無色
あらゆる文明に属さないことを意味する用語。またはそのようなカードの総称。エピソード2で初登場した。
これらのカードには第二世代枠の時代は灰色を基調にしたカードフレームが使用され、カード名と種族の欄は黒地に白抜きの文字が使われている。また、専用のシンボルを持ち、他の単色カードと同じくマナ数字の枠に使われているが、カードが持つ文明の数だけシンボルが増えていくテキスト欄の背景やカードフレームには描かれていない。文明を示すシンボルはエピソード2以降のアンノウン・アンノイズのイラストに見られる、トライストーンの周囲に浮かぶ文様と同一のものである。
第三世代枠以後は非常にシンプルな無地のデザインに変更され、白抜きの文字も黒文字に変更された。これが登場当初の「ジョーカーズ=無色」という認識を遅らせる要因にもなっている。
DMRP-01発売以降に再録されたものは、シンボルがシンプルな白丸(ただし単なる円ではなく真ん中が膨らんでいる)となり、ジョーカーズの場合は「J」の形になっている。
無色カード自体の初登場はプロモーション・カードの《「武」の頂 マキシマム・ザ・マックス》だが、テキスト中にはじめて「無色」という言葉が登場したのはDMR-07以降である。
「武」の頂 マキシマム・ザ・マックス P 無色 (10) |
クリーチャー:アンノウン/ゼニス 12000+ |
パワーアタッカー+12000 |
ワールド・ブレイカー |
エターナル・Ω |
デュエルマスターズ関連書籍および背景ストーリーにおいては「ゼロ文明」と表記される事が多い。
テキスト上で「無色」という表記が発覚する前も「ゼロ文明」が無色を指す言葉として使われていた。
有色のカードはプレイするために同じ文明のマナがそれぞれ1つ以上支払われている必要があるが、無色のカードにはその制約が無い。これによりデッキカラーに関係なく、さまざまなデッキで使用できるようになっている。
ルール
- 「ゼロ文明」の名前はあくまで背景ストーリー上の用語であり、ゲーム上では「ゼロ文明」という文明が存在しない。そのため、ゼロ文明は特定の文明を参照する能力に影響されない。また、何らかの効果により文明の指定が求められた場合ゼロ文明を宣言することはできない。
その他
- 理論上は、デッキの中身がすべて無色であれば、単色デッキ同様色事故は起きない計算になる。
- ちなみに、無色カードの登場によって単色デッキが色事故を起こす可能性は0ではなくなった。尤も公式サイトのDMデッキ開発部も無色カードの入ったデッキにアイコンを表示しているぐらいなので、無色カードの入ったデッキを「単色」と呼ぶプレイヤーは多くなさそうではあるが。
- 文明ではないため通常デッキカラーとしては数えられないが、記載される場合は他文明の色表記に合わせて『零』が使われることが多い(『白』は光がすでに割り当てられているため)。DMデッキ開発部では『ゼロ』とカタカナで表記されていた。
- バズレンダ能力は、DMRP-13時点では全てのクリーチャーが無色のコストを条件としている。追加コストを払う時のルールは無色カードを使用する時と同じで、文明の指定がないほかコスト軽減によってバズレンダ1回のコストを0まで下げることも可能。
- 各シリーズによるプッシュの都合もあるが、白色という赤に次いでメインで採用される色であり性別や所属に左右されないカラーであるのか登場時期の割に最高レアリティの無色クリーチャーカードが主人公、ライバル、ヒロイン、サブキャラクター、大ボスなど幅広く採用されている色でありそういう意味ではメディア展開では火文明に次いで優遇されている。
全てのクリーチャーが無色の種族
無色クリーチャーが主力の種族
当初は無色の種族として登場したが、のちに文明持ちの例外が少数登場しているもの。
参考
公式Q&A
Q.《不夜城艦 クランヴィア》の下に無色カードがあります。マナゾーンに無色のカードがある時、そのカードを使うことはできますか?
A.いいえ、無色は文明を持ちませんので、唱えることができません。
引用元