《デュエルマンガ()・キング》

デュエルマンガ家・キング  P 無色 (66)
大先生:小学館漫画賞受賞 0215
このカードを手に入れた時、松本大先生をお祝いする気持ちになり、デュエル・マスターズを好きになる。
大先生にこのカードを見せ、「おめでとうー!」と叫んでもよい。そうしたら、大先生に「ありがとうー!」と言ってもらう。
J(ジョーシキ)ブレイカー:このカードがアタックする時、常識を覆す漫画を産み出すことが出来る。
使用禁止カード

第66回(2020年度)小学館漫画賞において、漫画『デュエル・マスターズ』シリーズが児童向け部門を受賞した際に作成された無色小学館漫画賞受賞大先生。

大先生という、デュエル・マスターズ総合ゲームルール[1]で定義されていないカードタイプを持つ。ただしパワーがありテキストに「アタック[2]」の記述があることから、おそらくクリーチャー同様に使用できるものと思われる。

コストが66と非常に重い。しかし一個目の能力プレイせずとも入手するだけで効果が発生するため、「松本大先生をお祝いする気持ち」を取得し「デュエル・マスターズを好きになる」ことを目的にこのカードを運用する場合には、この重さはデメリットにはならない。

二個目の能力は、どのゾーンからこのカードを見せるかが定義されていない。もしデッキケースなどから見せてもよいのであれば、一個目の能力同様、マナコストを払わずに、松本大先生と祝福の言葉を交わすことができると思われる。
ただし言葉を交わし合う相手は松本大先生に限定されているため、周辺に氏がいない環境においては意味をなさなくなることに注意されたい。

三個目のキーワード能力は「J(ジョーシキ)ブレイカー」というこのカード唯一のもの。何らかの方法でこの大先生をバトルゾーンに出し、かつ除去されずにアタックしなければならないが、その分得られるアドバンテージも「常識を覆す漫画を産み出す」という唯一無二の偉業である。

総じて、他のカードにはないユニークな性能を持っている。しかしその効果を最大限活用するにはゲームにおける勝利への希求のみならず、「小学館漫画賞受賞」への祝福、および「常識を覆す漫画」への憧れを内心に設定した上でプレイする必要があるだろう。

  • 当カードは競技イベントでは使用できないと思われる。
    • 裏面が金色に塗られており、デュエル・マスターズ 競技イベント運営ルール 3.3に定められる「真正カード」に該当しないと考えられるためである。過去には、《ガルベリアス・ドラゴン》が同様の使用禁止指定を受けていた。
  • 本ページでは便宜的に「大先生」をクリーチャー同様のカードタイプとして扱っている。しかし実際の総合ゲームルールには、「大先生」の取扱いが一切定義されていない。そのため、いくつかの記述は今後の裁定次第では誤りとなる可能性がある。
    • 特に「J(ジョーシキ)ブレイカー」については、そもそも「大先生」が「アタック」できるのかが不明。そのため今後の裁定次第では「大先生」は「アタック」できず、「J(ジョーシキ)ブレイカー」が使えなくなるかもしれない。その場合、「常識を覆す漫画を産み出す」効果を得たいプレイヤーは、このカードに頼らずに自らの手で奇跡を決める必要がある。
  • パワー高低判断基準表においてパワー0超・500未満という稀有な場所に位置づけられる。
    • 0215という数字は松本大先生の誕生日(1973年2月15日)から取られている。
  • テキストには誤植らしきものが複数ある。
    • 「手に入れた時」「アタックする時」に誤植がある。「時」は本来「とき」とルビが振られるべきだが、どちらも「じ」とされている。
    • 「アタック」は「攻撃(アタック)」の誤植と思われる。
  • J(ジョーシキ)ブレイカーというキーワード能力、およびその定義文は、当時漫画・アニメで主人公を務めた切札 ジョーを象徴するアルファベット「J」、およびアニメ『デュエル・マスターズ キング』の2020年当時のOP『キンキラKING!』の歌詞の一節から取られていると思われる。
  • このカードは販売されておらず、2023年3月26日付の菅原雅芳氏のツイートで言及されるまで一般にはその存在さえ知られていなかった。氏は松本大先生との会食時にこのカードを手渡されたという。
    当カード同様、開発関係者のみに配布されたカードとしてはホリデーカードデンジャラス・カードが知られる。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考


[1] 閲覧:2023年3月26日、Ver. 1. 34。
[2] 実際のカードテキストの原文ママ。「攻撃」ではなく、カタカナで「アタック」と書かれている。