デュエマウス

漫画「VS」及びアニメ「VSR」「VSRF」に登場するキャラクター
漫画とアニメで設定がかなり異なる。

アニメ版

第1話から登場。八尾町にオープンしたデュエマーランドのヒーローでミスター・デュエマーランドと呼ばれている。語尾に「〜チュ」と付け、「ギャッハー!」が決め台詞。
担当声優は小林ゆう氏。DMRP-18のCMナレーションも担当した。
ちなみに同氏は「画伯」として有名であり、「VSRF」第20話ではその独創的な画力が『かづらの作画』という形で発揮されている。

好きなものは小さな幸せ。嫌いなものは着ぐるみと言われること(中の人などいない)。
黄色い肌に餅の入った臼を頭に乗せ、尻尾の先に杵をつけたネズミである。着ぐるみマスコットキャラクターらしく愛想良く振る舞っているが、その実はとても腹黒い。

デッキは初期はDMD-23を基にした単色デッキを、中盤以降はDMD-28を基にした【ヘブンズ・ゲート】軸の【九極侵略】を使用。

  • アニメ「VSR」第23話にてルシファーに敗北し、さらなる力を求めたバサラに、デュエマーランド地下帝国に封印されたカードの場所まで案内する。だが、このカードの在り処を知っているのは社長とデュエマウスのみでですら知らされていない。故にデュエマウスにはそれなりの地位があると思われる。
    • 第26話ではアルバイトとして採用されたことが判明。ますます地位が謎である。
  • 第26話では社長を物掛けにした勝太に怒り、勝太と勝負する。その際に中の人である忠次郎を見せる。その場に居合わせたのは勝太たちと一部の観客だけだったが、ホカベンによってデュエチューブに公開されてしまう。
    続く第27話ではそのせいでデュエマ―ランドのファンシーキャラランキングで1位から9位に落ち意気消沈。「河原のファンシーキャラ」として生きていこうとしたところ、同じ名前の中ジローと出会い中途半端な9位と中途半端な三男坊として意気投合しこっそりご飯を分けてもらっていた。その現場を見つけたコジローの説得で再起し、観客の前で1位のデュエにゃんこに挑む。しかし中の人がいることがバレていることは大きく、今までのパフォーマンスは観客に全くウケなかったが、中途半端な自分をやめるため中の人を観客に晒すという奇策に打って出たところ大好評。《デュエにゃん皇帝》の能力により一歩及ばず敗北したが、ランキングは2位に返り咲いた。
  • その後第39話にて、中の人こと忠次郎は社長が作ったロボットであった事が判明。デュエリスト抹殺計画の為に忠実な手駒が必要だった社長は人型ロボットを作り、忠次郎と名付けた。上記のアルバイト採用にもかかわらず三幹部が知らない事を知っていたのは元々社長の手駒であり、アルバイト採用自体も記憶改竄の一環だったからだと思われる。勝太とのデュエマに敗北して社長から見捨てられ、現在は勝太の家に居候している。
  • 「VSRF」第10話では中の人が忠次郎ではなく美少女となっており、それを目撃した勝太は今までの居候生活を振り返って理想の彼女ではないかとデュエマウスに惚れてしまった。それに付け込んで勝太に貢がせて身ぐるみを剥がし、結婚式を挙式しようとするも真実を知った滝川 るるによって勝太とシールド1枚ブレイクされるごとに服を脱がされる野球拳式のデュエマをすることになる。《九極の精霊 マウリエル》《九極革命 デュエゼウス》によって破れた着ぐるみの腕やズボンを直しつつ粘るも敗北。本当の中の人は褐色肌でムキムキマッチョの勅使河原(てしがわら)さんであることが判明する。牛次郎の修理によるものなのか、着ぐるみの頭が本体でアルバイトを雇って動力となってもらう仕様となっており、勝太が見たのは臨時バイトで入っていた女の子であった
  • その後は第15話の『デュエマVS感謝祭』の司会や、第27話では単独で、第43話では牛次郎と共に登場した(台詞無し)だけに留まっていたが、最終決戦から12年後の話である第46話にて久々に登場。なんと犯罪組織「DM組」を結成してそのトップとなっていた(メンバーには牛次郎ハカセと彼らが作ったロボットも入っていた)。実はDM組を結成する前に勝太が地球に帰ってきたことを知り、彼の家に出向いたのだがるるが家に大量の罠を仕掛けており、これにかかったデュエマウスは満身創痍となり怒りに燃えてDM組を結成した。しかしレオの説得により改心し、部下のロボットと共にスパイの仲間入りをすると同時にDM組を解散させた。
  • 第51話(第51話)では久々に中の人であった忠次郎も登場し、恐らく12年の間に牛次郎によって修復されたと思われる。
  • また、同話ではジョーが彼をモチーフとしたカードを作成していたことが判明。デュエマには未登場だが、その後のシーンでテキストが確認できる。9マナであることからデュエマウスが使っていた【九極侵略】に合わせた性能にしていたようだ。このカードは他の自作カードと同じく旅立つ勝太にジョーからプレゼントされた。
    デュエマウス 光文明 (9)
    クリーチャー:(種族なし) 9000
    S・トリガー
    このクリーチャーがいるかぎりあいてはクリーチャーをバトルゾーンに召喚できない。
  • 登場以来デュエマの機会こそ恵まれているものの、対戦相手が悪かったりプレイングミスが重なり、結局劇中で1勝も挙げることができなかった。
  • 元ネタは、「世界で一番有名な夢の国のネズミ」ことミッキーマウス。ドローバンク時には「鶯谷生まれ、夢の国育ちの意地にかけて!」と口上を上げる。
    • なお、鶯谷は東京都台東区にある実在の地名で、中の人である小林ゆう氏の出身地でもある。
  • 「デュエル・マスターズ!」では第21において切札 ジョーが日曜朝に見たいアニメである「ギュギュギュの牛次郎」のイメージにおいて牛次郎や彼の相棒であるロボットと共に登場。
    • 元ネタはどう見てもフジテレビ系で放送されていたアニメ「ゲゲゲの鬼太郎(第6期)」で、ねずみ男に扮していた。
  • その後、「デュエル・マスターズ キング!」では第15話にて正式に再登場。VSRF後もデュエマーランドのマスコットキャラクターをしていた(VSRの時に閉園したはずのデュエマーランドがいつ復活したかは不明である)が、デュエマンチカンなるキャラクターに居場所を奪われ、パチンコと競馬に入り浸っていた。そこに、《禁時混成王 ドキンダンテXXII》攻略の手がかりを探す切札 ジョー達が現れ、彼らのおかげで改心しデュエマウスランドを作ろうと決意した。
    • 本作ではプレイングミスは見られず、むしろインフレが進んだカードを大量に使用するジョーを敗北寸前に追い込む大健闘を見せていた。

