#author("2022-07-27T01:38:23+09:00","","")
#author("2024-03-19T15:46:30+09:00","","")
*&ruby(かいじょ){解除}; [#n1ebd306]

[[キーワード能力]]の一つ。
[[キーワード能力]]の1つ。

この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]が[[除去]]される時、[[バトルゾーン]]を離れるかわりに裏返り、[[バトルゾーン]]にとどまる。

裏返すという性質上、[[サイキック・クリーチャー]]のみが持つ[[能力]]である。

|勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス SR 火文明 (14)|
|サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン 12000+|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1枚墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。|
|このクリーチャーが各ターンはじめてタップされた時、アンタップする。|
|攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。|
|T・ブレイカー|
|解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの小さいほうに裏返す)|

|時空の火焔ボルシャック・ドラゴン SR 火文明 (7)|
|サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+|
|攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。|
|W・ブレイカー|
|覚醒−このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。|

正確に記述すると、解除とは「このクリーチャーがバトルゾーンを離れる場合、かわりにコストの小さい面に裏返す。」を意味する[[常在型能力]]である。

二度[[除去]]しなければ[[超次元ゾーン]]に戻らない上、条件さえ満たせば[[覚醒]]し直すことができるため、除去耐性としては強力な部類と言える。

ただし、[[覚醒]]前の[[パワー]]が心許ない[[サイキック・クリーチャー]]も多いので油断は禁物。あくまで保険と考え、あまり期待しすぎないようにしたい。

**ルール [#pc7732df]
-「かわりに」とあるように[[置換効果]]である。[[置換効果]]は1つのイベントに2つ以上適用できないという[[ルール]]のため、[[置換効果]]による[[除去]]の場合は適用されない。具体的には、[[《神羅スカル・ムーン》]]や[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]の能力など。

-[[覚醒]]とは異なり、解除しても[[召喚酔い]]は無効にならない。滅多にあることではないが、[[《次元院のディメンジョン・ホーン》]]で出した[[《乱打の覚醒者ジャパニカ》]]をその場で[[解除]]させても[[攻撃]]はできない。
--とはいえ、[[解除]]を持つ[[コスト]]の大きい側の[[サイキック・クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に登場するためには原則[[覚醒]]を伴わなければならないため、このことを気にする必要がある場面はまずない。

-[[パワー低下]]や[[《勝利のプリンプリン》]]などの[[継続的効果]]は、解除しても持続する。よって、[[パワー]]を0にすることができれば解除してもそのまま[[破壊]]できる。
--ただし、覚醒後の[[サイキック・クリーチャー]]は総じてパワーが高いため、実現するのは非常に困難。

-解除して裏返るのは、新たに[[バトルゾーン]]に出ることには当てはまらない。よって、[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]や[[《知識の精霊ロードリエス》]]の[[誘発型能力]]は[[誘発]]しない。

-[[エターナル・Ω]]と同じく、[[置換効果]]でないならば[[破壊]]以外でも適用される。

**その他 [#we0b4472]
-有効な[[除去]]手段として、2回[[除去]]できる[[《魔弾ストリーム・サークル》]]などの[[ナイト・マジック]][[呪文]]などがある。[[《死神明王ガブリエル・XENOM》]]や[[《鬼カイザー 「滅」》]]など、[[アタックトリガー]]で[[除去]]を行うクリーチャーで殴り返すのも有効。&br;ただし[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]のような2体を選んでから[[破壊]]する効果では[[除去]]しきれないので注意。

-勘違いしやすいが、全てのサイキック・クリーチャーに[[解除]]がついているわけではないので注意。[[テキスト]]はよく確認したい。
-勘違いしやすいが、全ての[[サイキック・クリーチャー]]に[[解除]]がついているわけではないので注意。[[テキスト]]はよく確認したい。

-構築済みデッキ限定収録の[[《蒼炎の覚醒者サイキック・NEX》]]と[[《神の覚醒者サイキック・スヴァ》]][[《究極の覚醒者 デビル・ディアボロス ZZ》]]、コラボカードの[[《司令官の覚醒者 コンボイ》]]を除けば、解除を持つのは全て[[スーパーレア]]の[[サイキック・クリーチャー]]である。

-よく似た[[能力]]に、[[ドラグハート・クリーチャー]]が持つ「[[龍回避]]」がある。基本的にはこちらと同様だが、向こうは[[龍回避]]すると[[クリーチャー]]以外の[[カードタイプ]]になるので、[[パワー低下]]などの[[継続的効果]]はリセットされる。

-[[スレイヤー]]を持った[[クリーチャー]]に[[バトル]]で負けても一度で[[超次元ゾーン]]行きとなる。

//-[[《時空の不滅ギャラクシー》]]を見れば分かるが、[[覚醒]]と解除の違いは条件ではなく、裏と表のコストの違いである。
//↑それは「場を離れる」以外で解除を行うクリーチャーが出なければ言い切れないのでは?「ギャラクシーの覚醒」と「解除全般」で見ればそうですが
//少なくとも覚醒は「カード毎に一定条件下で起こる」解除は「カードに関係なく場を離れるとき置換効果として行う」という違いがあるかと。

**この能力を持つカード [#y5196c18]
-[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]
-[[《要塞の覚醒者ルナ・アレグリア》]]
-[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]
-[[《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》]]
-[[《乱打の覚醒者ジャパニカ》]]
-[[《龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ》]]
-[[《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》]]
-[[《蒼炎の覚醒者サイキック・NEX》]]
-[[《神の覚醒者サイキック・スヴァ》]]
-[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]
-[[《究極の覚醒者 デビル・ディアボロス ZZ》]]

**参考 [#ab82d36d]
-[[《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[覚醒]]
-[[リンク解除]]
-[[置換効果]]
-[[裏返す]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,解除);