《ハヨダイス・フレア》
《英傑の精獣 バアル・バララーク》のようなコスト指定の変則的な全体除去を放つが、あちらと違い味方を巻き込まない利点があるほか、S・トリガーが付いているため防御札としての性能もこちらのほうが上。《異端流し オニカマス》などの軽量アンタッチャブルも除去可能な点はあちらと同様。 指定できるコストが1から5までとやや狭く、特に手打ちした場合は複数体まとめて除去できなければマナコストに見合った効果とは言えない。低コストのクリーチャーで固めていてなおかつ偏りのある相手にはかなり刺さり、典型的な例としては低コスト軸の【ガチロボ】が挙げられる。そのほか、GRクリーチャーもほぼ全てが5コスト以下であり、その上カードパワーの高いものを選んで採用しようとすれば超GRの構成がおのずと高めのコストに集中するため、このカードで一網打尽も狙えるかもしれない。 しかし、大抵のデッキではコストがばらけているので、メインデッキを主軸に戦うデッキには刺さりが悪いことがほとんどで、それ以前に低コストの全体除去としては《テック団の波壊Go!》という強力なライバルが既に存在している。あちらは全体除去がバウンスになっているが、コストがばらけていても関係がなく、GRクリーチャーの除去にはバウンスも破壊も差がなく(どちらも超GRゾーンに戻る)、コスト6以上を破壊する選択しもあるので、汎用性の高いあちらに比べるとかなり見劣りする。 ほかに比較対象を挙げるとすれば《7777777》だろう。こちらは指定する数字がランダムではないため効果が不発に終わることはほとんどないが、高コストのクリーチャーで固めた相手には対処できず腐ることが多い。また、手打ちもあちらのほうが圧倒的にしやすい。
関連カードフレーバーテキスト
収録セット
参考タグ:
|