離れた時
特定のゾーンを離れた時にトリガーする誘発条件の1つ。
能力テキストによく使われる用語の1つで、特に明記がなければ「バトルゾーンを離れた時」のことを指す。
十王篇までは「バトルゾーンから離れた時」というテキストだったが、王来篇からは単に「離れた時」と簡略化されるようになった。
もちろん「マナゾーンから離れた時」、「シールドゾーンから離れた時」という記載があれば、そのゾーンから離れた時に能力がトリガーする。
- プレイヤーはもちろん、開発陣もほとんど使っていないが、cipのような英語表記は「ltb=L.T.B. (Leave the Battle zone)」らしい。ソース
参考
公式Q&A
Q.カードの下に置かれている《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》が、《イデア・パラドックス》のようなカードを指定する効果によって破壊された場合、「このカードが離れた時」の能力はトリガーしますか?
類似例:《ディダノス <デスフェニ.Star>》
A.いいえ、トリガーしません。《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》の「離れた時」の能力のように、その能力を持つカード自身が離れることによってトリガーする能力は、そのカードが離れる直前の状態を見て能力がトリガーするかどうか決定します。離れる直前に《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》はカードの下に置かれていて、特性が無視されていたので、「離れた時」の能力はトリガーしません。
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| | (総合ルール 200.3a,603.5c)
| - 200.3a
- 進化などによってカードの下に置かれているカードは通常のゲーム中は特性が無視されています。ただし、カードを指定する場合、特性は参照されます。カード以外を指定する場合は参照されません。
例:光と水文明を持つクリーチャーの上に進化した水のクリーチャーは水のクリーチャーであり、パワーも種族も下のカードから影響されません。ただし、《テック団の波壊 Go!》の効果を受けた場合、下のカードもコストを参照し、適正であれば効果を受けます。 例:《卍月 ガ・リュザーク 卍》の無月の門・絶は魔導具を参照しているため、《卍 デ・スザーク 卍》の下にあるカードは参照できません。
- 603.2c
- 「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。
例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
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引用元(2023.4.10)