宣凶師(せんきょうし)エルリオット》

宣凶師エルリオット R 光文明 (4)
クリーチャー:グラディエーター 3000
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、自分のシールドをすべて見てもよい。その後、それを元に戻す。

DM-06で登場したグラディエーター
cip能力で自分のシールドを全て見ることができる。相手のシールドならともかく、自分のシールドを見たところでデュエルにおいて有利になることは少ない。

《メロッペ》《蒼神龍アル・バビロン》などと組み合わせれば、S・トリガーを狙ってプレイできる。しかしS・トリガーがシールドに入っているとは限らず、《キャバリア・シャーク》等を使って仕込むとしたらこのカードを使う意味がない。
《ラッキー・ダーツ》を使用するデッキならば、《「古の守護者」》と組み合わせて能動的にシールドにある呪文を踏み倒すことができる。それでも《ヴァリアブル・ポーカー》の存在が厳しいか。

【起源神】《神託の精霊アルメリック》系統等、自分のシールドを把握していると有利なデッキではお呼びがかかるかもしれない。《電脳護聖ビョイト》の効果でS・トリガーを得られるようにもなり、若干ではあるが使い勝手は上がっている。特に《音感の精霊龍 エメラルーダ》の登場はこのカードにとっては朗報だろう。《ヘブンズ・ゲート》から2体一気に出せるので、覚えておいて損はない。

もしくは【クリスティ・ゲート】に入れておくと便利な1枚となるだろう。あらかじめ全てのシールドの中身を把握しておけば、《クリスティ・ゲート》《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》でのコスト踏み倒しもしやすくなる。

普通に使うのではアドバンテージを稼げないので、相性の良いカードを見つけるのが肝心である。

  • 便利な能力だが再録経験が全く無く、入手には非常に難儀するだろう。
  • 名前の由来はマジック:ザ・ギャザリングの製作に携わったマイケル・エリオット氏だろうか。
  • 地上から空に向かって凄まじい光を放つクリーチャーが描かれているものの、その光が凄すぎてこのクリーチャーの全体像が分かりにくくなっている。UFO型の種族であるグラディエーターには顔がないので猶更。

収録セット

参考