ノワールアビス
DM23-RP1で登場した種族。アビスの種族カテゴリに属する。
ド:ノラテップ C 闇文明 (2) |
クリーチャー:ノワールアビス |
スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する) |
各ターンに一度、自分のアビスを使うコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。 |
命名ルールは「△:○○」、VR以上は「□□:△:○○」となっている[1]。
△の1文字、○と□の部分にも法則性がある。○と□の部分には、モチーフを逆さ読みしたように捩ったカタカナが入る。
余談だがヴェールアビスでは△:□□:○○と1文字部分が先頭に来る。
(□□:)ド:○○ | 生物モチーフ |
(□□:)グ:○○ | 無生物モチーフ |
(□□:)ガ:○○ | 感情モチーフ |
- 根拠はないが、無秩序に1文字が使われるわけがないというメタ読みから、「ド」は「ドウブツ(動物)」、「グ」は「キグ(器具)」、「ガ」は「ジガ(自我)」が由来ではないかと目されている。
イラストは「ド」と「グ」はタコの触手のような生物がモチーフとなったものを歪に再現、「ガ」はモチーフとの関連性は特にないずんぐりした怪物、となっている。
- カードフレームはアビスロイヤルと同様のものが使われているが、背景はステンドグラス風ではなくブラックホールのような円が見られる。
- 「ノワール(Noir)」はフランス語で「黒」を意味する。
後に登場したヴェールアビス(※ヴェール(Vert)はフランス語で「緑」)から察するに、自身の文明を示していたようだ。
- 背景ストーリーでは《アビスベル=ジャシン帝》の感情の揺れによりその身体から分身として生まれた種族とのこと。《グ:ルナグーシ》のフレーバーテキストによれば、《ジャシン帝》が興味を持ったものがモチーフになっているようだ。このため、アンティークインテリアにモチーフが限定されていたアビスロイヤルと異なり、モチーフ元は生物・無生物を問わない。
- 余談だが、モチーフが身近にある生物や無生物であること、本来はクリーチャー世界に存在せず、無から生み出されたという設定はジョーカーズを思わせる所がある。
- アニメ『デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編』ではジャシン帝こと邪神くんの分身という事で、子供やペットの様な扱い。こちらでも幸福感や熱狂や悲しみ等、邪神くんの感情が大きく動いた時に、それらの感情と結びついたものがモチーフとなって誕生している。
邪神くんが人間界の文化や娯楽にすっかり浸りきっていることで「ド」勢力と「グ」勢力が大量に生み出されており、更にはアビスの居城である『深淵』の一角に存在する洞窟である通称『ノワール・メゾン』を棲み処に更なる増殖を続けていた。邪神くん以外のアビスロイヤル達にとっては「意思疎通が取れず、不気味な存在」と認知されている。しかし、新に元締めとなった《邪闘 シス》[2]やそこから生まれた「ガ」勢力は言語能力や知性を持っている。
自分たちの始祖である邪神くんを崇拝しており、忠誠を誓っている。
また、第15話では日光に弱いという設定が追加された。
参考
現時点で「グ」にはVR以上はいない。
これについて邪神くんは「自ら死と再生を繰り返すことで短期間で途方もない世代交代を重ね、言語能力と高い知能を持つに至った」と分析している。