銀枠
カードの周りの枠が黒ではなく銀色になっていること。
または、そのようなカード。
各種スーパーデッキやMIRACLEカードにおいて採用される。
特にスーパーデッキ・ゼロで採用されてからは、スーパーデッキシリーズの定番仕様となっている。
ほとんどのカードがフォイルとなっており見た目が非常に派手である。特にデッキ全体が銀枠のスーパーデッキは豪華仕様そのもの。
一方、通常の黒枠カードと混ぜてデッキに入れると統一感に欠けることから、デッキビルディングのことを考えて敬遠する人も少なからずいいる。
MIRACLEカードのような特別なカードならともかく、構築済みデッキからパーツとして取った必須カードなどだと特に気になりやすい。
- 銀枠のカードは表面が銀一色のカードの上に、透明なカードシールを張り付けるという工程で製造されている。なので、スリーブをつけない状態で使用していると、通常のカードとは違ってそのシール部分が容易に剥がれてくる。その状態になるとデッキのシャッフルすら難しくなるので、扱いには気を付けるべきである。
シングルカードの販売傾向について
上述の通り銀枠は、デッキに黒枠と混ぜて入れると見た目上の統一感を損なうという性質があり、カード単体を売るシングルカード取引では特にその性質が目につきやすい。
このため、銀枠仕様のカードはシングルカード市場では(黒枠仕様と比較して)安価で取引されている傾向にある。
- 意図されたものかは定かではないが、カードショップ従事者の目線では、銀枠再録は既存強力カードのレートを下げないありがたい再録と言える。
- もともと銀枠しか存在していないカードが黒枠で再録されると人気が集中しやすい。一時的にシングル価格が割高になるケースもあり、すこし様子を見ると結果的に得をすることもある。
- 銀枠のカードの枠を黒で着色し、通常版と偽って販売する悪質な商法も存在するため、通信販売などでは注意。エキスパンションのマークやフレーバーテキストを注視すれば見分けることはできる。
銀枠のカードの例
参考