《トライシェルビ-P(パッセージ)6(シックス)

トライシェルビ-P6 R 光文明 (7)
クリーチャー:メカ・デル・ディネロ 5000
S・トリガー
ブロッカー
このクリーチャーが出た時、自分のメカを1つタップしてもよい。そうしたら、メカ・メクレイド5する。(メカ・メクレイド5:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト5以下のメカを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)

DM23-RP1で登場したメカ・デル・ディネロ

パワー5000のS・トリガーブロッカーで、cipで自分のメカタップするとメカ・メクレイド5できる。自身をタップのコストにすることでもメクレイドできる。

コストは7と重く、手打ちには向かないのでメカメクレイド8での踏み倒しS・トリガー前提で考えることになる。

メカメクレイドで呼び出した場合を考えると、8→5へと数字が下がってしまうが、メクレイドを連鎖させることが出来る。
優先度はあまり高くはないが目ぼしいカードが他に無かった際の次善の選択肢になる。

S・トリガーとして呼び出した場合、上手くメクレイドが連鎖できれば2体以上のブロッカー追加を見込める。
ただ、メクレイドのコストとして自クリーチャーのタップを要求するため、メクレイドが失敗した、もしくはブロッカーが捲れなかった場合のデメリットも大きい。
他に非ブロッカーメカが立っている場合ならともかく、このクリーチャーしかタップ対象がいない場合は、単なるブロッカーとして立つか、自身のブロッカーを捨ててメクレイドかの選択を強いられる。

このクリーチャーの出力はとにかくメクレイド先にかかっているため、デッキ構築段階でコスト5以下の優秀なメカを詰め込んでおきたい。
自軍の頭数が重要かつ、メクレイドにも対応する《ドラン・ゴルギーニ》《ルベル・ゴルギーニ》は相性が良い。

特に《ルベル・ゴルギーニ》自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力付与できるため、自ターンに召喚した場合にアンタップでき、次のターンの防御に参加できるようになる。

  • 手打ちで召喚した場合について考えると、自身のコストからメクレイドで踏み倒せる最大値である5を引くとコスト2パワー5000のブロッカーとなる。
    ただ、軽量クリーチャーが多いメカを重用するデッキにおいて、混色無しで7マナに到達できるかは疑問が残る。素直にメクレイドで呼び出した方がいいだろう。

その他

  • カード名の由来は試乗を意味する「トライアル」、または車体に三色旗(トリコローレ)のペイントが入っているので英語読みして「トライカラー」と自動車メーカーの「シェルビー」だろう。「パッセージ」は通路または文章の一節という意味。フランス語読みするとパサージュと読めるので、日産の「スカイライン パサージュ」も元ネタかもしれない。
  • メカ・デル・ディネロのカード名は色の名前が入るものが多く、色の名前なしでモータースポーツ用語が入るものは現時点ではスーパーレアに限られているので、どちらかと言えば「トリコローレ」が由来の可能性が高い。

関連カード

収録セット

参考