封印(ふういん)

封印は、革命編で登場した新たなギミック。用語としては主に以下の2通りで使われる。

  1. 「封印する」「封印を付ける」とは、対象となるカードの上に、山札の上から1枚目を裏向きのまま置くこと。
  2. 「封印」とは、カードを上記の状態にするために置いたカードのこと。封印カードと呼ばれることはしばしば。
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印をひとつ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)

封印されたクリーチャーはゲーム中無視され、どこにも存在しないものとして扱われる。したがって、封印はクリーチャーバトルゾーンから離さずに行える除去と言え、相手によっては通常の除去以上に強力。

禁断〜封印されしX〜 FLC 火文明 (コスト無し)
禁断の鼓動
この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。
この鼓動はバトルゾーンを離れない。
禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。

封印されたカードの持ち主がコマンド種族を持つクリーチャーバトルゾーンに出した際、そのプレイヤーは出したクリーチャーと同じ文明を持つカードについている封印を1つ取り除くことができる。
封印を外すためには、コマンドを出すほかに、《リベレーション・オブ・ジ・エンド》《禁断U トルーパ》といった能力任意の封印を選んで墓地に置くこともできる。

封印がすべて外れたクリーチャーは再び攻撃したり能力を使ったりできるようになる。
また、カードによっては最後の封印が外された時に、禁断解放禁断機動禁断爆発などがトリガーする。

なお、封印をつけて無視されるのはクリーチャーのみである。クリーチャー以外のカード、例えば鼓動などは封印がついていてもその能力は一切無効にならず、カード指定除去などで本体を選ぶこともできる。

ただし、封印されたクリーチャーの構成パーツの場合は、カードタイプに関わらず一緒に無視される。
例えば《不夜城艦 クランヴィア》が下の呪文ごと封印されている間は、下の呪文をカード指定除去の対象にすることができず、バトルゾーンから移動させることはできない。

ルール

  • 敗北回避能力が適用されている状況下で、封印されるクリーチャーの持ち主の山札が無かった場合、そのクリーチャーは封印されない。

コマンドを出した時の封印外しについて

  • コマンドを出して封印を外すのは強制である。文明が一致するカードが封印されていれば、必ずその封印の中から1枚墓地に置かねばならない。

封印カードが持つトリガー能力の誘発について

墓地に置く封印が「どこからでも墓地〜」という能力を持っていた場合、その能力は発動する。

封印自体が《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》で構成されていた場合、墓地に置かれた場合はその処理自体が置換効果ではなければシールドカード墓地に置かれた時と同様に《悠久》の置換効果が適用される。(2015年12月26日事務局暫定回答)

単に「バトルゾーンから墓地〜」という能力の場合はその能力は発動しない(2019年10月2日公式Q&Aより)。

過去の裁定

《闇侯爵ハウクス》のように「このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき」で始まるpig能力を持ったカードが封印として墓地に置かれた場合、その能力は誘発した。

  • 「破壊される時」にテキスト変更されたカードでは同じことはできない。再録されずにテキスト変更もされていないカードだけが能力を使えるという裏技じみた裁定である。

なお《ボマーザウルス》のような「このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地へ置かれるとき」のテキストでは、墓地に置かれるまでは裏向きのため参照しようがないように見えるが、こちらも誘発するという裁定が出ていた(2018年8月6日正式回答)。

また、「バトルゾーンを離れる時」などの「置かれたとき」と書かれていない能力については前述の裁定とは異なり封印としての移動では能力はトリガーしない。
これは「バトルゾーンから自分の墓地に置かれたとき」の処理に「どこからでも自分の墓地に置かれた時」を参考にしていたためと考えられる。

その他

  • 封印は基本的にクリーチャーカードの真上に裏向きのカードを乗せる。
    一方、禁断特殊タイプを持つカードが登場時に複数の封印カードでもって封印される場合、カードの周りに置くのが通例となっており、実際の禁断カードにもそのための目印がある。周りに封印を置くのはかなりスペースを取るので、演出を気にしない場合は通常と同様真上に封印を重ねてもルール違反ではない。
    ただし、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》に限っては封印の位置がゲームの進行上意味をなすので、使用する場合は注意。
  • コロコロコミックの付録で記載された封印についての英語の注釈文は、少々異なっている。
    原文(アルファベット転写)意訳
    Whenever a player puts a command into the battle zone, he puts seal from one of his cards into graveyard.プレイヤーがコマンドをバトルゾーンに出した時、そのプレイヤーは、自身のカードの封印をひとつ墓地に置く。
  • この文章を見ただけなら、注釈というよりもむしろひとつの能力と捉えられる。というのも、封印の方法や封印されているカードの扱いが書かれていないためである。
    また、文面通りに解釈した場合、コマンドさえバトルゾーンに出せば文明を問わず自身のカードの封印をひとつ外すことができてしまう。
    • しかし、禁断文字の解法が公式からアナウンスされておらず、あくまで日本語版のテキストを暗号化したものが上記の文章という扱いのため、この禁断文字版のテキストに沿ってプレイすることは適当ではないだろう。
  • 単語自体は《禁断》能力欄で出ていたが、長らく詳細不明とされていた。その後、DMR-19でその詳細が明らかとなった。

相手のクリーチャーを封印するカード

自分のクリーチャーを封印するカード

コマンド、カード指定除去以外の手段で自分の封印を墓地送りするカード

能力で自身を封印するカード

封印外しを規制するカード

参考