エンジェル・コマンド
光エンジェル・コマンド(種族)DM-01から存在する光の古参種族。闇のデーモン・コマンドとは対になっている。後に全文明にコマンドが登場することになるが、それら後続のコマンドと比べて種類も圧倒的に豊富で、種族を参照するサポートにおいても、まだ差が大きい。 空を覆うほどに巨大で、姿かたちは抽象的なものが多い。進化クリーチャーは巨大ロボットのような姿をとることが多く、その名の通り正に天使のような白い羽毛で覆われた大きな翼を持っている。 命名のルールは「〜の精霊〜」で、進化すると「聖霊王〜」。多種族では「聖霊」が冠詞となっている。デーモン・コマンドとの多種族進化の場合は、「悪魔神王」を冠詞とする。 ドラゴン以外の種族が希少化していた初期ドラゴン・サーガ世界において、非ドラゴンでありながら続投していた種族のひとつでもある。
全体的にファッティ寄りの種族。名目コストを見たクリーチャーの最軽量は《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》と《五憐の精霊オソニス》、(条件付きで)《三界 ザゼンダ》のコスト3である。(2022年6月時点) 黎明期、この種族が光ないしはクリーチャー界の上位というフレーバーがあったと思われ、《光輪の精霊シャウナ》《流星の精霊ミーア》《聖霊王アルカディアス》は登場時点で全クリーチャー最大のパワーを更新していた。エンジェル・コマンド自体も種族内パワー平均が6000程度にのぼっていた。 かなり芸達者で、高パワーブロッカーはもちろん、呪文活用、ドロー、サーチ、マナ回収、条件付き除去能力クリーチャーまでおり、光ができる一通りのことがこなせる。 進化クリーチャーはほとんどが強力なシステムクリーチャーであり、1体で勝負を決めてしまえるほどの力を持つものも多い。光の特徴である「ルール・秩序の制定」を体現するような、意識的なデザインであろう。
エンジェル・コマンド全般に関連する能力を持つカード
エンジェル・コマンドの進化
参考闇エンジェル・コマンド(種族)エピソード2でフィーチャーされた、闇単色のエンジェル・コマンド。光や多色のエンジェル・コマンドとは違った特徴を持つ。(闇単色のエンジェル・コマンド自体はDM-21に収録された《魔聖デス・アルカディア》が初出) これらはDMR-06以前に登場したエンジェル・コマンドの外見をベースに、黒・赤・紫を基調とした暗黒的なカラーリングに骨や鋭角的な装飾といった「堕天使」らしいデザインを持ち、能力もモチーフのクリーチャーを思わせるものとなっている。 ここに挙げる闇エンジェル・コマンドとは闇単色のものを指し、《悪魔聖霊アウゼス》のような光を含むエンジェル・コマンドは含まない。 命名ルールは「〜の堕天〜」で、アンノウンが合わさると「
闇のエンジェル・コマンドは、イラストやその他特性に関して従来の光のエンジェル・コマンドを元にデザインされている。また、闇のエンジェル・コマンド/アンノウンの中で「真実の名」に目覚めたクリーチャーは1体もいない。 また、「闇のエンジェル・コマンド」を「闇天使」と呼称するなど、プレイヤーからは天使と呼ばれることが多く、公式でも天使という言葉を使うことも多いが、実際にカード名で「天使」という言葉がついているのは「聖天使」とつく進化イニシエートであり、エンジェル・コマンドではない。 闇エンジェル・コマンドは、彼ら自身の間でシナジーを形成しているほか、《ウェディング・ゲート》という事実上の専用サポート呪文も持ち、4コストから大型クリーチャー、除去耐性を持つブロッカーまでそろっている。したがって種族デッキを組む際には、従来のエンジェル・コマンドデッキに組み込むほか、闇エンジェル・コマンドをテーマとしたデッキを作ってしまうこともできる。 闇らしく、自身のシールドをコストとしてハンデス、全体除去などを行うクリーチャーが多いため、シールドを増やすカードとの相性が良い。
闇エンジェル・コマンドに関連する能力を持つカード参考その他の文明のエンジェル・コマンド(種族)エンジェル・コマンドは基本的には以上に述べた光や闇が中心の種族であるものの、一部にそのいずれも持たない例が存在する。当項目ではそれらについて述べる。 そのようなクリーチャーは基本的に多種族であり、エンジェル・コマンド単体で光でも闇でもない文明を持つ、あるいは無色である例は存在しない。
その他の文明のエンジェル・コマンドに関連する能力を持つカード参考エンジェル・コマンド(種族カテゴリ)テキストに登場する「エンジェル・コマンド」という語は、名前に「エンジェル・コマンド」とつく種族全体を指す。元々は「エンジェル・コマンド」という種族のみを指す用語だったが、アウトレイジのエラッタの影響とエンジェル・コマンド・ドラゴンの登場によりカテゴライズされ、新たな概念として生じた。 「エンジェル・コマンド」とある種族
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