甲殻鬼動隊(こうかくきどうたい)

DMRP-03で登場した複数のクリーチャーが所属する組織。
新章デュエル・マスターズ背景ストーリーではほとんど情報が出なかったが、デュエプレDMPP-32で設定が追加・変更された。

構成員

デュエプレにおける設定

構成員全員がムートピアかつ女性。「美を追い求める戦闘集団」を名乗り、流麗な連携で敵を翻弄する。
自らの美技を披露する戦場のことは「ショー」と呼び、その最後を勝利で締めることを最上の輝きと考えている。

《甲殻鬼動隊 セビーチェン》は隊長という肩書きではあるが、魚人覇王団の下部組織らしい。
もっとも《龍装艦 スペルエビート》フレーバーテキストでは子供人気で団長である《深海の覇王 シャークウガ》を上回っている様子が描写されており、ゲーム内のレアリティもこちらのみスーパーレアであるなど、《シャークウガ》とは同格かそれ以上という扱い。

TCGからの最大の変更点は性別が女性と明言されたことだろう。男性のつもりで描いていたイラストレーターが「びっくりだよ」と反応している。参考1参考2

「流麗な連携」はキズナおよびキズナプラスP'Sの表現と思われる。

  • DMPP-32では《鬼動兵 デメタイ》が実装されていない[1]
    実装が見送られた理由は不明だが、恐らく「美を追求する女性クリーチャー集団」というコンセプトに対して《デメタイ》は老練な男性クリーチャーだったから…かもしれない。

モチーフなど

まず触れておかなければいけないのが、士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』のパロディということ。《甲殻鬼動隊 セビーチェン》がアニメに出演した際は冠詞が徹底して読み上げられない、カード画像が出るカットでも編集で隠されるなど、大人の事情を感じさせる対応が取られた。
背景ストーリーで影が薄かったのもそのことが関係しているのかもしれない。

クリーチャーとしてのモチーフはムートピア共通の海産物という点に加えて、高級食材で統一されている模様。
美味かどうかは定かではないが、前述の通り《蝕王の晩餐》のイラストでは《鬼動兵 デメタイ》が調理されてしまっている。

参考


[1] 《蝕王の晩餐》イラストには写りこんでいる。