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#author("2023-08-17T22:21:30+09:00","","")
#author("2024-01-19T22:43:31+09:00","","")
*&ruby(サイキック・ショック){覚醒編}; [#x085dbe7]
-''PREV'':[[神化編]]
-''NEXT'':[[エピソード1]]
[[デュエル・マスターズ]]9番目のシリーズ。
「覚醒編」と書いて「''サイキック・ショック''」と読む。
[[ブロックマーク]]は「PS」(=''P''sychic ''S''hock)。
[[勝舞編]]最後のエキスパンションシリーズ。
新要素[[サイキック・クリーチャー]]&[[超次元]]が登場。
ギミックが[[カード]]個々で完結しておらず、基本[[ルール]]にも大きく影響するという点において、大きなサプライズ要素となった。
また、[[文明]]や[[種族]]に次ぐ新たなステータス「[[ソウル]]」や、特定のソウルクリーチャー固有の能力も登場したため、[[キーワード能力]]の宝庫でもある。
[[超次元]]というオーバー[[スペック]]なシステムを導入するに当たり、その他の[[カード]]にも既存の[[カード]]の[[完全上位互換]]に匹敵する[[カード]]が多くみられる。結果としてこのシリーズで従来のものとは比較にならないほどの[[インフレ]]が進んだ。
その一方で、大して利用する価値のない[[準バニラ]]なども少なくない。当たり外れの大きいシリーズとも言えるだろう。
このセットに当てはまる[[エキスパンション]]は、
-[[サイキック・クリーチャー]]及び[[超次元ゾーン]]と各種[[ソウル]]が登場した
[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」>DM-36]]
-[[多色]]カードが復活し、複数の[[ソウル]]を持つクリーチャーも本格的に現れ始めた
[[DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」>DM-37]]
-[[ループ覚醒]]が登場。他にも多数の強力な[[サイキック・クリーチャー]]が追加された
[[DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」>DM-38]]
-[[DM-27]]以来の[[5色レインボー]]や[[進化サイキック>進化サイキック・クリーチャー]]、新種族[[エイリアン]]などが登場した
[[DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」>DM-39]]
の4つ。
-[[極神編]]以降、初めて[[ゴッド]]が収録されなかったシリーズ。
-このシリーズで初登場した[[種族]]は[[エイリアン]]以外すべて「[[コマンド]]」が付く。
-全ての弾に1枚ずつ[[死神]]クリーチャーが収録されている。一方で[[白騎士]]は1枚も収録されていない。
-このシリーズのカードには[[PSマーク]]というマークが付いていて、覚醒編のカードだということがわかりやすくなった。また、覚醒編のカードだけでデッキを組む[[レギュレーション]]が登場し、[[公式大会]]の予選でも採用された。この二つの新機軸は[[ブロック構築]]と[[ブロックマーク]]といった形で[[エピソード1]]以降の全てのエキスパンションシリーズに受け継がれている。
-今までとは異なる[[サイキック]]のシステムや度重なる[[インフレ]]とそれによる環境の激変が災いしてか、このシリーズで[[エキスパンション]]の売り上げを大きく落とした。[[神化編]]の売上が94億円であったのに対し、覚醒編の売上は3割以上減の62億円となった。このため、長期化のマンネリ打破や新規層獲得のために、エピソードシリーズを導入したり、9年間続いた[[切札 勝舞]]編から[[勝太>切札 勝太]]編へ主人公を変更したり等、大規模な改革が行われることになった。[[エピソード1]]の段階ではその狙いは成功することになるが、デッキ外を扱った過度な[[インフレ]]は[[後の>ドラゴン・サーガ]][[時代>超天篇]]にも[[禍>オリジナル]][[根>アドバンス]]を残すことになった。
-売上を落とした原因は流通にも問題があるとされている。[[DMC-49]]・[[DMC-50]]以降、[[レアリティ]]の高いカードや発売1年以内に出たカードが黒枠で[[再録]]されるケースが顕著になっており、シングル価格の下落を躊躇してかこの時期にはデュエマの商品を取り扱わないショップが続出した。こういった事情から、[[エピソード1]]から[[スーパーデッキ]]を除いた[[構築済みデッキ]]の目玉となる[[フォイルカード]]が新規カードとなったり、[[DASHゴールデンリスト]]([[革命編]]以降は[[デュエマゴールデンリスト]])を設けることでシングル価格の下落を防止する動きが強まった。
--ところが、このような施策はかえって[[資産ゲー]]を助長させた側面もあり、[[ビクトリー]]や[[サイキック・クリーチャー]]など有用カードの入手し辛さなどから[[十王篇]]まで新規参入の障壁となっていた。現在では[[DASHゴールデンリスト]]([[デュエマゴールデンリスト]])は廃止されており、[[DMRP-21]]で[[20周年トレジャー]]、[[ゴッド・オブ・アビス]]以降は[[トレジャー]]枠で[[再録]]することによってこの問題はようやく解決された。
-特殊な読みをするエキスパンションシリーズはこのシリーズで一旦終わり、次の[[勝太編]]最初のシリーズである[[エピソード1]]からはそのままの読みとなる。
次にこういった読み方をするエキスパンションシリーズは8年後の[[双極篇]]まで間を空けることとなる。
**このシリーズに発売された商品 [#z8af1704]
※= [[ブロックマーク]]なし
-[[DMC-59 「武者見参(サムライ・アンビシャス)」>DMC-59]]
-[[DMC-60 「無限死神(エターナル・デス)」>DMC-60]]
-[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」>DMC-61]]
-[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」>DM-36]]
-[[DMC-62 「ウルトラ・NEX」>DMC-62]]
-[[DMC-63 「ルナティック・ゴッド」>DMC-63]]
-[[DMC-64 「コロコロ・レジェンド・7 ムービー・ダイナマイト」>DMC-64]]
-[[DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」>DM-37]]
-[[DMC-65 「ULTRA FIRE SPIRITS 炎のキズナXX」>DMC-65]]
-[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」>DMC-66]]
-[[DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」>DM-38]]
-[[DMC-67 「ドラマティック・ウォーズ ドラゴン&ファイアー」>DMC-67]]
-[[DMC-68 「ドラマティック・ウォーズ エンジェル&デーモン」>DMC-68]]
-[[DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」>DM-39]]
**参考 [#l62cf9a1]
#include(シリーズリスト,notitle)
-[[覚醒編環境]]
-[[覚醒編背景ストーリー]]
-[[勝舞編]]
&tag(用語集,シリーズ,勝舞編,覚醒編);