DMD-20 「スーパーVデッキ 勝利の将龍剣ガイオウバーン」
2014年11月21日発売。価格は2750円(税抜)。現在は絶版。
切札 勝太が使う構築済みデッキ。
デッキの40枚全てが火文明であり、そこに自然との多色カードがタッチされている。ドラゴン・サーガにおける初の多色カードが収録された構築済みデッキである。
以前発売されたスーパーVシリーズ同様、今回も全カード銀枠のフォイル仕様。DMD-18から引き続きビクトリーが再録されているが今回は新規含めてビクトリーを4枚も収録している。
これまでのスーパーデッキの中でも再録が非常に豪勢である。注目すべきは、あまりの強さに殿堂入りとなった《勝利宣言 鬼丸「覇」》、3枚揃えるには高価だった《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》のセットだろう。
それ以外でもシングルカードでのレートが高い《永遠のリュウセイ・カイザー》や《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》、デッキの潤滑油として優秀な《無双竜鬼ミツルギブースト》など、スーパーVデッキの名に恥じぬ非常に豪華な内容となっている。
一方、新規のカードも強力なものが多く、マナ武装をプッシュするカード、カードを参照しドラグハート・フォートレスの除去も可能な呪文、新たなドラグハートなどよりドラゴン・サーガ構築限定戦を盛り上げるものとなっている。
序盤は《爆砕面 ジョニーウォーカー》や《ガントラ・マキシバス》でマナ加速し、《爆熱血 ロイヤル・アイラ》で手札を調整。そこから切札の《勝利宣言 鬼丸「覇」》や《次元龍覇 グレンモルト「覇」》に繋げていくのが主な戦法である。
新規カードは
- 収録カードのガイラオウやアニメ「VS」の劇中のパロディから見ればわかる通り、「北斗の拳」を前面に押し出した宣伝になっておりアニメではミッ土瓶タウン編など世紀末的な状況でより意識した展開になっている。
- 前述のとおり超豪華な再録カード達であり、店頭ポスターでそれらが公開された時からプレイヤーの間で話題を集めた。収録されたカードを1枚ずつシングルカードで購入していくと、場所にもよるが、このデッキの倍以上の値段になることがほとんどである。
- 生産が終了した現在となっては、このデッキを購入するだけでもかなりの財力を要するようになってしまった。
- 派手な収録内容が祟り、このデッキの価格は非常に高騰している。プレミア付きで定価の10倍以上での取引もザラである為、生産終了直後は再販が待ち望まれていたが、公式の通販サイト「タカラトミーモール」では既に取り扱いを終了、多くの再販要望も空しく早期に絶版となってしまった。
- 背景ストーリーでは、グレンモルトが再びガイハートとガイアールを龍解させるべく、修行を続けた末《次元龍覇 グレンモルト「覇」》となり、別世界から強力なハンタークリーチャーを呼び出す能力を身に付けた。その呼び出したカードがこのデッキに収録されているカードである。なおこのデッキに収録されているリュウセイは全て別世界のリュウセイであり、ドラゴン・サーガの闇リュウセイとは別人である。
収録カード
お勧めの改良法
以下はあくまで一例。
火文明
自然文明
サイキック・クリーチャー及びドラグハート
《次元龍覇 グレンモルト「覇」》で出せるカードの範囲があまりにも広いため《次元龍覇 グレンモルト「覇」》のページも参照のこと。
参考