《クイック・ディフェンス》

クイック・ディフェンス UC 光文明 (2)
クロスギア
S・トリガーX
これをクロスしたクリーチャーは「ブロッカー」を得る。
これをクロスしたクリーチャーが破壊された時、自分のクリーチャー1体に、コストを支払わずにこれをクロスしてもよい。

DM-15で登場したクロスギア

S・トリガーXを持ち、クロス先にブロッカーを付与する。またクロス先が破壊されても、別クリーチャーにすぐ取り付けられる。

危機的状況に対応でき、数の続く限りいつまでもブロックすることが可能。だがそのような用途であれば僅かながらパンプアップもついてくる《セイント・キャッスル》が存在するのが痛いか。
同じブロッカー付与のS・トリガーX持ちである《マキシマム・ディフェンス》と比べても、パンプアップがないため純粋な防御にしか使えない点で汎用性に欠けるのがネック。加えて能力を活かすには数を並べた上でチャンプブロックする必要があるため、防御手段としても難があると言わざるを得ない。

パワーが上がらない事を逆手に取って、S・トリガー獣などのパワーの低めなクリーチャーを大量展開し、そこに《ライト・ディフェンス》等を用いて隙を埋めながらシールドを割っていくという芸当もできなくはないが、やや悠長か。

一度にブロッカーになるのはクロスされている1体だけなので、《熱血龍 GENJI・XXX》などのブロッカー指定の全体除去に対して被害を最小限に抑えられるのが差別化点。上述の類似カード群を差し置いて採用するなら、そのようなカードを特に意識しての投入になるだろう。

また、ジェネレートやクロスする手間の少なさから、進化クロスギアのタネにする手も有効。
進化先はいずれもクロス先をブロッカー化させるので、進化させても損する事は殆どない。

収録セット

参考