戦績

  • 通算成績:10戦0勝10敗

アニメ「デュエル・マスターズVSR」

アニメ「デュエル・マスターズVSRF」

  • 通算成績:1戦0勝1敗
    話数対戦相手勝敗デッキ名
    10話切札 勝太敗北究極の九極革命!

アニメ「デュエル・マスターズ!!」

  • 通算成績:1戦0勝1敗
    話数対戦相手勝敗
    15話高校生社長敗北

アニメ「デュエル・マスターズ キング!」

漫画版

アニメ版と容姿は同じ。「デュエマ甲子園編」でバサラとのデュエマに敗北して彼に足蹴にされそうなところを勝太に目撃される。

ライフを全賭けしてバサラに敗北した勝太に自分に残されたライフを譲渡し、ドギラゴンなるクリーチャーの存在を伝える味方といったポジションである。
当初はドギラゴンを奪うつもりだったが、勝太の信頼に応えようと完全に仲間になる。
いずれ人間になりたいようだが、アニメと違い、何者なのかは不明のままである。

関連カード

強敵バトル

デュエマウス
キャラクター:SP7
デュエマウスが現れた時、《敵》クリーチャーを1体呼び出す。
あなたは「S・トリガー」を使えない。

S・トリガーを使えない能力は《九極 デュエンジェル》侵略モードのイメージだろうか。S・トリガー封じではないが、展開を阻害する能力は他に《超九極 チュートピア》も持つ。

参考