テンポアドバンテージ
いわゆる「時間」と「効率」のアドバンテージ。「タイムアドバンテージ」とも。
デュエル・マスターズではターン数を経ないとマナは増えず、多彩な行動をすることができない。
また、クリーチャーのアンタップも基本的に毎ターン1回しか行われないため、ターン数を経ないと何度も攻撃することはできない。
よって、マナブーストしたりマナを無駄に使わせたりすることで、時間のアドバンテージを得ることができる。これをテンポアドバンテージという。
水が得意とする「バウンス」能力は、基本的にこのテンポアドバンテージを奪う効果がある。
自分が《スパイラル・ゲート》を使っても、自分が唱えた《スパイラル・ゲート》が墓地に行くだけで、数のアドバンテージ的には自分は不利になっている。
しかし、相手の召喚マナを無駄に使わせることができたという「時間」面で有利になれる。
同じように自然の得意分野であるマナブーストも、テンポアドバンテージを取るための効果である。
マナを増やすことで重いカードを使うまでの時間を短縮できるからである。マナアドバンテージもテンポアドバンテージの一種と言えるだろう。
- 序盤に効率良くカードをプレイし、無駄が無い動きを表して、「デッキとしてのテンポがいい」と使われる場合もある。
- デュエマ、ないしカードゲームにおいて『事故』と呼ばれる事象の大半は、本来意図したテンポアドバンテージを稼げなかった状態に該当する[1]。
参考
テンポアドバンテージに関係しないものは、例えば1度きりしかチャンスのないコンボの失敗など