【デュエランドエクストラウィン】
《夢の変形 デュエランド》でコスト7以下の水カードを7枚コスト踏み倒しし、エクストラウィンを狙うデッキ。
当初こそオーバーキルなファンデッキの域を出なかったが、カードプールの増加に伴い、そこそこの結果を残す地雷デッキとなった。基本的に青緑で組まれることが多い。
| 夢の変形 デュエランド SR 水文明 (14) |
| クリーチャー:ジ・アンサー 14000 |
| T・ブレイカー |
| このクリーチャーが召喚されてバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から7枚を墓地に置く。その中から、コスト7以下の水のカードを好きな数、コストを支払わずに使ってもよい。こうして7枚すべてを使った場合、自分はゲームに勝つ。 |
| このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。 |
《夢の変形 デュエランド》によるエクストラウィンを狙う上で障害となるのが
踏み倒し対象の縛りは最初からデッキを青単且つ《デュエランド》以外をコスト7以下のカードで統一すればよく、山札切れは《埋没のカルマ オリーブオイル》などの山札回復で対策するとして、問題は1番目。
正規の手順で召喚するにしても青単では自然のマナブーストが使えず、仮に入れたとしても14マナも貯めるのは非常に時間が掛かるため、やはりここは何かしらのコンボを利用した方が手っ取り早い。
主要カード
共通候補カード
イッツ・ショータイム型
DMR-20で《夢の変形 デュエランド》と共に収録された《イッツ・ショータイム》によるデザイナーズコンボを利用したタイプ。
《アクア大尉 ガリレオ・ガリレイ》ならばマナ武装5を達成した時点で、《夢の兵器 デュエロウ》と《龍素記号X2 アーマ・フランツ》ならば《ピーピング・チャージャー》から繋ぐことで最速5ターン目にして《イッツ・ショータイム》を唱えられる。
欠点は《イッツ・ショータイム》の能力が相手依存で不安定なところ。仮に相手がコスト15以上のクリーチャーを始め《龍世界 ドラゴ大王》や《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》などを手札に温存していた場合は全て水の泡となってしまう。
また、《デュエランド》と同じくこの呪文自体がコスト8であるためエクストラウィン条件を阻害してしまう点も気がかり。
後に《夢の兵器 デュエロウ/イッツ・ショータイム》としてツインパクト化したことにより、コスト7以下に収まった。それにより、複数積めることから以前よりも構築難易度が下がった。
候補カード
青緑折衷型
構築がシノビに寄るため、カウンター構築になりやすい。フィニッシュに必要な枠を《夢の変形 デュエランド》のエクストラウィンを活かして最小化しており、そうして空いた枠に沢山のカウンター札を積みこめる点からカウンター構築にすると非常に粘り強い。
新世壊型
《卍 新世壊 卍》の無月の門99で《イッツ・ショータイム》をコスト踏み倒しするタイプ。
水の魔導具の多くはS・トリガーで相手クリーチャーのバウンス、攻撃封じできる呪文なので受けにも強い。
ただし、《卍 新世壊 卍》の能力で過剰なドローをすると、ライブラリアウトで自滅する可能性もある。
候補カード
マーシャル・クイーン型
《夢の変形 デュエランド》の埋まったシールドを《海魔城 ティーツー》でS・トリガー化して《マーシャル・クイーン》により暴発させるタイプ。
《星龍の記憶》や《暴発秘宝ベンゾ》など他の文明のカードをタッチする場合もあるが、その分エクストラウィンの成功率は低下する。また、いずれにせよシールド焼却には滅法弱い。
ちなみに、自分のシールドが0枚の時に《デュエランド》の能力で《海魔城 ティーツー》などの城が捲れると、要塞化出来ずプレイできなかったと見なされエクストラウィンが不発となるので注意。
候補カード
Q.E.D.型
ドラグハート・クリーチャーである《龍素王 Q.E.D.》の能力によって《夢の変形 デュエランド》のコストを支払わずに召喚する。
《真理銃 エビデンス》をいかに素早く龍解させ、返しのターンを凌ぎきるかがカギとなる。
候補カード
ダイシャリンループ型
《龍素記号Cg ダイシャリン》の能力でチャージャー化した2枚の《セイレーン・コンチェルト》を交互に唱えつつマナ回収する無限ループを活用したタイプ。
バトルゾーンに《氷牙レオポル・ディーネ公》が存在すれば手札が尽きずマナを増やし続ける事が出来る。
ただし、14マナも貯まる頃には山札の残り枚数も半分以下の可能性が高く、ライブラリアウトで自滅しないよう他の型以上に山札管理には注意が必要。
候補カード
弱点
《夢の変形 デュエランド》自身はコスト14でエクストラウィン条件の対象外であるため、キーカードでありながら複数枚投入すると事故要因になりかねない。なるべく《デュエランド》の4枚積みは避け、事前に《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》などのサーチカードで山札に残る《デュエランド》などを可能な限り抜き取りたい。
また、水文明はクリーチャーのサルベージ手段に乏しく、一度《デュエランド》をハンデスされると立て直しが困難となる。序盤で手札に来た《デュエランド》はマナゾーンに置き、必要に応じてマナ回収するなどのプレイングでカバーしたい。
呪文を唱えることそのものを禁じる《音精 ラフルル》、コスト7以下のクリーチャーの召喚そのものを禁じる《時の法皇 ミラダンテXII》は天敵。前者は詰めに使われる札である関係上、出された時点でゲームが終わると思って諦めた方が得策だが、後者は呪文が唱えられるなら除去してしまうべきである。
環境において
2017年9月頃にはチャンピオンシップでの優勝が報告され、上位入賞も数例ほど見られるようになった。その理由として、このカードを《イッツ・ショータイム》でバトルゾーンに出す場合とこのカードの能力でクリーチャーをバトルゾーンに出すのが召喚扱いであり、《異端流し オニカマス》の影響を受けないことが挙がる。DMRP-03で《水上第九院 シャコガイル》が登場したことによりエクストラウィンを勝ち筋とするデッキが流行したことも大きい。
2026年4月下旬には【5色テレポートホールデュエランド】とすべき【5色コントロール】型が結果を出した(アドバンス、32人参加、準優勝)。
《13番目の計画》採用の50枚デッキだが1枚だけ《完全防御革命》が入っており、本来の勝ち筋で濁りであったが許容範囲内であり、そもそも本体自体が1枚採用と盾落ちが前提で2枚採用の《響命龍覇 リンクウッド&ヒビキ》や4枚採用の《鬼修羅と跳次元の決断》を使ってのワンショットなど、サブプランに重きを置く型であった。当然【5色デュエランド】なので《真気楼と誠偽感の決断》を入れない理由はなく、採用枚数は4枚。水単色マナ枠として《謎の存在 メモッタ》が2枚採用されている。場作り用に《流星の逆転撃》が3枚採用されているのも特色。
参考