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#author("2022-05-15T09:29:56+09:00","","")
#author("2024-08-13T09:41:28+09:00","","")
*&ruby(おもて){表};&ruby(む){向};き [#d67aee40]
その[[カード]]が自分にも相手にも見える状態のこと。
[[公開ゾーン]]のカードは基本的に表向き、[[非公開ゾーン]]の[[カード]]は基本的に[[裏向き]]である。
このページでは主に『裏向きのカードを表向きにすること』について扱う。
-総合ルール109.2cの「&ruby(ひょうしゅつ){表出};」とは意味が違う。
--表出とは、表向きであることに加え、それが一番上として表れていることを指す。デュエマの用語としては「[[オブジェクト]]」ということに等しい。
----
『見る(見せる)』と同様、[[山札]]、[[手札]]、[[シールド]]、つまり元々非公開情報であるものは表向きにされうる。
[[カード]]を表向きにする[[効果]]は、表向きにした後に別のゾーンや別の山札の位置に置かれることが多い。
テキストにその指示がない場合、原則として解決後には''元通りの順番で裏向きに戻す''。
『好きな順番で』と書かれていない限り、表向きにしたカードの順番は変えられないので注意。
#region2(表向きにした後の処理のパターン){{
・開示後[[シャッフル]]する例
|エンペラー・キリコ SR 水文明 (8)|
|進化クリーチャー:サイバーロード/オリジン 13000|
|進化−自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャーまたはオリジン1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーをすべて、好きな順序で自分の山札の一番下に置く。その後、山札の上から、進化ではないクリーチャーが3体出るまでカードを''表向き''にする。その3体をバトルゾーンに出し、山札をシャッフルする。|
|T・ブレイカー|
・開示後破棄する例
|紅神龍バルガゲイザー SR 火文明 (6)|
|クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン 5000+|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を''表向き''にしてもよい。そのカードがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く。|
|パワーアタッカー+1000|
・開示後指示が無い=元に戻す例
|ザ・ユニバース・ゲート R 火文明 (6)|
|呪文|
|自分の山札の上から3枚を''表向き''にする。その中にフェニックスがあれば、1体につき1ターン、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。|
※新テキストには[[注釈文]]で山札に戻すと書かれている
・表向きのままにする例
|アクア・マスター SR 水文明 (6)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 4000|
|このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、相手のシールドをひとつ選び、''表向き''にする。(シールドゾーンにある間、そのシールドは表向きのままプレイする)|
}}
[[《アクア・マスター》]]や[[《捜索甲冑ゴロンガー》]]等、表向きにしてそのままにする能力も存在する。このタイプの[[能力]]は[[カード]]を表向きにしたままゲームを続行するという意味で「[[プレイ]]」という語を使っているものが多い。
[[シールド・ゴー]]や[[《Dの天牢 ジェイルハウスロック》]]、[[《神聖で新生な霊樹》]]など[[ゾーン]]追加時に表向きにして置く[[能力]]の場合も、特に注釈は無いが表向きでゲームを続行する。
常にランダム性が求められる[[山札]]の[[カード]]を表向きのままにする[[能力]]はほとんどないが、[[シールド]]の場合は[[S・トリガー]]の位置が重要になったり、[[シールド・ゴー]]や[[裁きの紋章]]のように[[シールドゾーン]]での存在を明示することが戦略となったりするため、一度表向きにしたらそのままになるものがいくらか存在する。
表向きになった[[カード]]は公開情報となるため、本来なら「[[非公開ゾーン]]における[[カード]]の選択は[[テキスト]]上[[強制]]であっても[[任意]]となる((相手は[[非公開ゾーン]]に該当[[カード]]があるかどうか判別できないため))」という裁定が適応される[[ゾーン]]であっても、''表向きになっているカードによって処理が可能ならば結局[[強制]]になる''。
表向きになった[[カード]]は公開情報となるため、本来なら「[[非公開ゾーン]]における[[カード]]の選択は[[テキスト]]上[[強制]]であっても[[任意]]となる((相手は[[非公開ゾーン]]に該当[[カード]]があるかどうか判別できないため))」という裁定が適用される[[ゾーン]]であっても、''表向きになっているカードによって処理が可能ならば結局[[強制]]になる''。
例えば、相手が[[呪文]]を唱えたことにより[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]の能力がトリガーした時、この[[能力]]で自分の[[シールド]]を見た場合、見た[[シールド]]の中に仮に[[呪文]]があっても唱えないという選択ができる。しかし表向きの[[呪文]]があれば、[[シールド]]の中に呪文がある事は明らかであるため唱えなければならない。
-[[シールド]]を表向きにすると、[[シールドゾーン]]にある[[シールド]]のまま公開され、[[山札]]を表向きにするのなら、[[山札]]であるまま公開される。なので「[[山札]]の最後の1枚が表向きになったからといって、「[[山札がないので負け>ライブラリアウト]]」ということは起こらない((その後の[[カード]]の処理の結果によって[[山札切れ>ライブラリアウト]]が起こり得るだけであって、[[山札切れ>ライブラリアウト]]との直接の関係は無い。))。
-[[山札]]の[[カード]]を表向きのままにして[[ゲーム]]を続ける[[カード]]には[[《ラグーン・マーメイド》]]が存在する。ただしこの[[能力]]は[[山札]]の一番上に来ているカードだけを表向きにするもので、一番上以外に移動したカードは裏向きにする。
-「表向きにする」ではなく「[[見る]]」の場合は相手に見せる必要はない。
-2010年8月21日発売の[[DMC-64]]収録[[カード]]から、[[山札]]を表向きにする[[能力]]は「(すべての[[プレイヤー]]に)見せる」と、分かりやすい[[テキスト]]に変更された。
**参考 [#qd41b125]
-[[用語集]]
-[[裏向き]]
-[[裏返す]]
-[[連鎖]]
-[[ガチンコ・ジャッジ]]
-[[シールド・ゴー]]
-[[裁きの紋章]]
-[[ギャラクシールド]]
-[[プレイ]]
-[[《エンペラー・キリコ》]]
-[[《紅神龍バルガゲイザー》]]
-[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]
-[[《アクア・マスター》]]
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