邪王極限怒号掌(じゃおうきょくげんどごうしょう)

邪王極限怒号掌 R 闇文明 (5)
呪文
相手は、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶相手は自身のマナゾーンにあるカードをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
▶相手は自身のクリーチャーをすべて破壊する。

DMRP-22で登場した呪文

相手のマナゾーンにあるカード全てのフリーズと、相手のクリーチャーへの全体除去からモード相手に選ばせる

《ヤバスギル・ラップ》《夢幻の無》のように、相手依存である代わりに高い出力を発揮する呪文の一種。

1ターン限りのマナ封じと相手のクリーチャー全滅は、どちらもコスト5にしては破格な効果ではあるが、相手に選択肢があるとなれば話は別。

相手のバトルゾーンが整っているほど、相手は破壊を選ばない可能性が高い。
逆にバトルゾーンが整っていなければ、相手は破壊を選ぶ可能性が高く、相手のクリーチャーが1体もいない状態では事実上バニラ呪文と化す。クリーチャーが並びにくい環境では刺さることが少ない。

よって、環境を読む力と、ゲームではどちらを選ばれても十分なアドバンテージを得られる発動のタイミングをしっかり見極める力が求められる。

特に1ショットキル前や、中速ビートダウンの攻撃前に使ってやると効果的。
相手がS・トリガーなどで生き延びたとしてもブレイクされた手札を使えない、もしくはクリーチャーが全滅した状況なら殴り返しも出来ない為、逆転の可能性を確実に閉ざしていける。
《芸魔王将 カクメイジン》《魔法特区 クジルマギカ》などの攻撃時に使っておくのも凶悪。

  • どちらの選択肢でも相手のリソースがゼロにされるので《真実の名 アカデミー・マスター》などで連打しても、同じ選択肢を選ばれ続けられる可能性が高い。
    • ただし、連打することでEXライフ等の除去耐性持ちを破壊できる可能性はあるので、意味がある場合もある。
  • デュエパーティーでは非常に危険なカード。選択肢を選ばせる相手と、効果を受ける相手を別々に指定する事が出来るためである。
    • つまり、「マナは揃っているが盤面は少ないプレイヤー1に対してこの呪文を選択肢を選ばせる」→「プレイヤー1は全体除去の選択肢を選ぶ」→「プレイヤー1の場を除去しても意味は無いため、盤面が揃っているプレイヤー2のバトルゾーンを全て破壊する」といった事が可能。
    • それでも、一番狙いたいプレイヤーにダメージを与えられるかは不確実であるが、通常ルールに比べて大ダメージを与えやすいので扱いやすくなっている。
  • フレーバーテキストではゲンムエンペラーが倒されている。十王篇においてもゲンムエンペラーはジャオウガに敗北を喫しており、そちらにとっては相性の悪い相手と言えよう。

関連カード

相手にモードを選ばせるカード一覧(《クライシス・ボーラー》の様に、相手が対象を選ぶカードとは異なるのを留意)。

フレーバーテキスト

収録セット

参考