禁断コア

禁断コアとは、カードタイプの一つ。

DMR-23現在、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》構成カードとしてのみ存在する。

特性カードタイプ文明のみを持つ。コストを参照する時はコスト0のカードとして扱い、単独でバトルゾーンに出すことはできない。

扱いとしてはセルに類似しているが、一部異なる点もある。

ルール

  • 禁断コアは名称を持たない。
  • ついていた禁断コアがカード指定除去の対象になり、置換効果を適用しない場合、対象のカードすべてのみが移動し、移動先のゾーンにそのままとどまる。この時、カードとして移動した扱いになり、クリーチャーが離れたものとして扱わない。実際のゲームにおける処理手段については下記を参照。

非公開ゾーンに置かれた場合の処理手段

2022/11/11裁定変更によって、実際のゲーム中に禁断コアが非公開ゾーンに移動する可能性はある程度低くなったものの、もしそのような状況になった場合の処理がデュエル・マスターズ総合ゲームルールおよびデュエル・マスターズ競技イベント運営ルールによって明確に定義されているわけではない。ここでは具体的な処理手段の例を挙げる。

  1. 禁断コアを透明なスリーブに入れてから、メインデッキと同じオーバースリーブに入れることで最低限の体裁は保たせる。非公開ゾーンに公開情報が混入するゲームを許容する考え方。遊戯王OCGの「《寄生虫パラサイド》」等を参考にした考え方である。
  2. まず、禁断の鼓動を除くメインデッキを非透過性スリーブで構成しなければならない。禁断コアに対応する4枚の「ダミーカード」を、メインデッキと同じスリーブに入れて用意させ、禁断コア非公開ゾーンに紛れる場合は適宜そのダミーカードと入れ替えさせる。非公開ゾーンに公開情報が混入するゲームを規制する考え方。MtGの「チェックリストカード」を参考にした考え方である。
  3. 2.の応用。禁断コア面には特にゲーム上大切な情報が記載されているわけではないので、禁断コア面がスリーブの見えない面になるように最初から入れさせてしまい、根本的に公開情報が混入しないようにしてしまう。
  4. 3.の応用。禁断コア面も重要なゲーム情報として捉え、最初からスリーブに入れさせることはしない。非公開ゾーンの必要に応じて非透過性スリーブを出し入れさせる。3.と同様メインデッキと同質のスリーブが最低限4枚以上必要となる。このローカルルールを採用するチャンピオンシップが大半。

その他

参考


公式Q&A

Q.《終焉の禁断 ドルマゲドンX》のテキストに、「このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの禁断コアを2枚、このカードの下に置いてもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。」とありますが、禁断コアとはなんですか?
A.最終禁断クリーチャーの上下左右(頭、右手、左手、足)のカードのことです。2枚選ぶ時は、このうちどの組み合わせで2枚選んでもかまいません。
引用元(過去のよくある質問より)

Q.禁断コアに名称はありますか?
A.ありません。
引用元(過去のよくある質問より)

Q.禁断コアは文明を持っていますか?
A.文明は闇と火を持っています。
引用元(過去のよくある質問より)

Q.禁断コアのコストはいくつとして扱いますか?
A.禁断コアはコストを持たず、単独でバトルゾーンに出す術を持ちません。
引用元(過去のよくある質問より)

Q.「カードを移動する」効果で、禁断コアは移動しますか?
A.はい、禁断コアはカードとして指定された場所へ移動します。
引用元(過去のよくある質問より)

Q.マナゾーンに「禁断コア」を置く時、どちらの面で置けばいいのでしょうか? また、マナゾーンにある「禁断コア」はマナを生み出せますか?
A.どちらの面でもマナゾーンに置く事ができます。いずれの場合もマナは生み出せませんが、火と闇のカードとしてタップする事は可能です。
引用元(過去のよくある質問より)

Q.《スーパー・エターナル・スパーク》《終焉の禁断 ドルマゲドンX》禁断コアをシールドに裏向きで置く時、どちらが裏面になりますか?
A.バトルゾーンでクリーチャーとして存在していた面を表として、裏側の《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の方を裏としてシールドゾーンに置きます。
引用元(2020.2.26)

Q.《終焉の禁断 ドルマゲドンX》禁断コアはシールドゾーンにある時、どちらの面を表向きとして扱いますか?
A.カードとして参照する時は、どちらの面でも表と裏の両方の性質を持つものとして扱います。
引用元(2020.2.26)

Q.禁断コアは闇と火の多色カードですが、《大雪原だョ!全員集合!》の効果で、マナゾーンにある禁断コアのマナの数字は1になりますか?
A.いいえ、1になりません。マナの数字を持たないカードは、数字が変更されないためです。《大雪原だョ!全員集合!》があったとしても、禁断コアはマナを生み出せません。
引用元(2022.02.18)

Q.自分の《終焉の禁断 ドルマゲドンX》がバトルゾーンにいる状況で、相手は《テック団の波壊Go!》を唱えて「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す」を選択しました。この場合、どのような処理になりますか?
A.禁断コアのコストは0として扱います。そのため、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》を構成している禁断コア4枚が手札に加わります。この時、シールドを墓地に置く必要はありません。
手札に加わったコアをマナゾーンに置いた場合、闇または火の文明を持つ、マナの数字が0のカードとして扱います。

A.《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の置換効果で、かわりに禁断コアを2枚下に置き、シールドを1つ墓地に置きます。
クリーチャーの構成カードを複数移動させる効果に対して、「離れるかわりに」適用される置換効果が適用された場合、構成カードを移動させようとしていた効果はそれ以上何もしません。
引用元(2022.11.11)

Q.自分の《インフェル星樹》の「出た時」の能力で、相手の《終焉の禁断 ドルマゲドンX》を構成している禁断コアを1枚選び、マナゾーンに置けますか?
A.いいえ、マナゾーンに置けません。クリーチャーを構成しているコアも、クリーチャーとして扱いますので、「クリーチャーではないカード」を対象にする効果の影響を受けません。
引用元(2024.3.13)


[1] 総合ルール403.1.で言及されておらず、同様に言及されていないルール・プラスは出せるとする裁定が存在するため