闇鎧亜(やみがいあ)グランド・アルカディアス》

闇鎧亜グランド・アルカディアス VR 光/闇文明 (8)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/ロスト・クルセイダー 12500
進化:エンジェル・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
自分のターン中、相手は呪文を唱えられない。
このクリーチャーが攻撃する時、または、相手のターンのはじめに、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そうしたら、そのターン、そのクリーチャーの能力を無視する。
自分の他のコマンドすべてに「スレイヤー」を与える。

DM22-EX2で登場した/進化エンジェル・コマンド/ロスト・クルセイダー

自分のターン中限定の呪文ロックを持ち、アタックトリガーターン開始時能力で相手1体の能力をそのターンの間無視する。
さらに、自軍の他のコマンドスレイヤーを付与する。

おそらく、同弾収録の《魔光神官ルドルフ・アルカディア》で手軽に場に出してほしいというデザイナーズコンボから生まれたカード。

基本スペックとしては1体のブロッカーを能力無視ですり抜けつつ呪文ロックをかけつつ攻め込むフィニッシャー向けのカードだが、単純なロック性能や切り返し能力、進化であるが故のアクセスのしづらさ等から《聖魔連結王 ドルファディロム》などに汎用性で劣る。

自分のターン中しか呪文ロックがないため、相手ターン中の時間稼ぎには向きづらいのも難点。相手クリーチャーの能力無視も、スピードアタッカーには効かないのが欠点。
過去には《聖霊王アルカフェウス》という《アルカディアス・モモキング》に近い妨害性能を持つ進化エンジェル・コマンドがおり、ポン置きならそちらのほうが勝るかもしれない。攻撃を伴う呪文ロックならある意味《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》もライバルとなりうる。ちなみに《アルカディアス・モモキング》《魔光神官ルドルフ・アルカディア》で出せる。

総じてデッキのコンセプトとして扱うにはやや力不足だが、《零龍》対策など必要な時にピンポイントで引っ張り出せる下地があるデッキなら採用を一考できるカード。

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • 4つ目の能力について

Q.自分の《闇鎧亜グランド・アルカディアス》で相手プレイヤーを攻撃し、「攻撃する時」の能力で、相手の《ブランド-MAX》を選びました。《ブランド-MAX》の「選んだ時」の能力はどうなりますか?
A.この場合でも《ブランド-MAX》の「選んだ時」の能力がトリガーし、《闇鎧亜グランド・アルカディアス》側のシールドが1つ墓地に置かれます。
《ブランド-MAX》の能力は、《闇鎧亜グランド・アルカディアス》の能力で選ばれた瞬間にトリガーして、効果が待機しています。能力を無視したとしても、待機中の効果は無視されません。

+  総合ルール 603.2

引用元(2023.2.17)

Q.自分の《滅亡の起源 零無》と相手の《零龍》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《闇鎧亜グランド・アルカディアス》の「攻撃する時、または、相手のターンのはじめに」の能力で相手の《零龍》の能力を無視した場合、自分はゲームに勝てますか?
A.いいえ、ゲームに勝てません。相手の《零龍》の能力は無視されますが、自分の《滅亡の起源 零無》の「零龍カードは離れない」によって、相手の《零龍》はバトルゾーンを離れません。
引用元(2023.2.17)

Q.相手の《闇鎧亜グランド・アルカディアス》の「相手のターンのはじめに」の能力で、能力が無視された自分のクリーチャーに、《至宝 オール・イエス》をクロスしました。この時、《至宝 オール・イエス》の能力も無視されてしまいますか?
A.いいえ、《至宝 オール・イエス》の能力は無視されません。質問の状況でもパワーは+4000され、クロスしたクリーチャーが攻撃した時に、相手の手札を見ないで1枚選び、捨てさせられます。ただし、《至宝 オール・イエス》がクリーチャーに与えている「ブロッカー」は無視されます。
クリーチャーに与えられている能力もクリーチャーの能力として扱うため、そのクリーチャーの能力が無視された場合は同じく無視されます。
引用元(2023.2.17)
 

Q.相手の《闇鎧亜グランド・アルカディアス》の「攻撃する時」の能力で、自分の《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》を装備している《最終龍覇 グレンモルト》が選ばれました。この時、装備している《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》の能力も無視されてしまいますか?
A.いいえ、《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》の能力は無視されません。ただし、《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》《最終龍覇 グレンモルト》に与えている「ブロッカー」と「スレイヤー」は無視されます。
クリーチャーに与えられている能力もクリーチャーの能力として扱うため、そのクリーチャーの能力が無視された場合は同じく無視されます。
引用元(2023.2.17)

Q.自分の《闇鎧亜グランド・アルカディアス》で相手のタップ状態の《「戦慄」の頂 ベートーベン》に攻撃し、「攻撃する時」の能力で《「戦慄」の頂 ベートーベン》を選びました。この場合、攻撃先を相手プレイヤーに変更できますか?
A.いいえ、変更できません。攻撃しはじめる時点で攻撃先を決定する必要があります。今回の場合、攻撃先は「可能ならこのクリーチャーを攻撃する」を持つ《「戦慄」の頂 ベートーベン》しか選択できません。その後でそのクリーチャーの能力が無視されたとしても、攻撃先は変更できません。
《闇鎧亜グランド・アルカディアス》の後で攻撃するクリーチャーは、《「戦慄」の頂 ベートーベン》の能力が無視されているため、好きなところへ攻撃できます。
引用元(2023.2.17).

Q.自分の《闇鎧亜グランド・アルカディアス》の「攻撃する時」の能力で、相手の《完全不明》を選びました。その攻撃の後、自分はターンの残りを飛ばしますか?
A.はい、ターンの残りを飛ばします。攻撃した時点ですでに《完全不明》の能力はトリガーして、効果が待機しています。能力を無視したとしても、待機中の効果は無視されません。

+  総合ルール 603.2

引用元(2023.2.17)