《悪魔(あくま)っぽい世界(せかい)ワルイプニル 》

悪魔っぽい世界ワルイプニル　PUNIRU CHO KAWAII　闇？文明　(8)
かわいいスライム：デーモン・スライム　66666
超無限っぽい進化：ぷにるに砂鉄を飲ませることで進化するかもしれない。
ワルイコト・シテヤッタ（このスライムはいたずらレベルの悪いことをする）
このスライムが出た時、相手のコタローはおこづかいの数字が0になるかもしれない。

月刊コロコロコミック2024年12月号付録で登場した闇？のデーモン・スライムかわいいスライム。

《悪魔世界ワルドバロム》のジャンボカードの裏面に描かれているカード。
このカードはジャンボカードの名の通り通常のカードより大きく作られている上に裏面が上述の通り「メインデッキに入れるカードの表面」となっているので、デッキに入れることはできない。

能力は、もう一つの面である《悪魔世界ワルドバロム》をオマージュしつつも、そのほぼすべてが「かもしれない。」で終わっており、実質バニラ同然。出た時の能力に至っては対象がコタローであり、『ぷにる』のイベント等でデュエマを行い、コタローと対戦するわけでもなければ能力が全くもって意味がない。

しかしこのカードの真骨頂は恐らくはマナと思われる数字にあり、なんとそこに書いてある数字は2である。
タップインされるため1ターン目には行動できないものの、一切のデメリットを被ることなく2ターン目からいきなり3コストのカードを使えるようになるという常軌を逸した強さを誇る…かもしれない。
そのうえ、「タップしてどこに置いてもOK」とあるため、やろうと思えばマナチャージと称してバトルゾーンに直接タップして出したり、相手の山札の一番上に横向きに置いて《Q.Q.QX.》で即勝利という無法極まりない行為も可能…かもしれない。

ただし、コストおよびマナのアイコンが専用のデザインになっており、また色も黒ではあれど闇文明に使われる黒と比較して色味が異なっていることから、このカードの文明は不明である。

カードタイプは「かわいいスライム」という今までにないものとなっており、クリーチャーでないにも関わらずパワーを持つ非常に珍しいカードである。

パワーは66666という凄まじい高パワーであるものの、ブレイカー能力を持たない。そのため、攻撃してもシールドを1枚ずつしかブレイクできない…というかそれ以前にこのカードは「かわいいスライム」であってクリーチャーではないため、攻撃できるかすらも不明。
どこに置いてもOKとなっている手前おそらくエレメントではあるのだろうが…

  • もう一つの面である《悪魔世界ワルドバロム》と同じく、このカードもマナ数が革新的な1枚になっている。上述の通り、このカードをデュエマで使えるとなれば2ターン目3マナ発進が可能となる。
  • イラストにも描かれている「ワルイプニル」は、実際に漫画『ぷにるはかわいいスライム』に登場したぷにるの形態の一つ。「超無限っぽい進化」の条件にある通り砂鉄を飲み、磁石を取り込んだぷにるが進化した形態で、様々な悪事を行おうとした(が、発想がうまくいかなかったのかいたずらレベルのことしかできなかった)。
    名前の元ネタは「悪いぷにる」はもちろん、北欧神話に登場する「スレイプニル」にもかかっている[1]。
  • 各テキストには、「このスライムは」とある。このことから、このカードが属する「かわいいスライム」は「スライム」の下位カテゴリとなるカードタイプであることが分かる。
  • イラストの右下にはカードゲームで遊ぶプニルが描かれているが、そのカードの裏面と思われる面に表記されているのは我らがDUEL MASTERS……ではなく、「PUNIRU NO KAWAII CARD GAME」。
    なのでもしかしたらこのカードはデュエマによく似たデザインをしている別のタイトルのカードなのかもしれない。

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参考

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