マナゾーン
ゾーンの一つ。
マナを生み出すカードを置く場所である。
プレイヤーとシールドゾーンの間にある。
カードをプレイする際、このゾーンのカードをタップすることで、1枚に付き原則1点のマナを支払うことができる。
マナゾーンにカードを置く方法は大きく分けて以下の2種類がある。
1ターンに1回、ターン・プレイヤーは手札にあるカード1枚をマナゾーンに置くことができる。この処理を「チャージ」と言う。チャージは、ドローステップの次のマナチャージステップで1回のみ行うことができる。
また、《フェアリー・ライフ》や《霞み妖精ジャスミン》など、マナゾーンにカードを置けるカードも存在する。このような能力を利用することを「マナブースト」と呼ぶ。
当然ながら、ここに置かれたカードが多いほど、より強力なカードを使えるようになる。重いカードを使いたい場合、通常のチャージの他にカードの能力でマナブーストを行うなど、効率よくマナゾーンのカードを増やしていくとよい。
デュエル・マスターズのルール上、カードの使用には原則としてマナが必要である。このゾーンの管理はまさしくゲームの命運を分けると言っても過言ではないだろう。
ルール
- ここにカードを置く場合、原則として上下逆にして置く。カードの下側のマナ数を示す数字が逆向きで書かれているのはそのため。
- このゾーンのカードはバトルゾーンや墓地と同じく公開情報である。相手から確認を求められたときにはきちんと全て見せなければならない。マナを出す時に重ねてタップするプレイヤーも多いが、最低限マナの文明は対戦相手に分かるぐらいの配慮はすべき。
ゲームにおいて
- マナゾーンに必要な文明が足りていないためにコストを支払えないカードを使うなど、マナに関するミスはたびたび見られる(火のカードが一枚しかないのに火のカードを二枚使ったりなど)。対戦に集中していると思わずやってしまうこともあるため、気を付けたい。
- マナゾーンに置いたカードは、何らかのカードの能力を利用しない限り自由に使うことは出来なくなる。そのため、ここに置くカードは慎重に選びたい。
- マナ回収、マナ進化など、マナゾーンを軸にした戦略も多いため、相手のマナゾーンのカードは常に把握しておきたい。
その他
- このゾーンにあるカードは単に「マナ」と呼ばれることがあるが、「マナ」というルール用語があり混同を招くため使用を避ける方が無難だろう。
上記の理由から混同を避けるため「マナカード」という俗語が用いられることがある。なお、北米版ではmana cardという語句がカード内に用いられている。
参考