マスオ部長(ぶちょう)

アニメ『キング!』および漫画『キング』に登場するキャラクター。第1話にて初登場。声優は「ビクトリーV」でラオウ 極丸を担当した佐藤美一氏。

サラリーマンのスーツに鎧の一部を纏い、兜を被ったムキムキの男性。筋トレ好きで、普段は中小企業の正しきサラリーマンとして働いているが、その裏の顔はガットルズの一員で「ガットル5」と名乗っている。その際にはササミアミノソイの3名である「プロテインズ」を部下に持っている。

ビジネスマンじみた非常に礼儀正しい言動が特徴で、ガットルズから見れば敵に相当するジョーにも名刺を差し出すほどである。
なお、この名刺にはガットルズの拠点の電話番号が書かれており、それをジョー達に悪用されたこともある。
敵組織の一員だが根っからの悪人というわけでもないようで、プロテインズの3人からはかつてトレーニングジムで孤立していた彼らに手を差し伸べたことで慕われている。

一人称は「私」で、アニメ版では「正しく~」が口癖。また、語尾に「マッソー」を付ける。
デュエマ中にも「正しく召喚」などの形でしばしば口にしているが、ルールミスで正しく召喚できていない事もあった(《極世接続 G.O.D.Z.A.》《砕慄接続 グレイトフル・ベン》を参照)。

デュエマにおいては白黒緑の「接続」ディスペクターを使用する。
余談になるが、部下であるプロテインズ3人は服の色が紫、緑、黄色である。これは「接続」派閥を構成する自然の色と一致し、なおかつマスオ部長の扱う「接続」のディスペクターは部下であるディスタスに関連する効果(仲間の踏み倒し)を持つ。
使用するカードに関連するキャラクターデザインといえるだろう。

  • 漫画『キング』では王来学園の教頭である「森々 マスオ」という本名で登場し、後にアニメ版と同様に「マスオ部長」と表記された。
    第6巻に収録され、第14話の後日談を描いた特別編のデュエマでは《大勇者「大地の猛攻」》などを使用し鬼札 アバクに襲い掛かりデュエマを挑むも、次のコマで詳細シーンが無いまま《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》に返り討ちにされ一瞬で敗北した。
    第31話の扉絵にも登場した。
    また、アニメ版とは異なりジェレミーエスパー・マギと共にコミカルな一面を見せなかった。
    • 単行本第5巻のおまけページでは「自分は正義だと信じるヤバいサラリーマン!」と紹介されていた。
  • アニメ『キングMAX』ではマスオ部長に似た「マッスル教頭」という人物が王来学園の教頭として登場。
    第14話で学園に侵入したキャップとデュエマを挑むも詳細シーンが無いまま、彼の新たな切り札である《Code:-MAX》ダイレクトアタックにより敗北した。
    声優はマスオ部長と同じく佐藤氏が担当したが、ガットルズ解散後の彼と同一人物かは不明である。

アニメでの活躍

全体的に扱いが悪い。

第1話ではジョー達から巻物である「超獣王来烈伝」を奪おうとするが失敗し、この際に自分が挑もうとしたがプロテインズのササミに代わられた。

続く第2話では《ボルシャック・ドラゴン》のいる過去の世界で改めてジョーと対戦するが、ジョーが手に入れた新たな切り札の前に完敗する。

第9話では白凰の時代に向かうガットルズの中でプロテインズ共々留守番を任せられたが、ゼーロJr.に無理矢理勝負を挑まれ一瞬で惨敗した。

真面目過ぎる性格故か、第14話ではジョー達が立てた「ジェンドルのフリをしてガットルズのメンバーを呼び出して、《禁時混成王 ドキンダンテXXII》を持ってこさせる」というセコい作戦[1]に引っかかってしまい、それに義憤を燃やしてジョーにリベンジも兼ねて挑むが敗北する。
なお、この作戦はジェンドルが何枚も上手だったため無事ご破算となった。

第30話では精神崩壊を引き起こしたハイドジェレミーエスパー・マギ共々焚き付けられ、ガイアール・カイザーのカードを奪おうとし、キラを追い詰めるも逆転負けを喫する。

第37話では最後となる古代闇文明でのデュエマでは碌な描写も無く再びゼーロJr.に瞬殺されていた。

その後は第39話および第40話で他のメンバー共々ガットルズを解散させられたことを最後にプロテインズとジェレミーエスパー・マギ共々退場した。

プロフィール[2]

  • 身長:178cm
  • 体重:100kg
  • 文明:不明
  • 好きなもの・こと:権力、接待

昼は企業の部長、夜はガットル5。 ソイ、ササミ、アミノという3人組を従えて行動している。

戦績

アニメ「デュエル・マスターズ キング!」

使用カード

切り札

その他

参考


[1] キラは反対していた。
[2] 公式サイト、アプリ「デュエマであそぼう!」より
[3] デュエマシーンはカットされた。