#author("2023-11-06T04:05:35+09:00","","")
#author("2024-03-03T06:24:03+09:00","","")
*&ruby(きどうがたのうりょく){起動型能力}; [#gcf74fff]

起動型能力とは、所定の[[コスト]]([[起動コスト]])を支払うことで[[起動]]することができる[[能力]]である。
起動型能力は「起動制限、[[起動コスト]]、[[効果]]」の書式で書かれる。

特定の[[タイミング]]で[[効果]]を生成する点は[[誘発型能力]]に似通っているが、起動型能力は任意で効果を生成できるという点で異なる。([[誘発型能力]]はひとたび誘発すれば、効果が任意であっても[[解決]]する必要がある。)

誘発型能力同様、起動型能力は[[起動]]の手順を完了してもすぐには効果を生成しない。効果を得るためには[[解決]]する必要がある。

起動型能力が[[解決]]される前に起動型能力の発生源が元のゾーンを離れていた場合、[[起動コスト]]に自身のゾーン移動を含む・含まないを問わず能力は通常通り解決される。
例) [[《黒神龍ザンジバル》]]がいる時に[[《ピーカプのドライバー》]]の能力を起動した。
この場合、[[起動]]を完了した後に[[パワー]]がチェックされ[[《ピーカプのドライバー》]]は[[破壊]]されるが、対象となった[[ブロッカー]]を持つ[[クリーチャー]]は問題なく[[破壊]]される。

効果が[[コスト]]を要求することがあるが、その効果を生成する[[能力]]は上記の書式に当てはまらない限り、起動型能力ではない。[[起動コスト]]は効果を生成するための[[コスト]]であり、[[効果]]ではない。

起動制限が「[[攻撃]]できる時」の起動型能力は[[攻撃制限]]の影響を受ける。

起動型能力は、文脈から判断できる場合や明記されている場合を除き、[[バトルゾーン]]でしか[[起動]]できない。

起動の詳しい手順は「[[起動]]」の項を参照。

-「〜できる時」とあれば基本的に起動型能力である。仮に[[誘発型能力]]とすると、[[状況誘発]]となり、効果に自身の移動を含まない限り[[無限ループ]]が発生してしまう。

-[[デュエル・マスターズ]]では起動型能力は非常に少なく、大抵は所定の[[タイミング]]で[[コスト]]を要求する[[誘発型能力]]としてデザインされる。

**起動型能力に該当する能力一覧 [#idf374a9]
-[[タップ能力]]
-[[ダイナモ]](「[[攻撃]]できる時」の方、「[[バトル]]時」は[[常在型能力]]
-[[ダイナモ]](「[[攻撃]]できる時」の方、「[[バトル]]時」は[[誘発型能力]]
-[[サイレントスキル]]
-[[ハイパー化]]
-[[クロス]]
-一部の[[メテオバーン]]
--[[《超神龍アルグロス・クリューソス》]]
--[[《機神装甲ヴァルゲットIII》]]
--[[《炎竜凰シャイニング・ノヴァ》]]
--[[《獄竜凰ドラザルク》]]
--[[《魔皇アゼルザード》]]
--[[《聖帝ソルダリオス》]]
-[[《死神戦鬼ベル・ヘル・デ・バラン》]]の2番目の能力
-[[《Library of Alexandria》]]の能力
**参考 [#n6ea9523]
-[[用語集]]
-[[用語集]]
-[[効果]]
--[[単発的効果]]
--[[継続的効果]]
--[[置換効果]]
---[[置換効果(狭義)>置換効果#narrow]]
---[[自己置換効果]]
--[[状態定義効果]]
-[[能力]]
--[[常在型能力]]
---([[特性定義能力]]((実質[[継続的効果]]と同義)))
--[[誘発型能力]]
---([[遅延誘発型能力]]((何らかの能力によって生成される効果が後から発揮されること)))
--''起動型能力''
--[[呪文能力]]
-[[解決]]

[[起動]]
[[起動コスト]]

&tag(用語集,ルール,能力);