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- 超魂X へ行く。
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#author("2025-03-12T21:20:31+09:00","","")
*&ruby(ちょうこんクロス){超魂X}; [#top]
[[コロコロコミック]]2025年4月号で登場した[[キーワード能力]]。
キーワード以下に示す[[能力]]文を、この[[クリーチャー]]の上に置かれる[[カード]]にも与えることができる。
「これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャー''にも''以下の能力を与える」という表記のため、''超魂Xを持つクリーチャー自身もその能力を持っている''ものとして扱える。
|コッコ・超魂・ルピア UC 火文明 (3)|
|クリーチャー:アーマード・ファイアー・バード/フュージョナー 3000|
|このクリーチャーから進化するクリーチャーのコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''超魂X''(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)|
|各ターン、このクリーチャーがはじめてバトルに勝った時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。|
基本的にはこれを持つ[[クリーチャー]]を[[進化]]させることでその特色が発揮される。[[進化元]]の[[能力]]が残ったまま[[進化]]できるとも、[[進化]]先を強化できるとも取れる。
同弾では[[G-NEO進化]]がプッシュされており、そちらと組み合わせて使う想定だろう。
基本的に氷山の一角だけが一線級で輝き、大多数が対戦で不遇な目になることが多い[[進化クリーチャー]]だが、超魂Xの登場によってこれまで注目されていなかったものに思わぬコンボが生まれるかもしれない。
//例えば不遇な進化クリーチャーには[[《ボルメテウス・モモキング》]]がある。[[《未来王龍 モモキングJO》]]が登場して進化[[モモキング]]のカテゴリでライバルを蹴って採用する意義がなくマイナーだった。[[《MAX-Gジョラゴン》]]で[[変身]]裁定と組ませて連打可能になって代替不可カードとして日の目を浴びた。
-進化元に複数の超魂Xがあれば、その分だけ進化クリーチャーを強化できる。
[[G-NEO進化]]では重ね着に旨味が少ないものの、[[スター進化]]が耐性増加の目的などでさらに進化させた際には、最新のクリーチャーに超魂Xは引き継がれる。
-能力のテキストごと与える裁定については[[《MAX-Gジョラゴン》]]が参考になる。
-[[《時空の庭園》]]や[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]などを使うことで、カードの本体スペックを全く考慮せず超魂Xを有効化することができる。しかしながらそういった抜け道のある効果が強すぎる性能では[[シールド・ゴー]]を経由しなかった[[《凄惨なる牙 パラノーマル》]]が[[殿堂入り]]したように環境を歪ませる可能性があり、あからさまに有用な超魂Xは登場が難しいかもしれない。
//[[《疾封怒闘 キューブリック》]]もクリーチャーのスペックは飾りで[[ディスカード]]などでタダで使えるカードなのが[[殿堂入り]]の理由で、基本的にプレイを前提としないのに「使える」カードというのはかなり危険。
--一部の特殊進化は超魂Xを仕込む作業にマナ支払いなく能力を持ちながらバトルゾーンに登場できてしまう。うち[[マナ進化]]は[[手札進化]]より種類が多く[[墓地進化]]より下準備が少ない性質から注目度が高い。
-コスト6以上の進化クリーチャーとしてバトルゾーンにあるものは、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の影響を受けるかは不明。[[《コッコ・超魂・ルピア》]]はコスト5以下の範囲だが、何等かのカードの下にある間も「''コスト5以下の''クリーチャーの能力」として超魂Xへの[[無視]]チェックが入るのかどうかが明確な裁定はない。
--①「[[ブロッカー]]」が無視されていても[[ブロッカー進化]]の進化元にできる。②[[《奇天烈 シャッフ》]]の継続的効果は効果をかけられた時点ではなく、最新の情報を見る。この2つの前例から、[[エレメント]]として見る状態がコスト6以上ならば超魂Xの適用およびそれで得られる能力テキストが無視されないのではと仮説を立てることができる。
