三種(さんしゅ)魔神器(まじんぎ)

三種の魔神器 VR 闇/火/自然文明 (6)
呪文
S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ実行してもよい)
次のうちいずれか一つを選ぶ。
▶相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、相手は自身のパワーが一番大きいクリーチャーを1体選び、破壊する。
▶自分の山札の上から4枚を見る。その中から2枚をマナゾーンに、残りを墓地に置く。 

DM25-RP4で登場した//自然呪文

モードにより、相手のクリーチャーを2体除去するか、強力なマナ加速墓地肥やしを行うかを選べるS・トリガー

2025年現在では2面処理できるトリガー自体は珍しくないものの、除去が必要ない場合にマナ加速墓地肥やしが可能なのが差別化点。

基本的に今までのマナブースト可能なS・トリガー除去・防御札としての性能が低い、特定ゾーンのカードをマナに送る形式で事前準備が必要など課題点が多く、実用的なものが少なかった。
しかし、このカードはモードとはいえ無条件2ブーストに墓地肥やしのおまけ付きな上、除去効果も信頼できるレベルのものになっている為防御が薄くなる心配も低い。

除去効果は、「相手のパワー最小クリーチャーを選ばせマナ送りする→相手のパワー最大クリーチャーを選ばせ破壊する」というもの。
選ばせ除去の弱点である「頭数を揃えられてから使っても効果が薄い」という問題を、選択対象を厳しく制限したうえで2度にわたって放つという手法で緩和しており、隙が少ない。
パワーロッククリーチャーとダイレクトアタック要員として待機していることの多い《異端流し オニカマス》のような耐性持ち小型クリーチャーを同時に除去できるため、単純な除去数の多さも相まって相手のリーサルを崩しやすい。

純粋に1つ目の効果を当てにしつつ上振れとして2つ目の効果を狙うのでも優秀だが、やはり2つ目の効果が他受け札との差別化点なのでそちらを使えるタイミングが増やせるデッキ構築を目指したい。
簡単なのは他のS・トリガーG・ストライクと併用することか。コスト踏み倒しS・トリガーが少ないデッキにありがちな「リーサルこそ防げたもののマナが足りず逆転出来ない」という問題点も補いやすい上、場合によっては《PP-「P」》《ベイB セガーレ》といった着地置換効果持ちのターン不問マナ超過メタを強引に突破してコスト踏み倒しに繋げることが出来る。

その為、黒赤緑はもちろん、優秀なS・トリガーを多数採用できる5色デッキへの適性が特に高い呪文と言える。

その他

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考