アカシック・レコード

背景ストーリーにて言及されている、アカシック兄弟の兄、アカシック・タレスによって作られた超獣世界の未来とその最悪の結末「審判の日」のシミュレーションを記した記録。
かつてこれを作り出したタレスはこの装置に強制接続させられてしまい、「審判の日」を含む世界の歴史を知ってしまった。アカシック兄弟の「アカシック計画」は、この記録にある「審判の日」を回避するために始まった。

タレスの手によりその存在は秘匿されており、「審判の日」の詳細はアカシック兄弟しか知らない。

タレスはゼノンが世界構造を変化させるたびにアカシック・レコードによるシミュレーションを行っているが、「審判の日」の回避にはまだ至っていない。

  • 「アカシック・レコード」とは、オカルト思想や神智学に登場する宇宙の歴史の全てが記されているとされるデータベースで、サンスクリット語で「虚空」を意味する「アカシャ」に由来する。「アカシャ年代記」とも。
    過去から未来までの記録という点ではD・Mにおけるアカシック・レコードも同じだが、人工物かつ、あくまでシミュレーターである(確定した未来ではない)という点で多くのSF作品とは異なる。
  • 王来篇以降に多くの設定が明かされたアカシック計画関連用語にしては珍しく、なんと初出は闘魂編DM-06である。とはいえ「アカシック・レコード」自体はSF用語としては比較的メジャーなものであるため、当時の設定とは異なる可能性は否定できない。

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