《ブレイン・タイフーン》

ブレイン・タイフーン C 水文明 (4)
呪文
カードを3枚まで引く。その後、自分の手札を1枚捨てる。

DMR-11で登場した呪文

《エマージェンシー・タイフーン》と比べるとコストが2増え、S・トリガーが消えたものの、引く枚数が1枚増えている。

コスト帯に《サイバー・ブック》があるため、基本的にはディスカードを利用できるデッキでないと運用は難しい。
1コスト上に《スクランブル・タイフーン》があるため中途半端に感じるが、5コスト域に綺麗に繋がる為《インフェルノ・サイン》《ルソー・モンテス/法と契約の秤》のようなリアニメイトと相性が良い。
《プライマル・スクリーム》と比べると肥やせる数やトリガーの有無で劣るが、手札に加えてから墓地に落とすため、墓地に落とすと回収しづらい呪文を落とさない点では勝っている。

また、1コスト下に《サイバー・チューン》がある。軽さと墓地肥やし速度の差からあちらが優先されることが多い。こちらを使うのであれば手札交換に留まらず、手札が1枚増えることに焦点を当てなければならない。

さらに、引く場合の枚数指定の任意強制の差はあれど、この呪文とほぼ同等の性能のアタックトリガーを持つ《プラチナ・ワルスラS》の存在も見過ごせない。が絡むビートダウンでは環境の高速化に伴い、大抵あちらが優先される。
《プラチナ・ワルスラS》殿堂入りしていた頃は、あちらの二枚目以降としての運用が期待されていたが、2022年7月1日付けで殿堂解除されてしまった。
また、単純に手札を増やしたいだけなら《プラチナ・ワルスラS》と同日に殿堂解除になったこのカードにはないS・トリガーを持っている《サイバー・ブレイン》が存在するのも追い打ちをかけている。

総じて、時代に取り残された1枚と言えるか。《スクランブル・タイフーン》ですら環境的に使われていない現状を鑑みると、用途を見つけるほうが難しいのかもしれない。

  • 近年の3枚引くタイプのドローソースとしては珍しく、上限まで任意枚数引けるドローである。とはいえ、コスト論としてはそれくらいのメリットがなければ使用には耐えられないか。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考