《アウトロー・ペッパー》
コストパフォーマンスが良い代わりに、パワー3000以下の味方クリーチャー1体をマナ送りにしなければならないデメリットが付いているクリーチャー。 デメリットという形でこそ自分の場のクリーチャーを減らしてしまうが、実際はマナ送りであるためいくらでも利用出来、実際パワーの高いマナブースト要員である。 実際、火単色でマナゾーンを増やすことができる数少ないクリーチャーである。マナブースト要員だけなら各種チャージャー呪文と競合してしまうものの、自身やマナゾーンに送るカードがクリーチャーであるため、【マナソース】や【クリーチャーコントロール】の性質を持ったデッキでは、火単色である貴重な、かつ良質な加速要員となる。 バトルゾーンのウィニーをマナに送る要員としても優秀な1枚。cip能力持ちウィニーをマナに変換し、経由することで再利用したり、マナ起動型コンボのキーパーツに出来たりする。場とマナをやり繰りするタイプの【マナソース】では、極めて優秀な橋渡しとなる。 その性質上、マーシャル・タッチやマナ爆誕とは屈強なシナジーを形成する。マーシャル・タッチと《アウトロー・ペッパー》だけで、マナブーストをこなしながらそれなりのやり繰り出来るのは勿論、両方を兼ね備えた《アラゴト・ムスビ》とは極めて相性がいい。 場のウィニーとマナをやり繰りすることに関してはかなり小回りの利く優秀なクリーチャーである。何より自身もサイズのあるウィニーであり、それらとマナの扱いに長けたデッキなら見た目よりはるかに凶暴なカードになりえる。コンボやシステムの核や橋渡しになれる可能性を持ち、総じて研究のやりがいのあるカードであろう。
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