど他のカードを入れることはできない。(総合ルール403.4.および801.1b)

-禁断コアを[[マナゾーン]]に置く場合、[[マナ数]]は0だが[[闇]]と[[火]][[文明]]として[[タップ]]はできる。[[闇]]と[[火]][[文明]]しか生み出せない[[5色レインボー]]というのが近いだろうか。
//--[[マナゾーン]]を含め、[[バトルゾーン]]以外の[[ゾーン]]に置かれる場合はどちらの面を上にしてもよい。
//↑両面カードのゾーン移動について記述した公式Q&Aと矛盾する

-カードタイプ表記は90度傾いているが、[[バトルゾーン]]での禁断コアの正位置(アンタップ状態)は縦向きである。[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の頭の位置に相当する禁断コアの正位置は上下逆さまである。
--[[マナゾーン]]に置く場合は通常のカードと同じ向きで扱う。

***[[非公開ゾーン]]に置かれた場合の処理手段 [#b5f4ffb7]
2022/11/11裁定変更によって、実際のゲーム中に禁断コアが[[非公開ゾーン]]に移動する可能性はある程度低くなったものの、もしそのような状況になった場合の処理が[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]および[[デュエル・マスターズ競技イベント運営ルール]]によって明確に定義されているわけではない。ここでは具体的な処理手段の例を挙げる。

+[[禁断コア]]を透明なスリーブに入れてから、[[メインデッキ]]と同じオーバースリーブに入れることで最低限の体裁は保たせる。[[非公開ゾーン]]に公開情報が混入するゲームを許容する考え方。遊戯王OCGの「《寄生虫パラサイド》」等を参考にした考え方である。
+まず、[[禁断の鼓動]]を除く[[メインデッキ]]を非透過性スリーブで構成しなければならない。[[禁断コア]]に対応する4枚の「ダミーカード」を、[[メインデッキ]]と同じスリーブに入れて用意させ、[[禁断コア]]が[[非公開ゾーン]]に紛れる場合は適宜そのダミーカードと入れ替えさせる。[[非公開ゾーン]]に公開情報が混入するゲームを規制する考え方。MtGの「チェックリストカード」を参考にした考え方である。
+2.の応用。[[禁断コア]]面には特にゲーム上大切な情報が記載されているわけではないので、[[禁断コア]]面がスリーブの見えない面になるように最初から入れさせてしまい、根本的に公開情報が混入しないようにしてしまう。
+3.の応用。[[禁断コア]]面も重要なゲーム情報として捉え、最初からスリーブに入れさせることはしない。[[非公開ゾーン]]の必要に応じて非透過性スリーブを出し入れさせる。3.と同様[[メインデッキ]]と同質のスリーブが最低限4枚以上必要となる。このローカルルールを採用する[[チャンピオンシップ]]が大半。

//現在、非公開ゾーンに移動した場合、スリーブをどうするか物議を醸してるのでわかり次第追記お願いします。

**その他 [#o045073b]
-[[セル]]の[[カードタイプ]]枠は[[クリーチャー]]のものに近い形をしており、[[特殊タイプ]]の枠の特徴は反映されないが、禁断コアの[[カードタイプ]]枠はしっかりと[[禁断]]の[[特殊タイプ]]共通の変化をしている。

**参考 [#qd7200c8]
-[[カードタイプ]]
-[[禁断]]
-[[最終禁断クリーチャー]]
-[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]のテキストに、「このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの''禁断コア''を2枚、このカードの下に置いてもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。」とありますが、''禁断コア''とはなんですか?
A.最終禁断クリーチャーの上下左右(頭、右手、左手、足)のカードのことです。2枚選ぶ時は、このうちどの組み合わせで2枚選んでもかまいません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37906]](過去のよくある質問より)

>Q.''禁断コア''に名称はありますか?
A.ありません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37907]](過去のよくある質問より)

>Q.''禁断コア''は文明を持っていますか?
A.文明は闇と火を持っています。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37908]](過去のよくある質問より)

>Q.''禁断コア''のコストはいくつとして扱いますか?
A.''禁断コア''はコストを持たず、単独でバトルゾーンに出す術を持ちません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37909]](過去のよくある質問より)

>Q.「カードを移動する」効果で、''禁断コア''は移動しますか?
A.はい、''禁断コア''はカードとして指定された場所へ移動します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37910]](過去のよくある質問より)

>Q.マナゾーンに「''禁断コア''」を置く時、どちらの面で置けばいいのでしょうか? また、マナゾーンにある「''禁断コア''」はマナを生み出せますか?
A.どちらの面でもマナゾーンに置く事ができます。いずれの場合もマナは生み出せませんが、火と闇のカードとしてタップする事は可能です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37911]](過去のよくある質問より)


>Q.[[《スーパー・エターナル・スパーク》]]で[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の''禁断コア''をシールドに裏向きで置く時、どちらが裏面になりますか?
A.バトルゾーンでクリーチャーとして存在していた面を表として、裏側の[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の方を裏としてシールドゾーンに置きます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33282]](2020.2.26)

>Q.[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の''禁断コア''はシールドゾーンにある時、どちらの面を表向きとして扱いますか?
A.カードとして参照する時は、どちらの面でも表と裏の両方の性質を持つものとして扱います。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33283]](2020.2.26)

>Q.''禁断コア''は闇と火の多色カードですが、[[《大雪原だョ!全員集合!》]]の効果で、マナゾーンにある''禁断コア''のマナの数字は1になりますか?
A.いいえ、1になりません。マナの数字を持たないカードは、数字が変更されないためです。[[《大雪原だョ!全員集合!》]]があったとしても、''禁断コア''はマナを生み出せません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40853]](2022.02.18)

>Q.自分の[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手は[[《テック団の波壊Go!》]]を唱えて「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す」を選択しました。この場合、どのような処理になりますか?
%%A.''禁断コア''のコストは0として扱います。そのため、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を構成している''禁断コア''4枚が手札に加わります。この時、シールドを墓地に置く必要はありません。&br;手札に加わった''コア''をマナゾーンに置いた場合、闇または火の文明を持つ、マナの数字が0のカードとして扱います。%%
//[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41757]](2022.8.5)
A.[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の置換効果で、かわりに''禁断コア''を2枚下に置き、シールドを1つ墓地に置きます。&br;クリーチャーの構成カードを複数移動させる効果に対して、「離れるかわりに」適用される置換効果が適用された場合、構成カードを移動させようとしていた効果はそれ以上何もしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42391]](2022.11.11)

>Q.自分の[[《インフェル星樹》]]の「出た時」の能力で、相手の[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を構成している''禁断コア''を1枚選び、マナゾーンに置けますか?
A.いいえ、マナゾーンに置けません。クリーチャーを構成しているコアも、クリーチャーとして扱いますので、「クリーチャーではないカード」を対象にする効果の影響を受けません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44664]](2024.3.13)

&tag(用語集,カードタイプ,禁断 (特殊タイプ),コア);

&tag(用語集,カードタイプ,禁断コア,禁断 (特殊タイプ));