**その他 [#u62298b0]
-能力としての元ネタは恐らく[[Magic:The Gathering]]の[[変容>http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%89%E5%AE%B9]]。
-デュエマでありそうでなかった、進化元の能力が進化先に直接影響を与えるカード。ただし総合ルール200.3aによって進化元のカードの特性が無視されることはもともと定義されているため、今回のような例外がなければ実現しなくても不思議ではなかったと言える。
--進化元が間接的に効果を発揮したり、進化先に効果を与えたりする例は[[DM-34]]の[[《霊騎幻獣コライオン》]][[サイクル]]や[[シンカパワー]]という前例がある。
ちなみに前者は進化クリーチャーの存在、後者は進化をすることが前提だが、超魂Xは[[クリーチャーの下]]にさえあればよいため、[[墓地進化]]等で[[バトルゾーン]]以外から[[進化]]した時はもちろん、[[退化]]や[[進化]][[魔導具]]+[[無月の門]]などによって、進化ではない[[クリーチャーの下]]に仕込んだ状態でも発動する。
-名前の「X」は、[[クロスギア]]を装備させる「[[クロス]]」「[[S・トリガーX]]」と共通している。[[王道W]]の[[白赤緑]]では[[テクノサムライ]]が中心になる事が紹介されているため、意識されている可能性は存在する。
-現在公開されている[[《チェア=イーイッス》]]と[[《コッコ・超魂・ルピア》]]の両方で[[パワー]]の表記が通常より高い位置にあり、「超魂X」で与える能力の[[テキスト]]はパワー表記よりも下に書かれている。また[[イラスト]]もその部分には光るようなエフェクトが描かれており、右下には台形の枠の中に独自のイラストが描かれている。
超魂Xを持つ[[進化元]]を下にずらして置き、[[進化クリーチャー]]の[[テキスト]]の下に超魂Xの[[テキスト]]が続いて見えるような置き方を想定しているのだろう。
超魂Xの[[パワー]]表記と[[進化クリーチャー]]の[[パワー]]表記を重ね合わせるように置き、[[進化クリーチャー]]の[[テキスト]]の下に超魂Xの[[テキスト]]が続いて見えるような置き方を想定しているのだろう。
--右下のイラスト枠も、下に重なっている超魂Xが何なのか区別しやすくするための配慮だろう。
--下のカードの能力が見えるようにカードを重ねていくというギミックは、重ねる方向は逆だが[[オレガ・オーラ]]と同じコンセプトである。
-[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]の[[殿堂入り]]の一因とも噂される。本能力の公開直前に入れ替わるように規制された。
《COMPLEX》は下に大量のカードを溜め込むため、超魂Xが落ちればそれだけで発動してしまう。《COMPLEX》を[[フィニッシャー]]に据えていた[[【青黒COMPLEXコントロール】]]は既にデッキスロットが埋まっており、またそもそも起き上がった時点でほぼ勝ちのようなカードのため別に本体性能の強化はいらず超魂Xを組み込む余裕は無かったと思われるが、当時既に[[トップメタ]]だった《COMPLEX》をうっかり強化してしまわないよう予防的に規制されたという見方もできる。
--あるいは逆に、[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]の[[殿堂入り]]が既定路線だったからこそ、[[シナジー]]を警戒せずにこちらがデザインされた可能性もあるだろう。
いずれにせよ真相は闇の中。はっきりしている事と言えば、[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]がそれ自体が既に[[殿堂入り]]に相応しい強力無比な実力を有していたという事実のみである。
---大喜利的な話になるが、下に大量に超魂Xがある《COMPLEX》で持つ能力を全部見えるようにするには[[五元神]]などのように物理的に邪魔な存在になるという問題もあった。過去にも[[アドバンス]]では[[オレガ・オーラ]]を大量に付けた[[GRクリーチャー]]の置き場所に困ることがあった。[[オリジナル]]でも使用制限がない能力なので[[リモートデュエマ]]が再燃した場合に視認性の弱点はネタではなく本気で障害になる。
**参考 [#f946c842]
-[[《コッコ・超魂・ルピア》]]
-[[フュージョナー]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[の下]]
-[[シンカパワー]]
-[[キーワード能力]]
-[[用語集]]
&tag(用語集,能力,キーワード能力,超魂X,進化サポート);