#author("2023-10-22T21:06:58+09:00","","")
#author("2023-11-04T23:32:50+09:00","","")
*&ruby(ダブル){W};・ブレイカー [#oc392792]

|W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|

[[DM-01]]から存在し、1回の[[攻撃]]で[[シールド]]2つを同時に[[ブレイク]]できるという[[キーワード能力]]([[2017年3月25日ルール改訂]]以前は1枚ブレイクを2回行える行為だった)、またはこの能力を持ったクリーチャーの総称。

|ボルシャック・ドラゴン VR 火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+|
|W・ブレイカー|
|攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。|

-[[シールド]]を2枚[[ブレイク]]した後に[[S・トリガー]]の処理の順番なので追加された[[シールド]]を[[ブレイク]]できず、また[[《終末の時計 ザ・クロック》]]でブレイク枚数を抑えることができない。
逆に言えば[[《深緑の魔方陣》]]などによって増えた[[シールド]]を別の[[クリーチャー]]で攻撃しないといけないので攻められる側は攻撃クリーチャー一体消費させられる。
逆に言えば[[《深緑の魔方陣》]]などによって増えた[[シールド]]を別の[[クリーチャー]]で攻撃しないといけないので、攻められる側は攻撃クリーチャー一体消費させられる。

-[[2017年3月25日ルール改訂]]にブレイクのルール改定があった為以前の挙動を取ることができなくなったもしくは以前では取ることができなかった挙動をとることができるカードが増えた。詳細はそちらへ

#region2(過去のルールにおいて){{
-途中で[[シールド]]を[[ブレイク]]している[[クリーチャー]]が[[S・トリガー]]で[[破壊]]されるなどして場を離れても、[[シールド]]は最後まで[[ブレイク]]される。これは[[T・ブレイカー]]なども同様である。

-[[W・ブレイカー]]持ちの[[クリーチャー]]が1つ目の[[シールド]]を[[ブレイク]]して[[《深緑の魔方陣》]]などによって[[シールド]]が増えた時、2つ目を[[ブレイク]]する時に増えた[[シールド]]を[[ブレイク]]してもよいことになっていた。

-実際の[[プレイング]]において、1回の[[攻撃]]で[[シールド]]2つを一度にめくるプレイは誤りであり、[[ルール]]違反である。正しくは[[シールド]]を1つずつ[[ブレイク]]し、[[S・トリガー]]を持つ[[カード]]の場合その[[効果]]をすべて[[解決]]したのち、次の[[シールド]]を[[ブレイク]]する。その後ルール改訂があり上記のように1回の[[攻撃]]で[[シールド]]2つを同時にブレイクし、その中から、[[S・トリガー]]を持つ[[カード]]の場合その[[効果]]をブレイクされたプレイヤーが好きな順序で[[解決]]するようになった。
}}

-[[W・ブレイカー]]は重複しても特に意味は無い。[[《ボルシャック・ドラゴン》]]に[[《魔弾バクレツ・ストライク》]]を使っても[[ブレイク]]できる[[シールド]]は2つのままである。

-また、1体のクリーチャーが[[W・ブレイカー]]と[[T・ブレイカー]]などを同時に持っている場合、[[攻撃]]する直前にいずれかを使うか選択する。


-攻撃時にパワーが6000〜11500になるクリーチャーは、デメリットなしで持っていることがほとんどである。ただし、[[プレイヤー]]を[[攻撃できない]]場合や[[パワー]]が流動的な[[カード]]などには与えられない。
--例外として[[《ブレイドラッシュ・ワイバーンδ》]]や[[《覚醒するブレイブ・ホーン》]]は[[パワー]]6000未満であるにもかかわらず、W・ブレイカーを持っている。これらはメリット[[能力]]としてパワーを代償に得ているのがほとんど。
--[[《ノウメン》]]など[[攻撃]]できるのに持っていないものも存在する。[[バニラ]]であれば上とは逆にブレイカー能力を持たない分パワーを上げているのだろうが、[[《ミラフォース・ドラゴン》]]のように明らかにつけ忘れられているものもいる。
--[[《武闘将軍 カツキング》]]、[[《百万超邪 クロスファイア》]]などは攻撃時に[[パワー]]が12000を軽く超えるにもかかわらずW・ブレイカー止まりである。素のパワーはW・ブレイカー圏内なので、途方も無い数値の[[パワーアタッカー]][[能力]]が単に「[[バトル]]や[[除去]]に強くなる[[能力]]」として計算されているのだろう。


-漫画やアニメでは演出の都合上、現在と同じ様に同時に複数の[[シールド]]が[[ブレイク]]されることがほとんどであった。以前はこれは正しい表現ではなかったが、一応[[効果]]についてはちゃんと[[解決]]してから、次の[[シールド]]に移っている。&br;なお、アニメ「ビクトリー」以降では、当時のルールにのっとり律儀に1つ1つ[[S・トリガー]]チェックをしながら[[プレイ]]するようになった。
--逆にルール改定によって一度に複数のブレイクが行われるようになった新章「デュエル・マスターズ」以降のアニメでは、シールドも全て同時に破壊されるようになった。一方で緊張感を演出するためか、今度は「必要ないのに1枚ずつ[[シールドチェック]]を行う」という逆転現象が起きている。こちらも一応全てのシールドチェックが終わった後に効果を解決しており、ルール上のミスはない。

-古くは「W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2''枚''ブレイクする)」と表記されることが多かったが、[[革命編]]最初の[[エキスパンション]]である[[DMR-17]]を境に「W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2''つ''ブレイクする)」に表記が改められた([[DMD-21]]と[[DMR-17]]を比較するのが最も分かりやすい)。これは[[シールド]]というオブジェクトをカウントする場合は「1つ2つ3つ…」と数え、1つの[[シールド]]を構成する[[シールドカード]]をカウントする場合は「1枚2枚3枚…」と数える方針を統一させる狙いがあると思われる。

-[[Deadman]]が最も好きな能力であり、[[ギャラクシールド]]の良い所としてW・ブレイカーを3ターン目に送り込める点を挙げている。[[参考>https://www.youtube.com/watch?v=YtqHBeG78VA]]

//-黎明期には、ゲームの娯楽性を高めるために、パワー6000以上のクリーチャーは[[テキスト]]に関係なく[[攻撃制限]]の無いW・ブレイカーとして扱うローカルルールもあった。
//ローカルルール云々の記述は書き出すときりがないのでコメントアウト

**参考 [#g6d8b8c1]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[追加ブレイク]]

#include(ブレイカー一覧,notitle);

&tag(用語集,能力,キーワード能力,ブレイカー,W・ブレイカー,常盤木);