事故
ゲーム中、比較的低確率でおきてしまう良からぬ事象全般のこと。
例としては
などが挙げられる。
「事故る」というような動詞として使う場合もある。『事故って負けた』などの表現をされたりもする。
事故はなるべく防ぐようにデッキを構築すべきだが、それがかえって別の事故を引き起こすことも。《竜星バルガライザー》のアタックトリガーでドラゴンでないカードが捲れるのを防ぐためにドラゴンを多く入れた結果、序盤から手札にコストの高いドラゴンばかり来てしまいやすくなるというのがいい例だろう。
あくまで低確率で起きてしまうことを指すのであって、よろしくない事象が高確率で起きるのであれば、それは事故というよりデッキの構築が悪いと言えよう。例えば、ドラゴンが10枚以下のデッキでは、当然《竜星バルガライザー》のアタックトリガーでドラゴンでないカードが捲れる確率の方が高いため、その場合は「デッキの構築が悪い」。
稀ではあるが、逆にあまりにも運が良すぎて、相手にとって理不尽なことが起きた時にも事故と呼ばれることも。
例としては
どんなにしっかりとデッキを組んだとしても、(程度の差はあれど)一定の確率で事故は起きる。
- 逆説的な言い方になるが、事故が起きてしまうこともカードゲームの魅力の1つである。
- 事故が起きるからこそ上手く回ったときの面白さや達成感が生まれる。
- 不利とされているデッキが相手でも、相手の事故も助けになって勝てることもある。
- 何も対策しないと事故が起こるからこそ、それをなるべく回避できるデッキを作り上げるのがデッキビルディングの腕前に直結する。
- 事故が起こったときに被害を最小限に抑えるプレイングを行うこともプレイヤーとしてのスキルだと言える。
- 事故が起きないということは再現性が高すぎるということでもあり、決まり切った動きを行うゲームになってしまっては飽きてしまう。
- 事故が起きる確率もそのデッキの性能の一部である。デッキの選択が個人の裁量に任されているカードゲームでは、ゲームに敗北した際、感想として「事故ったからうんぬん」と言うのは相手を不快にさせるおそれがある。また、「プレイングミスで敗けた」、というのも同様に注意が必要。相手の目の前で言うと「本当は俺のほうが強い。敗けたのはマグレ。」と勘違いさせる場合もある。
参考