《イデア・パラドックス》

イデア・パラドックス UC 水/火文明 (2)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶バトルゾーンにある相手の、コスト4以上のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。
▶バトルゾーンにある相手の、コスト3以下のカードを1枚選んで破壊する。

DM22-RP2で登場した/S・トリガー呪文

相手のコスト4以上のカードを1枚バウンスするか、コスト3以下のカードを1枚破壊する。

文明は異なるが、《テック団の波壊Go!》と同じくバウンス破壊モードで選べる。
あちらと違いどちらのモードもカード指定除去であり、コスト6以上の非クリーチャーも一発で除去可能。
その性質から超次元ゾーン超GRゾーンなどデッキ外のカードに対して強い。

環境において

オリジナルでは【白青赤天門】【白青赤鬼羅.Star】【青黒赤緑邪王門】に、アドバンスでは【赤青アポロヌス】《メッチャ映えタタキ》と入れ替わる形で採用され、コスト踏み倒しメタ除去手段として活躍した。

当時は《希望のジョー星》破壊モードの範囲に入ることも高評価の一因だった。

純粋にカードパワーが高いため、【4色万軍投】【オボロティガウォック】などコスト踏み倒しメタを除去する必要性が薄いデッキにもが合えば採用できた。

その後《希望のジョー星》プレミアム殿堂してしまったが、依然として【青魔導具】刺さる他、【オービーメイカー】系統や【我我我ブランド】ウィニーに対する除去としても役立つ。

しかしエレメント除去が普及した王来篇時点では既にほとんど見かけなくなっている。一見相性の良さそうな【白青赤ゴスペル】でもS・トリガーの付いた単色軽量級除去には困らないため、殆ど採用されない。精々が《獅子王の遺跡》基盤の【ビッグマナ】に多色マナ武装達成要員兼《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》手札以外メタへの対策として投入されるぐらいか。

その他

  • フレーバーテキストでは「イデア」についての哲学的な内容が語られている。
    火の鳥のようなものが描かれたイラストも鑑みると、「イデア・フェニックス」に言及しているとも解釈できる。
    また、シークレット版のフレーバーテキストでは直接イデア・フェニックスに言及している。
    • ただし、このカードに描かれたそれは「イデア・フェニックスそのもの」ではない。「認識した時にはすでにイデアではない」というフレーバーテキストの内容からしても、イデア・フェニックスとは容易に「認識」できるものではないのだろう。
    • Deadmanはイデア・フェニックスの元から生まれたと解説しているが、イデア・フェニックスそのものでもないと断りを入れている。参考

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考