【青緑コントロール】
青は水、緑は自然を指し、それらの文明で組まれるコントロール。
自然のマナブーストでマナを増やしつつ、水のサーチやドローによってキーカードを確保し、相手の攻撃は水の防御札で捌く。
新章デュエル・マスターズ以前に存在した青緑コントロールでメジャーなものと言えばせいぜい革命編で登場した【青緑サソリス】程度であり、青緑でコントロールを組むと言えば、コンボデッキでどうしても使いたいカードがあるが色が合わないから青緑で組むというケースが専らであった。
しかし、DMBD-02の登場で、《怒流牙 佐助の超人》や《電脳鎧冑アナリス》という、青緑というカラーを大幅にパワーアップさせるカードを獲得してから状況は一変。
デッキの水の比率を下げずにマナ加速を行うことが容易となったことで、水のマナ武装やクリスタル・コマンド・ドラゴン、ジ・アンサーなどのスペックが活きる、青単コントロールに寄せた重量級デッキがそこそこ環境でも結果を残すようになった。
青緑コントロールは一見バウンス程度しか除去がないが、《斬隠蒼頭龍バイケン》や《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》をDスイッチして踏み倒す《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》など、カウンター手段には事欠かない。《奇天烈 シャッフ》など上手く使えば継続的な足止めができるカードもある。
カードのプレイを連続することで無限にマナブーストや手札補充を行うという機構を用意するのにも都合が良く、色の合うフィニッシャーに《水上第九院 シャコガイル》が存在することもあって、【速攻】と然して変わらないキルターンと安全な方法での勝利を両立しやすい。その代表例が【ズンドコピエロ】である。
現在では、【デュエランドエクストラウィン】、【悠久チェンジ】がこれに該当する。
参考