《キングダム・オウ禍武斗/チャージ3回、フリーエントリー!》
キングダム・オウ禍武斗 P 自然文明 (9) |
クリーチャー:グランセクト 14000 |
マッハファイター |
T・ブレイカー |
破天九語:このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを9つブレイクする。 |
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チャージ3回、フリーエントリー! P 自然文明 (10) |
呪文 |
各プレイヤーは、自身の山札の上から3枚をマナゾーンに置く。 |
クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。その後、相手はクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。 |
DMEX-08で登場した自然単色グランセクトツインパクト。
クリーチャー面は、《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》のクリーチャー面でもあった《キングダム・オウ禍武斗》そのもの。
呪文面は、各プレイヤーに3マナブーストとマナゾーンから1体の踏み倒しをさせる。
踏み倒すクリーチャーにはコストやパワー、文明などといった制約がなく、進化クリーチャーすら踏み倒せる。しかしその代わり、相手にも踏み倒しを許してしまう。
やはりライバルは、《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》だろうか。
呪文面を比較すると、あちらほど豪快な踏み倒しは行えないが、「バトルゾーンに出た時」能力が使える点で差別化したい。ただしこの点は、逆に相手も「出た時」能力が使えてしまうデメリットに繋がっているので注意が必要。
普通にマナを払って使う事を考えると、有効に使うのは難しい。このカードを使って踏み倒すなら最低でも11マナ以上のカードを踏み倒したいところだが、その様なカードは召喚時のcipに限定されていることが多く、このカードを使ってまで踏み倒したいカードが少ないためである。
このカードを何らかの手段で踏み倒せば大型クリーチャーの早期登場を狙える。
このカードそのものを踏み倒せる【青緑マニフェスト】は相性が良い。
ツインパクトを多めにした【ダーツデリート】で使うのも良いだろう。
- 片側が全く同じカード面をもちカード全体では異なるカード扱いとなるツインパクトは天地命動 バラギアラに次いで2種目だが、セットではなく追加で登場したのはこのカードが初めて。
- コラボ元は、タカラトミーが販売していた玩具「人造昆虫カブトボーグ」を題材にしたアニメ「人造昆虫カブトボーグ V×V」。従来のアニメでは考えられない型破りな展開[1]が多く、ネット上ではカルト的な人気を誇る怪作として知られている。
- 呪文面の元ネタは「人造昆虫カブトボーグ V×V」の作中の対戦(ボーグバトル)で最も用いられたルール「チャージ3回、フリーエントリー、ノーオプションバトル」から。
- 「チャージ」とはカブトボーグの後輪を回転させ慣性力を溜める動作を指し、「エントリー」とはカブトボーグをバトル場へ投じる(チャージイン)際の条件のことを指す。
つまり、「チャージ3回、フリーエントリー」とは「チャージを3回行った後、バトル場に同時に投げ入れる」ことであり、デュエマにおいてはお互いにマナブーストを3回行った後、バトルゾーンにクリーチャーを出すという形で再現している。
- フレーバーテキストの人物、天野河リュウセイとはクリーチャー面にも描かれている赤いジャケットの少年。「人造昆虫カブトボーグ V×V」の主人公である。
勿論、リュウセイとは何の関係もない。
- フレーバーテキストは彼が作中1話で発言した台詞[2]。
- また、クリーチャー面の背景にはリュウセイと敵対する組織「ビッグバン・オーガニゼーション」の総帥でありリュウセイの父親でもある「ビッグバン」、呪文面にはリュウセイが扱うカブトボーグ「トムキャット・レッド・ビートル」が描かれている。
- イラストを担当しているのは、「人造昆虫カブトボーグ V×V」の監督であり、更にアニメ「デュエル・マスターズ!!」の監督でもある石踊宏氏だと思われる。
関連カード
- DMEX-08
俺はこんなところで負けるわけにはいかない! ― 天野河リュウセイ
収録セット
参考
主要人物の死亡・世界崩壊などの重大な事態を次回予告のナレーションで解決する、回想シーンが捏造される、玩具販促アニメにもかかわらず初放送時点で当の玩具が国内の生産を終了しているなど。
「なぜなら、絶対に負けられない理由があるからだ!」と続くものの、その「絶対に負けられない理由」が明かされることはなかった。