《ジョー!ジョー!
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ジョー!ジョー!友ジョー! SR 光/水/闇/火/自然文明 (9) |
呪文 |
自分のターンのはじめに、この呪文が自分のマナゾーンにあれば、手札に戻してもよい。 |
自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト9以下の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーをそれぞれ1体ずつ選び、出してもよい。その後、残りを手札に加える。次の自分のターンのはじめまで、こうして出したクリーチャーに「スピードアタッカー」「スレイヤー」「ブロッカー」を与える。 |
第3の5色呪文である。
自分の山札の上から各文明のクリーチャーを踏み倒した上に大量の追加効果を付加させる。仮に踏み倒せない場合でも手札補充にはなる。
【5色コントロール】などではマナブーストの連打でキーカードがマナゾーンに落ちる事が度々あるものの、ターンの始めにマナゾーンから回収できる能力のおかげでリカバリーが利きやすい。むしろマナは増えないものの、《フェアリー・ミラクル》の効果を満たす為に3マナ溜ったら直ぐマナゾーンに置くのも手か。
また、ハンデスによる妨害を防げるのも自己マナ回収の利点。
同コストの《邪帝類五龍目 ドミティウス》や《天罪堕将 アルカクラウン》と比べると、踏み倒し範囲が広がっているが、このカードはそれらと違って5色かつ呪文のため、オーバーキル感が増している。
単純に【ドミティウス】や【5色コントロール】へ入れるだけでも強いだろう。
深く考えなくともランデス持ちやロック持ちのファッティをぶん投げて安全に詰めることができる。
《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》で唱える前提で1枚積みに抑え、なるべく手札やマナゾーンに落ちないようにしてマナタップインのハンデを露呈しないようにするのも1つの手。
また《傾奇黙劇 アルレキヰノ》と《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》は、この呪文でスピードアタッカーが付与されることでタイムラグを消しながらこの呪文を連射できるため、特に相性が良い。
しかし、この呪文を唱えるためのマナブーストに加え、この呪文を唱えると山札がかなり減ってしまう。《ドミティウス》らと異なり、出さなかったカードが手札に加わるのもその意味では弱点といえる。
そのため、《天災 デドダム》など山札消費の大きいカードはこの呪文で下手に出すと山札切れの可能性がある。そうした場合はあえて出さずに手札に加えるという判断も重要。
この問題については《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》などの山札回復と併用するか、《13番目の計画》を用いるのが望ましいだろう。
また、マナブーストをするカードに枠を割きすぎると必然的にこの呪文の威力も下がってしまう。そのため、ツインパクトのマナブーストを活用するのが有効だろう。特に《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》は上面が高いカードパワーを持つ。
比較対象は《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》。cipに頼らないファッティを主軸とする場合は、あちらの方が踏み倒し手段として適している。マナを生み出せないこちらと異なり緑マナになるのも利点。
5色カード特有の扱いにくさに加え、踏み倒す手段にもやや恵まれない部分はあるものの、爆発力は目を見張るカードである。