#author("2024-11-11T18:24:38+09:00","","")
#author("2024-11-19T14:25:27+09:00","","")
*&ruby(おに){鬼};タイム [#jb104120]

|<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、~~~。|

[[DMSD-15]]で登場した[[能力語]]。
[[DMSD-15]]で登場した[[キーワード能力]]。
//SpDeck8よりもRP13よりもSD15が先
//[[SpDeck8]]で鬼タイムを先行体験できた。

|鬼ヶ覇王 ジャオウガ KGM 闇/火文明 (10)|
|クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 17000|
|<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。|
|スピードアタッカー|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーは、召喚されたターン、バトルゾーンを離れない。|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーをすべて破壊する。|

各プレイヤーのシールドが合計6つ以下になると効果が発生する能力。
発動するには、自分と相手のシールドの枚数が最低でも6:0、5:1、4:2、3:3、2:4、1:5、0:6となる必要がある。

-設定的には[[鬼札王国]]の固有の必殺技とされている。
互いの[[シールド]]の枚数で能力が発動、という点では「[[革命]]」と「[[侵略モード]]((アニメ『VSR』での表現。侵略者に多く見られる相手のシールドが2枚以下で発動する能力である。))」の折衷した能力と言える。

-名前の由来は「鬼退治」からだと思われる。魔物に遭遇すると言われる夕暮れ、『逢魔時』もイメージとして組み込まれているのだろう。ゲームが終わりに差し掛かると暴れ出す鬼タイムにはピッタリのイメージである。
--[[《デモニオの鬼時計》]]の[[イラスト]]では鬼時計の針が2時50分を指しており、「丑三つ時」のイメージでデザインされているようである。
--アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では鬼タイムに突入した際には鐘の音と共にバトルゾーンが暗くなる演出が入る。
また、[[メガネ]]と[[デストロ伊藤]]と[[コニー]]が効果を発動する際には時計の背景が登場し、彼らが時計のポーズを取った後に「5、4、3、2、1!鬼タイム発動!」と台詞を言う演出が取られている。

**テクニック [#dc84b4e5]
特殊な[[コンボ]]でも使わない限り[[コントロール]]で使う事は難しく、明らかに[[ビートダウン]]向きの能力である。
こちらのシールドか全て残っている状態だと相手のシールドを1つ以下にしなければ発動しないため、[[《斬斬人形コダマンマ》]]、[[《キズグイ変怪》]]、[[《「貪」の鬼 バクロ法師》]]など[[シールド回収]]できる[[カード]]を利用して積極的に早期発動を狙っていきたい。

[[ミラーマッチ]]には注意。自分の鬼タイムと同時に相手の鬼タイムも発動させてしまうため、シールドを減らすタイミングが重要になる。

[[《逆転のオーロラ》]]や[[《ギガジャドウ》]]などを使って自分のシールドを極端に減らしていく戦法も視野に入りそうだが、それは[[革命]]の方が効果の振れ幅では優れていると言える。

ただし、鬼タイムを持つカードやそれと相性のいいカードには、同時に[[鬼エンド]]を併せ持つものも少なくない。場合によっては[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]などで一気に自分のシールドを叩き割り、鬼タイムと[[鬼エンド]]の両方で攻め込むことも考えられる。

**環境において [#f8774e43]
登場当初は[[中速]][[ビートダウン]]で刻むプレイングをするのがハイリスクローリターン過ぎて環境の動きとして相当ではないと見られていた。

しかし徐々に[[《カンゴク入道》]]、[[《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]などの鬼タイム非達成時のスペックが高いカードが登場し、環境でも[[【赤黒邪王門】]]系統が活躍するようになった。単純に[[シールド回収]]が充実しているおかげで[[【赤黒邪王門】]]系統には安定感があるというのも大きい。

鬼タイムという能力自体を活かすデッキも、[[【赤黒バクロ法師】]]などで一定の活躍が見られる。

**その他 [#m30199e6]
この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は鬼タイムがなければ平凡な性能しか持たない一方、鬼タイムが発動すればまさに「''鬼''」のような性能を発揮するようになる。

昨今は確実性を重視すべく、[[ロック]]により[[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]といった逆転要素を使わせる事なく[[1ショットキル]]を決める[[デッキタイプ]]や、シールドに触れる事なく[[ループ]]による[[ソリティア]]で[[ライブラリアウト]]や[[エクストラウィン]]を狙うといった『[[対話拒否]]』型のトドメの瞬間まで相手の[[シールド]]に一切触れないデッキタイプが主眼となってきたのも、『双方の』[[シールド]]の数を駆け引きに要するこの[[能力]]が登場した一端かもしれない。

余談だが、[[鬼札 アバク]]の声優である[[木村良平]]氏は「妖怪ウォッチ」のエンマ大王の声優も担当しており、その「妖怪ウォッチ」には「鬼時間」というシステムが存在する。この鬼タイムというネーミングにしても、アバクのキャスティングにしても、狙ってやったのだろうか?

**「鬼タイム」に関連する能力を持つカード [#h9b3b758]
-[[《デモニオの鬼時計》]]

**参考 [#d908aa74]
-[[用語集]]
-[[能力]]
-[[キーワード能力]]
-[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]
-[[【赤黒ジャオウガ】]]
-[[十王篇]]
-[[鬼札王国]]
-[[鬼エンド]]

**ルール [#yb1eee7c]
公式Q&A
>Q.「鬼タイム」はどういう能力ですか?
A.お互いのシールドの合計が6つ以下になることで発動する能力です。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33429/]]

>Q.「シールドプラス」などの効果で2枚のカードが重なっているシールドは、「鬼タイム」で数える時にどうしますか?
A.カードが複数枚重なっていても、1つのシールドとして扱います。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33334]]

>Q.相手のシールドが5つ、自分のシールドが2つの状態で、自分のシールドが1つブレイクされました。手札に加えたカードが[[《襲来、鬼札王国!》]]で、その「S・トリガー」を使う場合、「鬼タイム」時の能力を使えますか?
A.はい、使えます。[[《襲来、鬼札王国!》]]を唱える時点でのシールドの総数は6つですので、「鬼タイム」であるとして両方の能力を使うことができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33338]]

>Q.相手が[[《ボルカニック・アロー》]]を唱え、自分の[[《「双打」の鬼 ウコン丸》]]を選び、破壊しました。[[《ボルカニック・アロー》]]の最後の能力によってシールドがひとつ墓地へ置かれ、ちょうど6つになった場合、[[《「双打」の鬼 ウコン丸》]]の「鬼タイム」の能力は使えますか?
A.はい、使えます。「鬼タイム」は、その能力が解決される時点でのシールドの合計を参照します。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33430]]

>Q.自分は[[《鬼槍の一撃》]]を「鬼タイム」能力が発動していない状態で唱えました。その後、同じターン中に自分と相手のシールドの数が合計6つ以下になった場合、[[《鬼槍の一撃》]]の「鬼タイム」能力は発動しますか?
A.いいえ、発動しません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34213]]

>Q.お互いのシールドが6つ以下の状況で[[《ミチズレ入道》]]を召喚しました。[[《ミチズレ入道》]]は「鬼タイム」により「スレイヤー」を得ていますが、この[[《ミチズレ入道》]]から進化したクリーチャーは「スレイヤー」を得ますか?
A.いいえ、[[《ミチズレ入道》]]の「鬼タイム」は常在型能力ですので、進化したクリーチャーに「スレイヤー」は引き継がれません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33470]]

&tag(用語集,能力,能力語,鬼タイム,自分と相手のシールドの数が合計6つ以下,クラッチ);
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