バラバラエティ

DM24-RP3で登場した能力語

パシフィック・ヒーロー UC 水文明 (3)
クリーチャー:マーフォーク 4000
ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
バラバラエティ3:自分の他のクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない。(コストが異なる自分のエレメントが3つ以上あれば、このクリーチャーにこの能力を与える)

上記の場合、6マナ状態で《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》がある場合の《アクア・スパイ》が持つメタモーフのように、出てから能力を与える条件を満たした場合にどうなるのかは公式の発表待ち[1]

要するに、《パシフィック・ヒーロー》がある状態で、自分の他の3種類目のコストを持つクリーチャーが出た時、出て「コストが異なる自分のエレメントが3つ以上」という認識を済ませてから「出た時」の誘発タイミングになるのか、はたまた「出た時」の誘発タイミングで能力未所持として通過してから、次から「コストが異なる自分のエレメントが3つ以上」が有効になるのかという疑問である。

常在型能力は、それによる修正を行ってから誘発型能力をチェックする。(総合ルール 603.5b)
したがって、《パシフィック・ヒーロー》は条件を満たすちょうど3つ目のクリーチャーが出るやいなやその能力を誘発できると思われる。

その他

  • これまでの「何らかの条件を満たしている間(疑似的に)能力を与える」ような能力語キーワード能力は、以下のように「(条件)なら、(与える能力)」「(キーワード能力とその説明文)(改行)(参照する能力アイコン)(与える能力)」[2]のように、条件を先に書き、与える能力は後ろに書かれていたが、バラバラエティは、与える能力が先に来て、条件は後ろに注釈文であるかのようにかっこ書きされている。条件を満たしていないにもかかわらず、うっかり付与されていない能力を解決や適用してしまわないように注意したい。
    正義の煌き オーリリア VR 光文明 (4)
    クリーチャー:メタリカ 4500
    このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。
    ラビリンス:自分のシールドの数が相手より多ければ、相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。
     
    不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー VR 光文明 (7)
    クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000
    W・ブレイカー
    シールド・フォース(このクリーチャーを出す時、自分のシールドを1つ選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次のSF能力を得る)
    SF−このクリーチャーに「ブロッカー」を与える。
    SF−このクリーチャーが離れる時、離れるかわりにとどまる。
  • Magic:The Gatheringの「集会」をモチーフとしていることが示唆されている。MTGでは「パワーの異なるクリーチャー」を参照していたが、デュエマでは「コストの異なるエレメント」を参照するようになった。

参考


[1] そちらの裁定は、https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-0106 が公式回答となる。
[2] シールド・フォースや[メタモーフなどはキーワード能力であるため、理論上はかっこ書きの注釈文を省略できるが、省略してしまうと能力を与える条件をテキストから知ることができなくなるためか、必ずかっこ書きでキーワード能力が意味することが注釈されている。