《フューチャー・ハンド》
フューチャー・ハンド UC 闇文明 (7) |
呪文 |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
▶相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
▶相手のデュエリストを1つ破壊する。 |
DMEX-18で登場した闇の呪文。
モードで相手のクリーチャー1体か「デュエリスト」1つのどちらかを破壊することができる。
このカードの登場時点ではデュエリストに相当するカードは存在せず、「デュエリストを破壊する」能力は選んでも何も起こらない能力となっている。
そのため、事実上《デーモン・ハンド》の下位互換。《奇天烈 シャッフ》対策を考慮しても追加能力を持つ《デビル・ハンド》や《電脳の女王 アリス/不埒な再侵入》の存在が気がかり。
一応、それらと違いモードの2つめの能力を選ぶことで「唱えた上で何もしない」選択肢を取ることが可能。もっとも、「呪文は唱えたいが相手のクリーチャーを除去したくない」という場面は滅多にないだろう。
しかも、後にデュエリストが登場したところで、このカードが使われるかどうかは疑問に残るところ。結局オブジェクトを1つしか除去できないというのは、S・トリガー付きとはいえ7コストに見合ってるスペックとは言い難く、純粋にカード指定除去の方がコストパフォーマンスも汎用性も高いだろう。
このカードが環境で脚光を浴びるとしたら、
- 破壊対象となるデュエリストが環境レベルで強い
- そのデュエリストが何枚ものカードで構成されたオブジェクトで、その構成カードもまとめて破壊しないといけない(1枚だけ破壊するだけならカード指定除去で十分)
という2つの条件が揃った時だろう。
- 一般的に「デュエリスト」とはデュエルを行う人、すなわち(デュエル・マスターズをはじめとするカードゲームにおける)プレイヤーを指す言葉である。
- 2022/02/18付の「よくある質問」更新後は、対戦相手やプレイヤーを指す言葉ではない事だけは明言されている。
- この質問が公開されるまでは、「プレイヤーを直接攻撃するのか」などとネタにされていた。
- 2022/02/13には、未来の切札 勝舞が令和の切札 勝舞を《フューチャー・ハンド》で抹殺することを試みる動画がデュエチューブで公開された。この動画の内容に基づくと、未来のデュエリストの格好はパンツ一丁であり、最近デュエマをやってない人やパンツ一丁ではない相手には《フューチャー・ハンド》の効果対象外となる。
- このQ&Aの形式は、発売当初の《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》における禁断フィールドの時と同様であり、次以降のシリーズで登場する新たな特性の種類の一つと思われる。
- このカードの登場時点で、「○つ」と数えるオブジェクトはシールドと封印だけであり、「○体」と数えるクリーチャーに付く特殊タイプや種族ではないと推測できる。
- 登場時点では「破壊」されうるのはクリーチャーしかあり得なかったが、後にタマシードとの整合性のために、総合ルール701.6aに修正が加えられ、クリーチャー以外も「破壊」されうるようになった。これにより、「デュエリスト」がクリーチャーではない裏付けがさらに取れた。
- このカードの収録パックであるDMEX-18がMagic:The Gatheringの「未来予知」のオマージュであることから、このカードはあちらの《蒸気打ちの親分/Steamflogger Boss》のオマージュと思われる。
あちらもカードの登場時点では存在せず、その後の実装の予定もないカードタイプ「からくり」を指定した能力を持っていた。
DMEX-18のフューチャー呪文サイクル。いずれも未来フレームかつ、DMRP-06でフィーチャーされた呪文名称カテゴリに所属している。
フレーバーテキストでは、「もしも各文明のアイデンティティ形成の根幹に関わる要素が欠けていたら」というif世界線の様子が描かれる。
自然には存在しないが、《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》が未来フレームかつこれらと似たフレーバーテキストを持つ。
関連カード
- DMEX-18
悪魔の存在しない闇文明。そこでは、主なき闇の存在が象徴を求めて強きものを求め続けるが、自らの手でことごとく握りつぶしてしまう。
収録セット
参考
公式Q&A
Q.デュエリストとはなんですか?
参照:《フューチャー・ハンド》
A.まだわかりません。ただ、対戦相手やプレイヤーを指す言葉ではありません。
引用元